福島原発災害のニュースが
連日報道されています・・・。
事故のリスクマネイジメントが
不十分だったことが
一番の原因だったという報道もあります。
いろいろ報道等を見ていると・・・・
何が本当で何が建前なのか
分からなくなってしまいます。
政府の対応が
後手後手になっている感が否めませんが
なぜそうなったのか
政治家や官僚が
何もできない小心者という理由だけでは
済まされない「何か」が
有るような気がしてなりません。
新聞を見ていると
アメリカやフランスの技術指導により
先日東電は「行程表」を示したそうで・・・。
アメリカの無人ロボットが
高濃度汚染された施設に入って調査を開始したり・・・。
福島第一原発の原子炉や電源装置は、
アメリカ製と雑誌で読みましたが
アメリカでのハリケーンやツイスターには危機管理ができているが
津波には全く対処できないし想定もしていないので
現状を把握することは不可能などともいわれています。
このことはほとんど報道されません。
なぜなのでしょうか?
様々な情報が氾濫しています。
何が正しいか
私にはわかりません。
震度、ガル、シーベルト、ベクレルなど
単位も難しく理解がしにくい・・・。
その中でも気になったのが
4月20日のニュースで
汚染水の濃度を低くする浄化システムを
導入するとした ことです。
ほぼ国営のフランスのアレバ社が
入って処理するようです。
アレバ社の技術をもっと早く
入れていれば被害の拡大を防げたと
多くの評論家諸氏が言っています。
しかし、
現実を見れば
アレバ社は
青森の六ヶ所村の核燃料再処理施設での技術提供において
技術のずさんさによって
未だに何十年も稼働できなくて
当初7千6百億円の見積もりが
2兆2千億円を超える巨額の費用を
費やす大失態を演じています。
今回の汚染水濃度低減で
そんなアレバ社が費用の交渉を後回しにし
契約を交わさず
フランスの技術を導入するということは
泣き面にハチ・・・
そんなことになるのは目に見えてます。
アレバ社のCEOは
「解決策を早急にすべきで
契約など今そんなことを言っている場合ではない」
と会見で言っていましたが
含み笑いを浮かべ
「日本政府がサポートするので費用は信用してます」
そう言ってのけた・・・。
六ヶ所村のフランスの今までの対応を見ていて
「震災後だし善意の対応をしてくれる」という
日本人的な考えを排除しなければ
後々大変なことになるような気がします。
1兆円規模の
飛んでもない巨額の請求をされかねない。
それと同じく
日本の原子力技術は
最先端を行くアメリカからの技術を導入し
開発された経緯がある。
特許のごとく
詳しいことは教えてもらえないのが現状ということが
あまり報道されていません。
同じようなことに
戦後処理で
日本の航空技術もほとんど自国で開発できず
アメリカが
日本国内で制作禁止しているという現実がある。
原発も航空機も作れないようされている。
ニュース番組などで
原発の詳細な部分の図解などで評論されていますが
原子炉の内部の詳細は
実は
制作者のアメリカのジェネラルエレクトリック社に
秘密にされていて
未だに公開されていないというのが現状なのです。
アメリカでは
核兵器技術も原子力発電技術も
戦略兵器技術として同等に扱われているため
仮想敵国に情報が漏れることを恐れて
すべて秘密にされている。
原発が出来た当初
詳細技術を秘密にする代わりに
有事の時には同盟国ということで
「助ける」と言う交渉がなされていたようです。
そういう交渉を
自民党時代にやっていたらしい。
時代の流れとともに
政策の都合上
原子力安全神話ができあがり・・・
何十年も信じられてきた。
政府では
費用のかかる危機管理が合理化の名のもと
ないがしろにされ始め・・・
有事の想定が甘くなり・・・。
東電の技術者にも安全神話が浸透し・・・
いつしか東電発信となって安全神話ができあがり、
もしもの時は政府とアメリカが何とかしてくれる
そう思いイデオロギーのようになり・・・
実際に有事が発生・・・
現政府は政府側で
民間企業の東電のいう安全神話を鵜呑みにし
日本の大企業なのだから
事故処理等すべての技術が民間企業側にある
そう思っていたのではないでしょうか。
大昔にされた交渉と
秘密にされた原子炉内部の詳細のことを
全く知らなかった民主党は
事故などの有事の際
アメリカが助けてくれることを知らずに
初動で断りを入れたのではないでしょうか。
