おじんの放課後

仕事帰りの僕の遊び。創成川の近所をウロウロ。変わり行く故郷、札幌を懐かしみつつ。ホテルのメモは、また行くときの参考に。

和食をゆったり(「海へ」アピア店)

2022年08月30日 | 雑談

僕の唯一の和食処

「海へ」アピア店

札幌市中央区北5条西4丁目 APIA内 B1F 札幌駅南口広場

「とうまん」屋さんの反対側(改札側)の通りです。

 

和食のお店って、

ほんと、少ないですよねぇ……

 

なんとなく、おなかが空いて、

何か食べたいなぁと、

とりあえず、久しぶりだな。

JRタワーホテルのラウンジへ。

とりあえず、いつもの、

ホットコーヒーとプチフール。

おぉ~!

クッキーのかわりに、マカロンが!

ここのマカロン、美味しいんですよぉ~。

ビュッフェでの登場は、期間限定だったので、

これも、期間限定なのかな?

んん~。口どけまろやか。

ほろ酸っぱい、イチゴのマカロンでした。

 

さて、と。

メニューを開いてはみたものの。

カレー、飲茶、ピッツァ、お肉……

油ものばかりで、気がすすまず。

何か……

そうだ。和食でも食べないなぁと。

ロビーを出て、ぶらり、地下街へ。

牛丼、天丼、うなぎ、からあげ……

油物ばかりで、気がすすまず。

 

そういえば、和食って、

食べるのに時間かかるものなぁ。

 

魚には、小骨がいっぱいある。

ガブリと食いついて、

飲み込めるような代物じゃない。

納豆は混ぜなきゃならない。

下ごしらえが要るなぁ。

 

とにかく客を入れて、どんどん出して、

客を回転させないとお金にならないから、

ゆっくり食われては、商売にならない。

だから、丼物しかないのさ。

中身を気にせず、

ガブガブ飲み込んでも大丈夫なのは。

 

ホテルに行けば、

それなりの和食処はあるけれど。

そういう事情なので、

ひと品ひと品が、馬鹿に高い。

それにさ。

朱塗りの、だだっ広いテーブルに、

ぽつんと一品、置かれる寂しさよ。

お気付でございます。

本日の焼き物でございます。

本日の煮物でございます。

お食事でございます。

もう、さ……

いっぺんに

持って来いよ(怒

 

それじゃあ御膳にしよう。

馴染みの店があるからと、

誘われるまま、ついていってみれば。

お膳のなかに、四角に整然と並べられて、

ご飯はどこかの、農家指定の何とかいう品種で、

約束どおりの大きさと角度でもって、

焼き魚とハジカミと笹の葉が配置してあって。

みんなスーツか、お上品な服装で。

それですごく美味しい料理でも出れば、

まだ打ち解けて楽しめるんだが。

格式ばっかりにこだわって。

 

はぁ……

 

和食って、いつから、

こんなになってしまったんだろうなぁ。

 

なんてことを、考えながら、

ぐるーっと、札幌の地下街を回ってきて、

結局、「海へ」の前に立っている。

不定期で、ランチをやらないことがあるので、

今日はと、店員さんに聞けば、

以前のランチではないが、今は、

定食と日替わりをやっているとのこと。

メインは飲み屋さんだが、

片手間に、昼間の営業をしている。

当然、お客はそう多くない。

そう多くない客が、

夜の飲み客を収容する店内に、

ぽつんぽつんと席を占める。

店員さんのその、

「ごゆっくり」という言葉の通り、

ゆっくり食事ができるのだ。

今回は、海姫(うみひめ?)御膳をいただいた。

どうよ、この家庭料理の雰囲気は(笑

食卓に並ぶ料理のようで、

母ちゃんの味、父ちゃんの味を、

職人がブラッシュアップした中身なのだ。

それに、丼のサイズが、自分には丁度いい。

このほかに、もうひと品、ふた品食べられる。

そういう大きさをしている。

別注で、だし巻き卵。

大根おろしがうれしい。

大根おろしに、

したたるほどの醤油をそそいで、

一緒にいただく幸せ。

メニューを眺めていると、

雑炊があった。

まあ飲み屋だから、あるんだろうが。

雑炊もなかなか好きなもんで(笑

アツアツの土鍋で届く、

あっさりした蟹の雑炊でした。

小鉢によそって、

醤油を散らしたり、一味を散らしたり。

楽しめた。

雑炊を食べ終えた頃合いに、

店員さんが、温かいお番茶を差し入れてくれた。

びっくりした。

市井の飲み屋だぜ……

 

