先にお知らせした変なベースの件、
気になって気になってしょうがない。
で、楽器屋のオヤジが言うには、
「元々スペインの何とかイバニョスと言う名前のギター職人の会社が倒産し、
それを日本の何たら(名前聞いたが知らないので忘れた)
と言う楽器屋が買収した。(ずいぶんと前のことらしい)
その後、8弦ギターやら7弦ベースやら、
変態チックな作品を出すことで一躍有名になったらしいが、
その会社が2010年のアメリカ何ちゃら楽器ショー
(アメリカで開催される世界最大級の楽器展示会、
一般人には公開されず有名人しか入れないらしい。
この不況時に、桁違いに高額な楽器が有名アーティストや楽器屋に、
飛ぶように売れるらしい)
に出品したショーケースモデル(車で言うとプロトタイプね)」
だそうです。
なるほど、どうりで変態チックなわけです。
当時はショーケースモデルと言うことで、
結構な値段が付いていたそうですが、
こんな変なものが
どー考えても爆発的に売れるワケが無い。
で量産ベースにも乗らず、
作っちゃった試作品も、どこへ行っても邪魔者扱いで、
売れないものは製造業の世の常、
こんな東南アジアの片田舎まで流されてきて
二束三文で叩き売られていた、
と言う、悲しい末路をたどってしまったのではないか?
などと妄想にふけっていたのでした。
「そうかそうか、それはかわいそうに。
色白で気立てもいいのにさぞかし辛かったろうになあ。」
と、運命的な出会いを感じてしまったわけです。
そこで、
「よっしゃっ! こうたるこうたる、オジさんがこうたるで!」
というわけで、
結局連れ帰ってきてしまった。
ようこそ、「変態の森」 へ!