東電側は
「有事」のため
アメリカと政府が何とかしてくれると思い
「現場から撤退します」と発言、
それに怒った菅首相は
東電本社に怒鳴りこみに行きました。
あとから「一部職員だけ」とか言い訳をしていましたが・・・
菅首相が怒鳴ることに違和感を覚えた東電側は
きっと大昔の交渉事で決まっていた事なのに
「何故我々が対処するのだ」
「原子炉内部まで詳細は知らないのに・・・」
そう思っての発言だったに違いない。
菅首相も官邸に戻った後、
「交渉事」のあったことを
仙谷さんあたりから聞いて知ったのでは・・・
それで仙谷さんを副官房に戻したのではないでしょうか。
エライさんのプライドが一度断ったことを
再度依頼しにくくて・・・
1か月以上過ぎて
アメリカの無人ロボットが入ったのでは・・・
有事の時の対応に
東電は政府が
政府は東電が対応すればいい
そういう甘えがあったのではないでしょうか。
現に東電は
重要な部分の詳細な技術を誰も知らないし
どうすればいいかわからない・・・。
政府も東電が対処すべきと
内心は思っているし・・・。
「交渉事」は
自民党が引き継ぎで教えてくれなかったと
責任転嫁してるし・・・。
で、後手後手に回ってしまい・・・
でも対応しなければいけないわけで・・・。
とりあえず
期待を寄せていた原子力安全委員会に
対応を丸投げしようとしたが、
失敗し、
でも、
政府が何もできないと思われては困るので
官房長官が広報する形になったのでは・・・・。
本心では
善意の第三者が助けの手を差し伸べて
くれるのを望んでいたのではないでしょうか。
国際社会に
表面的に助けてくれることはあっても
本当の善意など無いし
自国の利益など思惑が無ければ
助けてくれないのが当たり前。
事故後すぐにアメリカが技術提供を申し出て来たのは
昔の交渉があったからではないでしょうか。
当たり前に
日本では善意でやっていることが
世界では非常識なのです。
「ものを盗まない」
「パニックにならない」など
震災後の庶民の対応で
世界が賞賛したことが証明しています。
その後・・・
アメリカは自国の原子力発電制作が
この福島の原発処理で
世論が「原発はいらない」となった場合を憂慮し、
もう一つは
公にはされていない詳細な原子炉の内部の情報を
ひたすら隠すために
陰で日本政府を操っている感じがするのです。
そしてフランスは
儲けを期待し現場に入っているように思うのです。
日本はカモといった感じでしょうか。
戦後ずっと
諸外国の顔色をうかがい
難題は先送りにし
保身ばかりに精を出してきた日本の政治が
こういった事態を目の当たりにしても
なお顔色をうかがい
難題に立ち往生し
こんなときにも保身に走り
更に
アメリカやフランスの行動を読み切れず
また、陰では
東電と政府の責任のなすりつけ合いも重なり
機能不全に陥っているのではないでしょうか。
あくまで個人的な仮説ですが
いろいろな情報を見ていると
そんな気がするのです。
誰の責任とか
誰が悪いとか言いたいのではなく・・・。
国民が選挙で選んだ国会議員。
人間は自然をも支配するといった「おごり」。
日本の技術があれば何でもできるという「傲慢」。
誰かがやってくれるだろうという「思いこみ」。
人がこなしてきた歴史の忘却。
いろんなことが
ないがしろにされて来たことへの
「人間としての反省」が大事ではないでしょうか。
。。。。。
連日報道されています・・・。
事故のリスクマネイジメントが
不十分だったことが
一番の原因だったという報道もあります。
いろいろ報道等を見ていると・・・・
何が本当で何が建前なのか
分からなくなってしまいます。
政府の対応が
後手後手になっている感が否めませんが
なぜそうなったのか
政治家や官僚が
何もできない小心者という理由だけでは
済まされない「何か」が
有るような気がしてなりません。
新聞を見ていると
アメリカやフランスの技術指導により
先日東電は「行程表」を示したそうで・・・。
アメリカの無人ロボットが
高濃度汚染された施設に入って調査を開始したり・・・。
福島第一原発の原子炉や電源装置は、
アメリカ製と雑誌で読みましたが
アメリカでのハリケーンやツイスターには危機管理ができているが
津波には全く対処できないし想定もしていないので
現状を把握することは不可能などともいわれています。
このことはほとんど報道されません。
なぜなのでしょうか?
