「ピークエンド効果」！

お店の販売員の接客態度やサービスが悪かったら、次にそのお店に行こうとは思わなくなります。

なぜなら、販売員の接客サービスが良くない＝お店全体が良くないと判断するからです。

逆に、販売員の接客が良ければお店も良いと判断されます。

お客様は一部の限られた情報で全体を判断してしまいます。

お客様に良い印象を持って頂くためには、もっとも印象の残る接客・サービス（ピーク）と接客・サービスの締めくくり（エンド）に力を入れる事が大切です。

これを「ピークエンド効果」といいます。

くすぐってでもお客様には笑って帰って頂きましょう。

「ＯＬの生活満足度調査」！

サンケイ新聞社ＯＬ795人に対しての生活満足度調査によると、自分のライフスタイルに「満足」しているＯＬは55.0％でした。

5年前と比較して消費意欲が減退した人は59.0％と6割に迫っています。

その理由は「収入が減った」が34.0％で最も多く、「ぜいたくをしなくなった」29.2％、「低価格なもので十分と価値観が変わった」が28.3％でした。

商品を購入する際に参考にするものは「ネットの情報サイト」55.8％が唯一半数を超えてトップでした。

また、口コミを参考にする人は4割前後でした。

消費者はより賢くなっており、洋服によってユニクロなど低価格のお店を上手く使い分けています。

従来型のバーゲン商法は見直し時期がきています。

「マーケティング・リサーチ」！

マーケティング・リサーチでもっとも重要なのは「仮説の検証」です。

普通は、求めるものがわからないからリサーチを行うと考えがちですが、必要な情報を収集するためには、ある程度の仮説は必要です。

様々な事象を組み合わせて結論を導く方法では、不要な情報が多くなり、誤った結論を導きます。

何らかの仮説を立てて、目的を持ったリサーチをこころがけましょう。

「組織戦略」！

「組織は戦略に従う」というチャンドラーの言葉にあるように、組織と戦略は表裏一体の関係にあります。

また、「組織」は企業文化と組織構造で成り立っており、特に企業文化は重要で、原理原則が組織文化を生成させます。

企業文化について、バーナードの組織成立要件である、

①共通目的

②貢献意欲

③コミュニケーション

を重要な原理原則として意識することが重要となります。

特に①共通目的を共有化することでメンバーの強い一体感や使命感を生み出すことができます。

戦略の構築と組織構成の見直しは必須です。

「プロモーションの効率性」！

現在、マーケティング論の中で、プロモーション領域の効率性と新規メディアが注目すべき点として挙げられます。

多くの中小企業が費用対効果を求めてプロモーションの効率性を追求しています。

その結果、新しいメディアであるソーシャルメディアを採用し、広報活動に取り組む動きが加速されています。

伝統的な広告媒体（テレビ・新聞・雑誌・ラジオ）やＳＮＳを効果的に組み合わせたプロモーション活動は益々重要となります。