からくの一人遊び

音楽、小説、映画、何でも紹介、あと雑文です。

くるり-Liberty&Gravity / Quruli-Liberty&Gravity

2016-06-06 | 音楽
くるり-Liberty&Gravity / Quruli-Liberty&Gravity

くるりです。
くるりと言えばドラマーが定着しないことで有名ですよね。
現在はメンバーにドラマーはいませんが、過去在籍したメンバーはことあるごとに岸田氏にこう言われたそうです。
「こんな音ロックじゃねえ。もっとロックっぽく打ってくれ」
この言葉から岸田氏のドラムに対するこだわりと執念がかんじられますねえ。
このドラマーは、僅か半年で脱退(といえば分かってしまうよね)してしまったのですが、音大出のもともと毛色の違うこのドラマ―を何故メンバーに加えたのか、今もって謎です。
今後、岸田氏の気に入るドラマーは出てくるのでしょうか?
小生はクリストファー・マグワイア氏の響くような音が好きだったのだけれど・・・
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不遇のミュージシャン

2016-06-06 | 音楽
Judee Sill - The Kiss

ジュディ・シルです。
知ってる人は知ってる、まあ、一時期玄人筋では有名になったミュージシャンであります。
活動時期は1970年代で、ジョニ・ミッチェルが陽とすれば陰のミュージシャンでしょうか。
このジュディさん、経歴が凄すぎるんですが、10代のころに麻薬と犯罪に手を染めているんですよね。
で、服役中にゴスペルに出会い、作曲家を目指すことになるのですが自らも歌を歌い、その才能が認め始められた最中に事故に遭い、その後遺症をやり過ごすために再び麻薬に手を出し、最後にはオーバー・ドーズで死んでしまう。
ま、言ってみれば不遇のミュージシャンってやつです。
アルバムは全部で三枚発売され、アメリカではそこそこ評判にはなったのですが、日本では全く売れず長い間埋もれていたようです。
その後、復刻版が2000年初頭に売り出されたのですが、プロのミュージシャンがそれを聴いて方々で話題に上るようになったようです。

この「The Kiss」、聴いていて心が洗われるような気がします。
ジュディさんの曲では一押しの一曲です。
機会があったらアルバムも聴いてみてください。
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