紀南文化会館のロビーに「粘菌」が展示されていました
拡大鏡で覗いてみると・・
植物っぽく見えますが、植物でも動物でも、菌類でもない「いきもの」なんですって
じつは・・この「粘菌」は、おまけ(?)で、目的は「お能」の鑑賞
上演された新作狂言「熊楠と粘菌様」に合わせて、南方熊楠顕彰館が展示されたものです
あらかじめストーリーを読んでいるものの、台詞がなかなか聞き取れません
それでも、地謡やお囃子、美しく豪華な衣装や優雅な所作に惹かれていって・・
「殺生石」のお囃子のかけ声が、もの悲しい狐の遠吠えのようで・・・
どんどん、どんどん、石が割れて妖怪(狐)が飛び出すクライマックスへ向かっていきます
鬼気迫るかけ声が本当に凄かった