花②の よもやま話

好きな花の事など・・・

南九州旅行 ⑤

2023-12-11 23:22:32 | 旅行

【知覧特攻平和会館】・・・ 鹿児島県南九州市  【12/5 撮影】

写真が撮れるのはロビーまで・・・

あまりにも悲しすぎた【展示室】

写真は【鹿児島県観光サイトかごしまの旅「知覧特攻平和会館」】からお借りしました

第二次世界大戦末期の1945(昭和20)年3月26日から7月19日まで行われた

「陸軍の沖縄特攻作戦」で亡くなった、1036名の顔写真や遺書等が展示されています

この作戦で亡くなった特攻隊員は17歳から32歳、平均年齢21.6歳  

なんと若い命が

後、数か月で終戦なのに・・・

 

まるで書道の先生が書いたような達筆な遺書が多くてびっくり

検閲があったからでしょうか

笑って征きます 悲しまないでください 皇国の恩に報いる為・・・など

でも、行間に秘められた思いに胸が熱くなります

 

お父さより、お母さんという言葉をたくさん見かけました

写真に撮れないのでうろ覚えのことも多く

ネットで見つけた相花信夫少尉の遺書をご紹介

 

相花信夫少尉(宮城県出身1945年5月4日に出撃し、18歳で戦死)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

母上御元気ですか。永い間本当に有難うございました。

我六歳の時より育て下されし母。

継母とは言え世の此の種の女にある如き不祥事は一度たりとてなく、

慈しみ育て下されし母。

有難い母 尊い母。俺は幸福だった。

 

遂に最後迄『お母さん』と呼ばざりし俺。

幾度か思い切って呼ばんとしたが、何と意志薄弱な俺だったろう。

母上お許し下さい。さぞ淋しかったでしょう。

今こそ大声で呼ばして頂きます。

お母さん、お母さん、お母さんと

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんでこんな残酷な事が という怒りと悲しみ理不尽さで胸いっぱいで表に・・

桜並木に「靖国に帰ってきます」の遺書を思い出して又、涙を

 

 機会があったら、是非「知覧特攻平和会館」へ・・・

コメント (2)
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