そらいプロジェクト。

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令和臨調発足とのこと

2022年04月09日 07時19分50秒 | 新しい自分になるために
みなさま大変お久しぶりです。本日は2022年4月9日土曜日となっております。午後に来所の方がありますので、本日は仕事の日としました。

本日は、コンビニで偶然みつけたプレジデント「頭がいい文章 バカな文章 あなたはどち?」を気まぐれに買って読んだ記事で、令和臨調のことが書かれていたので簡単にまとめておきたいと思い、カタカタやらなくなって久しいブログに残したいと思います。

世の中のことを真剣に考えている人はどこかにいないものかと、諦め・脱力・しかし残念に思っていましたところに、茂木友三郎氏のインタビュー記事を発見しました。この方は、平成15年(2003年)の21世紀臨調(新しい日本をつくる国民会議)でもキーパーソンだったそうで、記事の中では、「日本アカデメイア」の合宿などで、もう一度臨調を立ち上げて、日本の改革に取り組んでほしいという多くの声にこたえて、2月28日の「令和臨調」発足に向けた記者会見に至ったとされています。

日本アカデメイア」とは何であるか検索しましたところ、平成24年(2012年)2月19日発足宣言文から見ますと、「日本の公共を立て直すための各界をつなぐハブ組織であり、人材と知と経験の交流の場であることをめざします。」とのことで、塾頭なる人物が集まり意見交換をされているようでした。

そもそも臨調とは何であるか、これまた検索しますと、「行政改革のため,内閣総理大臣の諮問機関として設置された審議会。 略称は臨調。 1961~64年まで池田内閣のもとに置かれた第1次臨調と,1981~83年まで鈴木内閣・中曽根内閣のもとに置かれた第2次臨調とがある。」と出てきます。政治や世の中の流れを新しいものにするため、「単なる『紙づくり』ではなく、実のある改革のために汗をかく運動体として、長年先送りされてきた課題に対して合意形成に取り組みたい」と茂木友三郎氏は言っておられます。

令和臨調では第一部会「統治機構」、第二部会「財政・社会保障」、第三部「国土構想」とわかれるそうです。

第一部では与野党の議論のあり方、二院制のあり方、官僚の働き方について提言する、つまり、強い野党の必要性、失敗を政権の中枢で経験した政治家が再度その経験を活かすこと、意見を戦わせても議論が終われば元どおり仲良くするという民主主義の練習の必要性、民主主義は「ベスト」ではないが他と比べて「ベター」であることの認識、熟議する世の中を醸成することが提言されるようです。

第二部では、第一部による政治の変化により、喫緊の課題であった財政・社会保障問題の議論がようやくできるようになる、人口減少が進み、社会保障費が増大するなかで、抜本的な方向転換が必要なのは普通に考えて当たり前のことなのですが、だれも言い出せないでいるのは何故か。第三部でも、やはり人口減少時代に、地方都市がどのように変化して行くべきか、大都市部はどうなるか、検討されるようです。

茂木氏の経験談で、アメリカでは町長など公職にある人も、昼間は職業人として働き、勤務後に町長としての仕事に取り組む、夜7時から10時くらいまでを政治の時間に充てている、地方での政策決定過程も、町議会、郡議会、州議会と持ち上がってゆくなかで、公聴会が開かれ住民の積極的関与がある、というのは、本当に日本もそうあればよいのにと思ったものです。

そういえば多摩市市長選挙、市議会議員補欠選挙期間中ですね。

さて他にも本当だ、もっともだと思うことが4頁ほどに書かれていますので、是非お読みになってみてください。深い理念もなく信念もしっかりしていないので、場当たり的でその場しのぎの対処療法が横行している世の中に、明るい兆しを手にした気持ちです。どうありたいのか自分は何者なのか、よくよく思いを巡らし、確信を得たら、そのアイデアを実行に落とし込んでゆく、その魂でもって生き抜く、これは個人であっても成功の秘訣ですね。

さてさて、そろそろ仕事に取りかかろうと思います。本日もよろしくお願い申し上げます。

※写真は、3月27日に行きましたみかも山のカタクリ
↓ 岩舟駅周辺

↓ 岩舟と菜の花

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