役所 信太のひとりごと。。。(カウントダウン365×4→0)

旅先で感じたことや報道など私的に思うこと

昔は常識、でも今は大きな間違いだった・・・良くあることですが・・・

2010年11月07日 22時41分59秒 | Weblog
秋の紅葉の季節といえば、
思い出すのは大学の学園祭のこと。
模擬店の準備で忙しかったことを思い出します。

そういえば・・・、
最近の学生さんは・・・
楽しく笑う姿を見て
みんな歯がきれいだと思います。

遠足などで見かける賑やかな小学生も
みんな歯がきれいに思います。

私の小学生のころは・・・

歯がガタガタ、
歯並びがグチャグチャなど
汚い子供が多く、
というか虫歯の子が多かったような気がします。

昭和の時代のことを思い出しました。

そういう私も歯並びは良いんですが・・・

虫歯の治療痕が奥歯に5本もあります。
いわゆる銀の詰め物です。

小学校に入ったころは虫歯なしでした。

「はははのはなし」という絵本が好きで
  何度も読んでいました。

「虫歯はいやだ」と
  真剣に考えていたような気がします。

しかし、2年生くらいになると
小学校の歯科検診で1本みつかり・・・。

C1あたりの軽度の虫歯1本。

昔は小学校の権威がやたら強くて
検査で異常が見つかると
必ず病院で治療に行かされた時代でした。

もし病院に行かなかったら
すぐに再通知、呼び出し・・・。

歯科医はなんでも削って詰め物・・・

悲しいかなそんな時代でした。

現代の歯科医療では
C1などの軽度の虫歯は、
人間の唾液の自然治癒力で削ったりしません。

なぜなら、
削った痕やかぶせた銀の下から虫歯が繁殖するからです。

虫歯の歯科治療よりも
歯垢おとしや
フッ素コーティングなど予防に積極的に取り組んでいます。

私の場合、結局、
軽度の虫歯でも
削って削って どんどん歯がなくなって
体も大きくなり
当然ながら銀を詰めた歯も合わなくなり
中学のころに5本、
大きな銀の詰め物をすることになりました。

昭和の歯科治療は
間違っていたということになります。

保健センターに勤めていたころ
歯科医師に直接聞きましたが

「軽度のC1程度は状況にもよるけど削ったりしない方がいい。
 唾液の自然治癒力で治る場合の方が多い。
 昭和の頃は当たり前の治療法だったが、
 誤りだったと思う」とのことでした。

「当時は当たり前のこと・・・
  しかし、実はそれが大きな間違いだった・・・」

そんな事例は歴史ではよくあること。

そういえば、
先日読んだ雑誌に同じようなことを言ってた評論家がいました。

歯の話ではないです・・・

日本の資源のこと・・・
「メタンハイドレート」のことなのです。

昭和の頃以来、

ずっと「日本には資源がない」と
馬鹿のひとつ覚えのように聞かされてきました。

しかし、
その評論家は、
「日本は資源大国、世の中に騙されるな!」と書いてありました。

メタンハイドレートは
今後石油などの化石燃料の代替として
研究されているエネルギー資源。

日本の近海にも豊富に埋蔵され
特に日本海からオホーツク海沿岸では
かなりの量が埋蔵されているらしい。

しかし、他の文献などでは
メタンは地球温暖化の原因になる物質であるため
使い方を間違えれば非常に危険と警告しているものもある。

また、別の文献では、
「メタン」は田畑などの土地からも放出されていて
現代の地球温暖化の主要原因は二酸化炭素ではなく
稲作などの農地から放出されたメタンが原因だとしているものもある。
温暖化効果は
二酸化炭素の20倍以上と書いていました。

危険なエネルギー資源なら
原子力発電のウランやプルトニウムなどもあるので
「メタンハイドレート」が危険だから使用不可能という理論は無理があると思う。
使えるかどうかは
今後の温暖化への影響を
さらに研究することが重要だと思います。

ただ、
石油エネルギーが枯渇してくる可能性がある中
現代文明社会には「電力」は
絶対に必要なインフラ。
電力を維持するためのエネルギー源のことを考えると、
代替エネルギーの発見・開発は
必ず必要となってきます。

ここで、
最近の新聞報道での諸外国との外交ニュースです。
尖閣諸島沖での中国漁船衝突事故、
日本領土の北方領土へのロシア大統領の無断訪問、
島根県沖竹島の韓国とのイザコザ。

日本の近海に眠る天然資源メタンハイドレート・・・

新しい石油資源や潤沢な漁場としての資源も確かにあると思いますが
本当は
この次世代のエネルギー資源として注目されるメタンハイドレートを
目当てにしているのではないでしょうか・・・。

「日本には資源が無い・・・実は嘘だったのでは・・・」

昔は当然のこと、常識であること、
しかし、実は大きな間違いだった・・・。

そんなことを思い起こしました。

新聞報道や社説を見ると・・・

日本の外交は後手後手で
前原外務大臣がかなり叩かれていますが
はたしてそうでしょうか。

尖閣諸島や竹島、北方領土問題など
昭和から平成時代にかけて
何十年もずっと自民党政権と外務省が
放置していたからではないでしょうか。

今後・・・
自国の資源を搾取されることから守るために
強硬な外交が必要ではないでしょうか。

軍事力を背景にできない日本の外交は、
裏を読み、
先を読み、
経済援助や技術支援など飴と鞭をうまく使い駆け引きを駆使し、
強気と無視をうまく使い
諸外国を仲間に引き込みうまく利用することが重要と思うのです。

友愛とか協調とか
及び腰外交では足元見られるだけ。

武器は火器爆弾だけではないのです。

昨今の急激な外交問題の出現を見ても
前原大臣は
中国などにかなり恐れられているように思えます。
そんな存在だからこそ、
今外務省も野党もみんな協力して
外敵に当たってほしいと思うのです。
国益の問題なのですから
管轄とか部外者とか言ってないで
協力してほしいです。

歯の話から、そんなことを思うのでした。

。。。。。