おなかも気持ちも満足して、

「海へ」をあとに、これから、山へ向かいます。

遠い北の果ての、山また山を越えた先です。

お名残り惜しや札幌。

ああ札幌……

このごろは、スタバのテイクアウトを持って、

汽車に乗ることが多くなりました。

これ食い終わるまで、ここは札幌だから。

スタバのお菓子は不味い、あ、いや、

不味い、ん、や、う~~ん、不味い、あっ!

けど、このシチュエーションで食べると、

どんな高級菓子よりも似合う。

美味いとは言わないが、似合う(笑

コーヒーのほうは、テイクアウトとしては、

文句無く美味い。

一度に沢山飲めない僕でも、

グランデくらいはいける。

不思議と、飽きのこないコーヒーです。

あと、巨大マコロンだと思って買ったら、

ブッセだったのガッカリ。

ちなみに、北の果てから札幌へ帰るときは、

迷わず、UCCのブラック缶。

お菓子はもう、その辺のコンビニのでいいよ(笑

何かこの車両、なつかしいな。

肘掛けの中にも、テーブルが内臓されている。

せっかくなので、そっちで写真。

金属製だからか、重みのある、安定したテーブルです。

一応、使う前に除菌ペーパーで拭いた。

どっかのホテルで、去年だったか、もらったのが、

たまたま、カバンの中に入ってた(笑

部屋が片付かない原因の「もったいない」も、

時には役に立つものさ。


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Accorの会員カード覚え

2022年08月28日 | 雑談

メルキュール札幌や、

イビス・スタイルズ札幌など、

Accorホテルズの会員カード2種。

 

下の、ibis business カードを持つと、

期間限定で、上の、ゴールドカードが付帯。

それぞれ、使う場面が違うようだ。

 

宿泊に関係する特典は、

上の、ゴールドカードが必要。

アップグレード、アーリーチェックイン、

レイトアウト、ウェルカムドリンク等。

 

レストランでの割引優待は、

下の、ibis business カードが必要。

イビス・スタイルズ札幌はもちろん、

メルキュール札幌でも、

レストラン支払いで優待がつく。

 

が、注意しなければならないのは、

ホテルへ直接に電話するか、

または、公式サイトから、

「公式」と指定のある予約サイトで、

現地払いで予約しないと、

対象にならない。

 

(2022年9月13日補足)───────────

ホテル付属のレストランでの食事の場合は、

公式サイトからでもダメです。

電話オンリー。

──────────────────────

 

「公式」ではない予約サイトで、

事前に決済してしまうと、特典も、

ポイントの付与も無しなので、

注意が必要だ。

 

なお、イビスの場合は、ビジネスカードと、ゴールド会員とで、両方で特典なり優待なりが発生するんだが。どっちを採るのかな?よく分かりまてん(笑


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やっぱり、ダメでした(T_T)。札幌グランドホテル。

2022年08月28日 | 道央のホテル

すわ!復活か?!という希望を感じさせた、

札幌グランドホテルでしたが……

モンブラン、やっぱり、ダメでした。

 

ナイフが刺さりません。

 

草。

草生えた。

 

マロンと洋酒風味の生クリームも、

今回は薄味。材料ケチッたなあ、と。

 

ふた口いただいて、帰ってきました。

だって不味いんだもん(ノ_・,)グスン

 

でもたぶん、そのまま厨房へ、

持ち戻られることはない。

きれいさっぱり、ゴミ箱のなか。

完食状態の皿だけが戻っていくんでしょう。

 

そういえば、姉妹店のパークホテル、

外資の手に渡るんだったなぁ……

 

契約の特記事項で、

従業員も丸抱えしますってことなら別だが。

弾かれた、ほとんどの従業員を、

札幌グランドホテルで抱え込むんだろう。

終わる未来しか見えまてん。

 

地元の地名+「グランドホテル」。

そういう名前のホテルのなかでは、

例外的存在だった、

札幌グランドホテルでしたが。

典型例になってしまったな。

 

札幌市民として、恥ずかしくて、

来客にオススメできないのは、

今後も変わらんなぁ……

 

orz..

