サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

1969年のクラプトン

2008年07月06日 09時44分43秒 | CREAM/ERIC CLAPTON
私の愛読書の一つ、「beatleg」の最新刊は、
なんと!1969年に限定したクラプトン特集!

なんでもその趣旨はCREAM解散後から、
1970年のドミノス結成までの昏迷の一年間が実は重要な年であったということを、
ライブ/セッション活動を時系列にまとめて明らかにするというもの。

そしてもう一つ、1969年のクラプトンがどの時期よりも格好良いから!
ということで巻頭/本文にこれでもかと写真が散りばめられており、
改めてその容姿の格好良さを再確認しました。

個人的に言えば、私もクラプトンがものすごく好きですが、
時期的にはその1969年を含めて、
CREAM時代からドミノス辺りまで(1967~1971年)が最高にヒップだと思います。

特にCREAM時代のアフロからその髪が伸びてウェービーなロングヘアになる辺りが
私はもの凄く好きです。近づきがたいオーラを発していて、これが格好良いんです!

と容姿についてはさておき、
サウンドは、ちょうどブラインドフェイスから、その前座に起用したデラニー&ボニーのサウンドに
魅せられてスワンプロック方面へという流れへ行く時期。
その間に色々(ジョン・レノンとのトロントでのフェスやレコーディングなど)と
数多くのセッションをこなしており、昏迷を極めたといいながら、
もしくは昏迷を極めたからこそ、要注目な仕事をおこなっています。

これを読んで思わずクラプトン・ブームが来てしまい、
ブラインド・フェイスを聞きなおしたり、デラニー&ボニーを聞きなおしたりして、
クラプトン漬けになってます。

私の好みで言えば、とにかくCREAM時代のぶっといギブソンサウンドが好きなので、
ブラインド・フェイスを経て徐々にスワンプへ移行するとともに、
ストラトサウンドに移ってしまい、スケールもメジャーな音使いになってしまうのが、
なんとなく心もとなくCREAMほどには入込めないのですが(それでも大好き)、
CREAM時代とは違ったバッキングや短いながらも歌心のある妙技が冴え渡り、
それを再確認した次第であります。

■デラニー&ボニーwithクラプトンのヨーロッパ・ツアーから。
※ジョージ・ハリスンとの貴重な2ショットも見れます。



■その「Cmin' Home」のアコースティック・バージョン。カラー!


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