様々な情報が氾濫しています。
何が正しいか
私にはわかりません。
震度、ガル、シーベルト、ベクレルなど
単位も難しく理解がしにくい・・・。
その中でも気になったのが
4月20日のニュースで
汚染水の濃度を低くする浄化システムを
導入するとした ことです。
ほぼ国営のフランスのアレバ社が
入って処理するようです。
アレバ社の技術をもっと早く
入れていれば被害の拡大を防げたと
多くの評論家諸氏が言っています。
しかし、
現実を見れば
アレバ社は
青森の六ヶ所村の核燃料再処理施設での技術提供において
技術のずさんさによって
未だに何十年も稼働できなくて
当初7千6百億円の見積もりが
2兆2千億円を超える巨額の費用を
費やす大失態を演じています。
今回の汚染水濃度低減で
そんなアレバ社が費用の交渉を後回しにし
契約を交わさず
フランスの技術を導入するということは
泣き面にハチ・・・
そんなことになるのは目に見えてます。
アレバ社のCEOは
「解決策を早急にすべきで
契約など今そんなことを言っている場合ではない」
と会見で言っていましたが
含み笑いを浮かべ
「日本政府がサポートするので費用は信用してます」
そう言ってのけた・・・。
六ヶ所村のフランスの今までの対応を見ていて
「震災後だし善意の対応をしてくれる」という
日本人的な考えを排除しなければ
後々大変なことになるような気がします。
1兆円規模の
飛んでもない巨額の請求をされかねない。
それと同じく
日本の原子力技術は
最先端を行くアメリカからの技術を導入し
開発された経緯がある。
特許のごとく
詳しいことは教えてもらえないのが現状ということが
あまり報道されていません。
同じようなことに
戦後処理で
日本の航空技術もほとんど自国で開発できず
アメリカが
日本国内で制作禁止しているという現実がある。
原発も航空機も作れないようされている。
ニュース番組などで
原発の詳細な部分の図解などで評論されていますが
原子炉の内部の詳細は
実は
制作者のアメリカのジェネラルエレクトリック社に
秘密にされていて
未だに公開されていないというのが現状なのです。
アメリカでは
核兵器技術も原子力発電技術も
戦略兵器技術として同等に扱われているため
仮想敵国に情報が漏れることを恐れて
すべて秘密にされている。
原発が出来た当初
詳細技術を秘密にする代わりに
有事の時には同盟国ということで
「助ける」と言う交渉がなされていたようです。
そういう交渉を
自民党時代にやっていたらしい。
時代の流れとともに
政策の都合上
原子力安全神話ができあがり・・・
何十年も信じられてきた。
政府では
費用のかかる危機管理が合理化の名のもと
ないがしろにされ始め・・・
有事の想定が甘くなり・・・。
東電の技術者にも安全神話が浸透し・・・
いつしか東電発信となって安全神話ができあがり、
もしもの時は政府とアメリカが何とかしてくれる
そう思いイデオロギーのようになり・・・
実際に有事が発生・・・
現政府は政府側で
民間企業の東電のいう安全神話を鵜呑みにし
日本の大企業なのだから
事故処理等すべての技術が民間企業側にある
そう思っていたのではないでしょうか。
大昔にされた交渉と
秘密にされた原子炉内部の詳細のことを
全く知らなかった民主党は
事故などの有事の際
アメリカが助けてくれることを知らずに
初動で断りを入れたのではないでしょうか。