 

註、当時の感想です。

その後一度も行ってないので

現在どうかは知りません。


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噛み合わないまま

2022年08月28日 | 雑談

美味しいコーヒーと、洒落た店内とで我が道を行く、喫茶業界に新しい風を吹かせたスタバですけれども。

 

店舗によっては、クラブ並みのリップサービスで、キモイとまで言われた過去もあったりで。

 

そのイマイチ、世間と噛み合っていけない、宿命のようなものを内に抱いたスタバですけれども。

 

そこはやはり、まだ健在のようだなぁ。いや、そういうところがあるから、スタバなんだろうとも思いますが。

 

例えば、メニューの、容器のサイズですけれども。ショート>トール>グランデ>ベンティなわけですけれども。

 

メニューはなぜか、まずトールが、大きく書いてある。それからショート、グランデ、ベンティと書いてある。初見殺しのメニューですな。

 

もちろん、そういう文化のなかで育った人たちには、当然のことですけれども。

 

容器の実物の展示もなくて。まだそこまで追い付いてない世間と、やはりどうしても、噛み合うことのできないスタバなわけです。

 

そのように、慣れない利用者を置いてけ堀にし続けるスタバは、やはりというか、現在、カルトのような雰囲気をまとってますよねぇ……。

 

行きずりに、飲み物や食べ物だけ利用する以上の深みには、踏み入らない。

 

店の上っ面を撫でていくだけなら、容器の大きさと、受け取りの方法と、あと、せいぜい、トッピングの注文の仕方。2つ3つ覚えればいいんで。

 

飲み物や食べ物の美味しさは、実績も、定評もありますから。

 

見ていると、でもなかなか、店の敷居をまたいでまで、中で飲もう、食べようというひとは、いないようで。

 

結婚式や、お葬式の時だけ、宗教に触れるみたいな。

 

そういうのが、スタバらしさの元になっているようですけれども。ドトールに比べりゃ、ずいぶん利用しやすい雰囲気ですけれどもね。ミスドよりも入りやすいしなぁ。主には、年齢層的の問題です。

 

オトナなスタバ。それでいて、インフォーマルな、フランクなスタバ。そんなふうに、横文字がズラズラと並んでくる。上っ面の印象は、そんな感じかな。その先には、まだ奥深いところに、本来のスタバの姿がある。そこに惹かれる人もいれば、そうでない人もいるしで。

 

あー、なんか、同じような雰囲気に触れたことがあるなと、思えば、上位クレカのコンシェルジュだわ。その辺の客層を、考えていたんだろうな。似合う言葉で言えば、「~してくれたまえ」。

 

だけど、その辺のをターゲットにした産業は、車にしろホテルにしろ服飾にしろワインにしろ、あんまり、当たったって話を聞かないなぁ。ネズミランドとかもう斜陽だしさ。そもそも、今の“金持ち”と、上品という言葉とは、同義ではないから。

 

けれども、ゆとり教育が教えた、なんちゃってな、上っ面だけの上品さとは、いい相性だと思う。実際、客を見てるとな。

 

その世代、1代限りを相手にしようというスタバです。

 

とは言え、ドトールやミスドに、スタバくらいアッサリと入れるかと聞かれれば、困っちゃう。

 

まあ……、UCCや、宮越屋があるから、そこまでは困らんけど。でもテイクアウトの気軽さだったら、今のところ、代替がきかない存在ではあり。

 

なんか、こう、もうちょっと世間寄りなのが登場してこないかなぁと思う、今日このごろのお話でした。


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眠りにつく街~失われる風景~

2022年08月22日 | 風景

真夜中の、一歩手前の時刻。

地下街のテナントの人たちが、

それぞれの家路につく、最終の時刻。

おつかれさまです。

 

