サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

チャー在籍のバッド・シーン BAD SCENE

2011年11月15日 00時24分43秒 | 邦楽
当時のニューミュージックマガジンからかなり興味深い特集があったので、
ピックアップして何度か更新していきたいと思います。

1973年の7月号に「マガジンが見つけた19の実力派グループ」の特集がそれ。

まずはチャー在籍のバッド・シーン!

この特集、なかなか見たことがない写真が使われておりそこも見ものの一つですが、
このバッドシーンもその一つではないでしょうか?

一番奥がチャー氏だと思うんですが、どうでしょうか?

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金子光則 ボーカル(シュアー)
CHAR ギター(フェンダー=ストラトキャスター)
成瀬ヒロ ベース(フェンダー=ジャズ・ベース)
長谷川康之 ドラム(ヤマハ特注)

長谷川君が慶応高校の仲間3人と金子君でバンド結成したのが71年の2月。途中メンバー交代が何度かあって(ギターとベース)今年の4月に現メンバーになった。成瀬君意外の3人はまだ学生。コンサート活動は、学園祭、文化祭を中心にOZ、ジャンジャンなどへ出演してきた。ステージでは日本語のオリジナルがほとんどだが、メンバー全員がカクタス、というよりもティム・ボガード、カーマイン・アピスにはまっていて、時々そのコピーもやる。ステージ上のアクションもハード・ロック・グループの割にはかなり派手で見せることもかなり考えている。一応まとまってはいるがギターをはじめまだこれからといった感じ。今年8月にキングから初のシングル盤A「すべてがわかる時」B「ロックン・ロールをぶっとばせ」が出る。

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よく知られたチャーのバンド活動としては初期の「バッド・シーン」。自身が参加したバンドでの発売された音源はこれが初。ベースの成瀬ヒロはもちろん「鳴瀬喜博」。ドラマーの長谷川康之は近田春夫&ハルヲフォン、カルメン・マキ&OZ などで後に活躍した方。

今考えてもすごいメンバーが揃ってます。

それにしてもまだまだこれからのバンドとはいえ、
チャーを掴まえて「ギターをはじめまだこれから」
という記述は後から読むと面白いですね。

カクタスのカバーやステージ・アクションが派手だったという記述も
非常に想像力をかき立てられます。どこかにLIVE音源残ってないんでしょうか。


音源自体は結局シングル一枚しか出せず仕舞い。

A面/B面とも1999年発売のオムニバスで聞くことが出来ます。



オムニバス
『ニューロックの夜明け 番外編9 キング・ニューロック・シングル集 ファンキー・ダッコNo.1』

1. FUNKYダッコNo.1(ハルヲフォン)
2. MORE FUNKYダッコNo.1(ハルヲフォン)
3. 恋のT.P.O(近田春夫&ハルヲフォン)
4. プラスチック・ムーン(近田春夫&ハルヲフォン)
5. きりきり舞い(近田春夫&ハルヲフォン)
6. ロキシーの夜(近田春夫)
7. 闇にジャックナイフ(近田春夫&ハルヲフォン)
8. すべてがわかる時 Out of Time(BAD SCENE)
9. ロックンロールをぶっとばせ(BAD SCENE)
10. 続・東京ワッショイ(遠藤賢司)
11. ルイのテーマ(遠藤賢司)
12. 月経(山平和彦)
13. 大島節(山平和彦)
14. さすらいの唄(唐十郎)
15. アメニモマケズ(サラ&メロディ)
16. ヤギブシ・ラットマン Legend from Ratman(サラ&メロディ)
17. 私の恋人さん(ベイビー・ブラザーズ)
18. 母さんのいびき(藁人形と五寸釘)
19. 下っ端(金玉(こんぎょく))
20. 蒸気機関車(金玉)
21. からっぽの世界(小林啓子)

このアルバムの8曲目と、9曲目で聞くことが出来ます。

このCDは他にも聞き所満載なので興味ある方は是非どうぞ。ただ残念ながら廃盤です。

バッド・シーンの音源がこれ以降のなにかに収録されたということは確かないと思いますが、
情報あいまいなので間違っていたらご指摘いただければと思います。

ちなみに今回初めて「長谷川康之」で検索をかけたところ、
ご自身のブログがあることを知りました。

「元ちょいワルオヤジのお茶目な本音ブログ」

面白いブログですが、その中の「青春時代」は特に当時の音楽のことやご自身の生活のことが書かれてあったりして非常に興味深いです。(この記事の中にTOPの四人の写真もありましたね。やはり一番左がチャーでした)是非ご一読を。