9月上旬。論文を投稿していた国際会議から採用通知のメールが届いた。開催地は海外。自分にとっては初の海外となるため、現地の情報収集や両替などの準備もさることながら、旅券(パスポート)を申請する必要があった。
福井県での旅券申請は、いくつかの窓口で行うことができる。今回は、県の旅券室がある福井県国際交流会館に行ってみた。なお、8月下旬にとある事情で大怪我を負ったため、申請は10月に入ってからとなった。
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福井鉄道の裁判所前駅(または市役所前駅)から福井地方裁判所のある交差点まで約3分、さらにそこからさくら通りを東へ歩いて約5分。ガラス張りの建物、国際交流会館がある。福井県の旅券室はこの1階の奥にある。入り口近くに旅券申請用の書類と受付用紙、申請書類の説明書があったため、各1通を取り、初日は家へ持ち帰った。なお、書類の記入については、旅券室で行っても良い(むしろ、係員がその場で本人の自書かどうかを確認できる)。
申請時に必要な書類は以下の通り。
・一般旅券発給申請書:5年または10年(20歳未満は5年のみ)
・戸籍謄本または抄本:本人確認用(市町村役場で申請)
・写真:4.5cm×3.5cm,規格に沿ったもの
・郵便はがき:住所地の確認用
・本人確認証明:運転免許証など(証明によっては2点必要な場合もある)
・前回取得の旅券(ある場合)
・その他:住民票(県内に住所登録のある場合は不要)、印鑑(訂正用)
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書類の記入等を終え、後日、国際交流会館へ。旅券室入り口の受付票を取り、窓口に。
申請書類が書き終わっているので、係員による審査に入った。写真寸法(特に顔の寸法)の確認、記入事項について(ヘボン式ローマ字の綴り、署名など確かに自書したものか、など)の確認が行われた。なお、写真についてはデジタルカメラのものを使用したが、機械での転写時に画質が若干劣化するとの旨を説明された。後で確認した際は、それほどひどい劣化でなかったものの、気になる場合はデジタルカメラの写真を避けたほうが良いのかも知れない。
申請書が受理された後、旅券受け取りの窓口を指定した上で、交付開始日が記載された書類(受領証)を渡された。受け取り開始予定の日付と、受け取り時に必要な書類の説明を受け、その日の手続きは終了した。なお福井県旅券室の場合、旅券の受け取りは、申請日から平日の日にちを数えて6日目には交付される。また、はがきは3日目ごろには、裏面に受け取り日などが記載された形で、表面に記載した住所に返信される。
受け取り時に必要な書類は、まとめると次の通り。
・受領証(窓口で貰ったもの、日付・署名は記入しない)
・はがき(窓口から返信されたもの)
・収入証紙(5年:11,000円、10年:16,000円、窓口近くの自販機などで購入可能)
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翌週、3回目の国際交流会館。受領証、はがき、収入証紙用のお金を持って、旅券室を訪れた。入り口の受付票を取ったが、窓口が他の客と応対していたため、旅券室にある自動販売機にて、必要分の収入証紙を購入し、受領証に貼り付けした(なお、国・県の収入証紙とも切手タイプのため、のりは必要ない)。
窓口の順番が来たところで、受領証とはがきを提出。受領証は係員の前で日付と署名を自書し、受理された。そして待望の旅券、であるが、まずは氏名・性別などに誤りないかを確認。また、最近はICチップ搭載のタイプであるため、確認としてICチップの内容を見せてもらった。内容自体は紙の旅券と同じく、顔写真と氏名などが入っている。その後、旅券と旅券の扱いについての注意書、海外旅行の注意をまとめたリーフレットを受け取り、すべての手続きが終了した。
海外に出るために必要な旅券。申請は少々手間がかかったが、これで準備のひとつが整ったことになる。
○近々、海外に渡航することになっています。帰国後には体験記としてウェブログ上で紹介する予定ですが、それまで(あるいは出国前まで)は具体的な行き先を伏せておこうと思います。
・福井県におけるパスポート申請について、詳しくは福井県のパスポート申請を参照のこと。
