一般公開されていない、恵泉女学園大学管轄の「恵泉蓼科ガーデン」は
本格的なイングリッシュガーデン
踏み石伝いに行くと突然「ボーダーガーデン」が現れました
手前は低く、後ろに行くほど背の高い宿根草のガーデンは
倒れないよういろいろ工夫されています
後列には、黒い棒が右に二本、左に二本立てられていて
ゴムのように伸びるワイヤー(?)で細長い長方形に囲んでいます
簡単にワイヤーを上げ下げ出来、成長に応じて高さを調整します
手前の背の低い方には、先生が手にされているような木の枝を使い、土に差し込むと
まるで何もないように草花に溶け込んだつっかえ棒になります
この木がない方が、ボーダーガーデンが長く見えるのにと思えるのですが・・
春夏秋冬姿を変える「シデコブシ」 写真で納得しました(花盛りすごいです)
最近、ほとんど植えられていないバラ「小町」 大変強いそうです
【ヒョウタンボク】実が二個、瓢箪のようにくっついてなります
写真ではちょっと分かりにくいけど「ロックガーデン」
落ち葉を腐葉土に・・3年かかるので3つあります
1985年に造られた「恵泉蓼科ガーデン」
敷地面積3200坪、標高1150mの蓼科の高原に位置し、冬は60㎝も土が凍るのだとか
可能な限り自然をそのまま受け入れ、八ヶ岳の石や、風土にあった植物を使い
ここの土地に合った植物は辺りの野の草花から学ぶ・・・
素敵なガーデンです
「恵泉女学園大学」が24年以降の募集停止し、閉学になるそうで・・・
ガーデンの行く末も心配