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詩と物語を紡ぎます

かーふいー・たい

2017-12-12 18:30:00 | daily tsukasa
   かーふいー・たい


さぼてんゆかり、です。
【しはす】も【ちゆうじゆん】、さむいまいにちですが、おげんきですか?

いつかぶり、おかえりなさいの、つかささんと、【かーふいー・たい】をたのしんでます。さむい【ろんり・たい】より、あつたか【かーふいー・たい】ですね。うーん、いいかおり。

つかささん。

はい?

しあわせですか?

はい、しあわせです。

ゆかりも、しあわせです。


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2017/12/12
18:18 pm
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東の空、西の空

2017-12-12 07:00:00 | poem
   東の空、西の空



各駅停車の行き過ぎる、午前六時五十三分の、踏み切りと電線の向こう側には、見えない地平があって、やはり見えないままの朝陽が、これから空を生命の色で染めようと、その色を鮮明に燃やしているらしい。



片や朝ご飯の匂いが、――取り分け、炊き立てご飯と味噌汁の匂いが漂っている、午前六時五十七分の路地裏と電線の向こう側では、昨夜の十六夜から月齢十七へと顔を換えた月が、白く白く、西に傾いて行く。


東の空に昇る朝が目覚め、西の空に沈む朝が眠り、二つの朝が交差する、時間軸の任意の点が、あなたでありわたしなのだという不可思議から目を逸らして、通勤通学する人は真っ直ぐ向いた前に、何を見ているのだろう?


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written:2017/12/06 〜 09
elaborated:2017/12/09 〜 11
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