(次の記事(本編)へ)
福井県での旅券申請は、いくつかの窓口で行うことができる。今回は、県の旅券室がある福井県国際交流会館に行ってみた。なお、8月下旬にとある事情で大怪我を負ったため、申請は10月に入ってからとなった。
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福井鉄道の裁判所前駅(または市役所前駅)から福井地方裁判所のある交差点まで約3分、さらにそこからさくら通りを東へ歩いて約5分。ガラス張りの建物、国際交流会館がある。福井県の旅券室はこの1階の奥にある。入り口近くに旅券申請用の書類と受付用紙、申請書類の説明書があったため、各1通を取り、初日は家へ持ち帰った。なお、書類の記入については、旅券室で行っても良い(むしろ、係員がその場で本人の自書かどうかを確認できる)。
申請時に必要な書類は以下の通り。
・一般旅券発給申請書:5年または10年(20歳未満は5年のみ)
・戸籍謄本または抄本:本人確認用(市町村役場で申請)
・写真:4.5cm×3.5cm,規格に沿ったもの
・郵便はがき:住所地の確認用
・本人確認証明:運転免許証など(証明によっては2点必要な場合もある)
・前回取得の旅券(ある場合)
・その他:住民票(県内に住所登録のある場合は不要)、印鑑(訂正用)
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書類の記入等を終え、後日、国際交流会館へ。旅券室入り口の受付票を取り、窓口に。
申請書類が書き終わっているので、係員による審査に入った。写真寸法(特に顔の寸法)の確認、記入事項について(ヘボン式ローマ字の綴り、署名など確かに自書したものか、など)の確認が行われた。なお、写真についてはデジタルカメラのものを使用したが、機械での転写時に画質が若干劣化するとの旨を説明された。後で確認した際は、それほどひどい劣化でなかったものの、気になる場合はデジタルカメラの写真を避けたほうが良いのかも知れない。
申請書が受理された後、旅券受け取りの窓口を指定した上で、交付開始日が記載された書類(受領証)を渡された。受け取り開始予定の日付と、受け取り時に必要な書類の説明を受け、その日の手続きは終了した。なお福井県旅券室の場合、旅券の受け取りは、申請日から平日の日にちを数えて6日目には交付される。また、はがきは3日目ごろには、裏面に受け取り日などが記載された形で、表面に記載した住所に返信される。
受け取り時に必要な書類は、まとめると次の通り。
・受領証(窓口で貰ったもの、日付・署名は記入しない)
・はがき(窓口から返信されたもの)
・収入証紙(5年:11,000円、10年:16,000円、窓口近くの自販機などで購入可能)
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翌週、3回目の国際交流会館。受領証、はがき、収入証紙用のお金を持って、旅券室を訪れた。入り口の受付票を取ったが、窓口が他の客と応対していたため、旅券室にある自動販売機にて、必要分の収入証紙を購入し、受領証に貼り付けした(なお、国・県の収入証紙とも切手タイプのため、のりは必要ない)。
窓口の順番が来たところで、受領証とはがきを提出。受領証は係員の前で日付と署名を自書し、受理された。そして待望の旅券、であるが、まずは氏名・性別などに誤りないかを確認。また、最近はICチップ搭載のタイプであるため、確認としてICチップの内容を見せてもらった。内容自体は紙の旅券と同じく、顔写真と氏名などが入っている。その後、旅券と旅券の扱いについての注意書、海外旅行の注意をまとめたリーフレットを受け取り、すべての手続きが終了した。
海外に出るために必要な旅券。申請は少々手間がかかったが、これで準備のひとつが整ったことになる。
○近々、海外に渡航することになっています。帰国後には体験記としてウェブログ上で紹介する予定ですが、それまで(あるいは出国前まで)は具体的な行き先を伏せておこうと思います。
・福井県におけるパスポート申請について、詳しくは福井県のパスポート申請を参照のこと。
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