東電側は
「有事」のため
アメリカと政府が何とかしてくれると思い
「現場から撤退します」と発言、
それに怒った菅首相は
東電本社に怒鳴りこみに行きました。
あとから「一部職員だけ」とか言い訳をしていましたが・・・
菅首相が怒鳴ることに違和感を覚えた東電側は
きっと大昔の交渉事で決まっていた事なのに
「何故我々が対処するのだ」
「原子炉内部まで詳細は知らないのに・・・」
そう思っての発言だったに違いない。
菅首相も官邸に戻った後、
「交渉事」のあったことを
仙谷さんあたりから聞いて知ったのでは・・・
それで仙谷さんを副官房に戻したのではないでしょうか。
エライさんのプライドが一度断ったことを
再度依頼しにくくて・・・
1か月以上過ぎて
アメリカの無人ロボットが入ったのでは・・・
有事の時の対応に
東電は政府が
政府は東電が対応すればいい
そういう甘えがあったのではないでしょうか。
現に東電は
重要な部分の詳細な技術を誰も知らないし
どうすればいいかわからない・・・。
政府も東電が対処すべきと
内心は思っているし・・・。
「交渉事」は
自民党が引き継ぎで教えてくれなかったと
責任転嫁してるし・・・。
で、後手後手に回ってしまい・・・
でも対応しなければいけないわけで・・・。
とりあえず
期待を寄せていた原子力安全委員会に
対応を丸投げしようとしたが、
失敗し、
でも、
政府が何もできないと思われては困るので
官房長官が広報する形になったのでは・・・・。
本心では
善意の第三者が助けの手を差し伸べて
くれるのを望んでいたのではないでしょうか。
国際社会に
表面的に助けてくれることはあっても
本当の善意など無いし
自国の利益など思惑が無ければ
助けてくれないのが当たり前。
事故後すぐにアメリカが技術提供を申し出て来たのは
昔の交渉があったからではないでしょうか。
当たり前に
日本では善意でやっていることが
世界では非常識なのです。
「ものを盗まない」
「パニックにならない」など
震災後の庶民の対応で
世界が賞賛したことが証明しています。
その後・・・
アメリカは自国の原子力発電制作が
この福島の原発処理で
世論が「原発はいらない」となった場合を憂慮し、
もう一つは
公にはされていない詳細な原子炉の内部の情報を
ひたすら隠すために
陰で日本政府を操っている感じがするのです。
そしてフランスは
儲けを期待し現場に入っているように思うのです。
日本はカモといった感じでしょうか。
戦後ずっと
諸外国の顔色をうかがい
難題は先送りにし
保身ばかりに精を出してきた日本の政治が
こういった事態を目の当たりにしても
なお顔色をうかがい
難題に立ち往生し
こんなときにも保身に走り
更に
アメリカやフランスの行動を読み切れず
また、陰では
東電と政府の責任のなすりつけ合いも重なり
機能不全に陥っているのではないでしょうか。
あくまで個人的な仮説ですが
いろいろな情報を見ていると
そんな気がするのです。
誰の責任とか
誰が悪いとか言いたいのではなく・・・。
国民が選挙で選んだ国会議員。
人間は自然をも支配するといった「おごり」。
日本の技術があれば何でもできるという「傲慢」。
誰かがやってくれるだろうという「思いこみ」。
人がこなしてきた歴史の忘却。
いろんなことが
ないがしろにされて来たことへの
「人間としての反省」が大事ではないでしょうか。
。。。。。