連休の最終日、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
土日も連休なかたは、
どうぞ休みを謳歌してください。
それで、
JHRの記事で書きましたように、
ロイトン札幌が、
今月で売却となり。
関連してこの八日から、
レストランと食事処が、
みな閉まるそうで
(宿泊と朝食は従来通り)。
もう食べられないかもしれない、
ラウンジ「トリアノン」のカレーを、
食べてこようと思います。
今日もいいお天気♪
なので、今日は電車で行きます。
「ひので」から出て、
前の階段を地上に出ると、
電車乗り場がある。
「中央区役所前」
で降りるので、
「内回り」
の電車に乗ります。
横断歩道を渡った先の停留所。
道を挟んでDESELの看板がある。
新型車両でした。
札幌市電の面影はないですが、
利用者にとっては、
車内がゆったりして、
乗り心地もよいので歓迎。
右の地図で、
左回りが内回り、
右回りが外回りです。
どっちに乗っても、
同じ料金で着きますが、
外回りだとすごい時間がかかる。
ついでに市内見学するんなら、
外回りをオススメします。
雨の日も大丈夫だし、
重い荷物持って
歩き回る必要もないし。
大通りや札幌駅辺りは、
札幌市全体としての中心街。
対して、ここらは、
札幌市中央区の中心街です。
買い物や交通の便なら、
大通りや札幌駅辺りですが、
札幌らしい雰囲気というか、
こういう街なのかぁというのは、
ここら、中央区役所辺りで
体験できます。
清閑さというか、
ちょっと褪(あ)せた感じというか。
道路の広さも、
北海道の都市ならでは。
ここらは文部関係の施設が集まる。
公園あり植物園あり、
近代美術館もまあ徒歩圏内です。
簡易、家庭、地方、高等の
各裁判所もデンと構えてる。
右下の写真の筒状な建物は、
安倍さんが泊まったプリンスホテル。
安倍さんが泊まったことでも
お分かりのように、
芸能界だとか、
そちらのひとたちが利用するホテル。
食事がどんなにアレでも、
潰れることのない、
札幌パークホテルみたいな
不思議なホテルです(笑
交差点を渡った先に、
ロイトン札幌の裏口というか、
横口がある。
レストラン「トリアノン」へは、
ここから入ると近い。
今はもう、ほとんど
手に入らなくなった
ガラスの浮き玉のオブジェが
迎えてくれます。
その先は吹き抜け。
眼下には中華と和食の
2つの食事処も見える。
左へ歩くと、
突き当たりにトイレ。
宿泊者以外も使う
ロビー階のトイレの造りを見ると、
だいたい、
そのホテルのコンセプトが
知れるようです。
この簡単にして要を押さえた造りは、
建築会社だからこその
造りなんでしょうな。
水洗のコックひとつにも
ホテルの名前が入ってます。
こういうのは、
売却でいち早く
消えていくんだろうなぁ……
横口から入って右へ行くと、
「トリアノン」の入口。
お土産やさんは
もういませんでした。
せっかくなので、
全体を見渡せる
入口正面の席へ。
高い天井が清々しい。
でも足元まで暖かい。
これもまた、
建築会社のノウハウなんだろうなぁ。
席の右側は朝食会場。
品数は少なめでも、
なに食べてもおいしかった。
そんな思い出。
ここは、
このごろあんまり見なくなった、
ニッコーとナルミの陶器がメイン。
この使いやすいカトラリーとも、
お別れかもしれません。
昔ならではの、
カレーの器でやってきました。
普通のお肉ですが、
柔らかくてジューシー。
ルーも十分な量があって、
しっかり味わってきました。
せっかくなので、
モンブランを追加。
ニッコーのティーカップと
プレートのコラボです。
さらにコーヒーを追加。
こちらはナルミのカップ。
どれもノリタケにはない、
庶民的で洗練された感じです。
堪能いたしました。
ごちそうさま。
食後に、
館内を少し散歩。
バー「クレスト」。
ついにここで飲む機会は
訪れなかったなぁ。
そうね。
今日は5日だものね。
じゃあ、さよなら。
どんなホテルになっていくのか。
見守ってます。
帰りに、
ちょっと寄り道。
もし、札幌へ来ることがあったら、
札幌グランドホテルの裏口の前を、
通りがかってください。
「BigJug」のあった側です。
このドアの取っ手に、
ありし日の
札幌グランドホテルの面影が
残されてます。
前に「とうまん」の記事で使った、
引き出物のプレートにも、
この「すずらん」のマークが
掲げてある。
札幌市のシンボルです。
あれは、そういうホテルでした。
今は、
ロビー右奥の螺旋階段を照らす、
八芒星をマークに使っている。
時の流れを感じさせる一品です。
さて、
「ひので」の
しゃけ定食も堪能したし。
シベリアへ戻りますかぁ~
orz..