何年かあとにはもう、

見ることも、触れることもできなくなる、

地下3メートルの街並み。

この時計屋については、まだ何も聞かないが。

時計の電池の交換を、毎度、お願いしている。

知り合いでもなんでもない。

ただ、ああ時計屋があるな。

ここでいいや、と、立ち寄って以来、

ここを使い続けている。

ちらり、ほらり、

空き店舗も、出始めている。

過去、駅前のアーケード街や、

地元のテナントを集めた商業施設で、

僕も経験した。

たった1店舗でも、

シャッターをおろしたその存在は、

現実を突きつけて、余りある。

夢が覚めると、言ってもいい。

けれど、ここは明るい。

終わらない時間が流れている。

もう6時間もすれば、疑いも無い。

そこかしこで、ドアの閉まる音が聞こえだす。

キッ、キキッ、キキキッ、と、

あちらこちらで、シャッターが、下半分だけ開かれる。

この脇道を、何度、通っただろうな。

都市間高速バスの、札幌ターミナルへと出る道。

近年、ずいぶんと整備された。

この待合場所から、左右の階段を登って、

各都市へのバスに乗る。

僕だって若かりし頃、希望を胸に、

ここから北へ、南へと、旅立ったものさ。

この景色も、見納めとなる。

まだ先のことだが。

振り向けば、

もうひとつ、近々、

見納めとなるであろう景色。

結局、泊まれなかったなぁ。

でも、ここも明るい。

明日が予感される。

だがここは……

しかし、開店前夜のようでもあるな。

自社の広告以外は無く、

柱の広告枠も、

あの日の白紙に戻り。

もう間もなく、

永遠の眠りにつく。


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一抹の不安。札幌グランドホテル。

2022年08月16日 | 雑談

なんだか、いいほうへと変わったらしい、

札幌グランドホテルなのですが。

汽車のなかで、写真を眺めていると、

思い出したように、ひとつの懸念が、

形になってきて。

この写真です。「ミザール」の。

どうして、こんなに暗いんだろう。

休日のお昼時です。

前の日に行ったときは、

テーフルに、天井のライトが、

反射して映ってますね。なるほど。

天井の照明を、つけていない。

 

あの沖縄から来た、

前の総支配人のやりかたを、

踏襲している。

 

客を入れたくない、と。

 

パッと見、電気が消えていれば、

やってないと思う。

雰囲気作りは、その次の話です。

客が入りにくい状況を作っておいて、

雰囲気も節電も何も……

 

また同じのが来たってことなのかな。

この変化は、たまたまなのかな。

 

うーむ……

客がグダグダ言っても、何もなりませんが。

世の中やっぱり、そんなうまい話は無い。

と、いうことなのかもしれません。


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【新規】イビススタイルズ札幌にビジネス会員で宿泊(2022年8月)

2022年08月15日 | 道央のホテル

おぉー!広い!

イビス スタイルズ 札幌

閉館した日本製のホテルを取得して、

アコーグループのエコノミー

(メルキュールホテルの1つ下のランク)

なホテルとしてオープンした。

建物や家具調度を一括購入したメリットなのか、

普通じゃこのお値段にはならん客室を、

このお値段で提供している、

このごろ噂の、外資系新参ホテルだ。

公式サイトの画像なんかを見る限り、

こんなにデカい建物とは、思わなかったよ。

隣のJAL CITY ホテルと、いい勝負だな。

エコノミーなのにな。

ロビーのまた広いこと。

写ってないが、右にフロントがある。

チェックインの時間ということもあり、

客が、途切れることなく来るので、

人のいない所で撮るのに、時間かかった。

あとでモザイクかけるの面倒なんですよ。

写真の奥は、3機のエレベーターホールになっていて、

まずは、扉の横の白い箱へカードキーをかざさないと、

エレベーターを呼べない仕組みになってます。

エレベーターの中でカードキーをかざす方法じゃないので、

他の階の人も、それを知ってる人は、かまわずに乗り込んでくる。

乗ってしまえば、どの階でも止まるということです。

客室へ続く廊下も広い。

ドアとドアの間隔が広いことからも、

客室の大きさをうかがい知れる。

イビスのビジネス会員になると、同時に、

アコーグループのゴールド会員にもなれるので、

今回は上のランクの部屋に空きがあり、

部屋のアップグレードがされてました。

おぉ~。噂には聞いてたが、やっぱ広いわ。

ベッドはキングサイズ。と言われても、馴染みがないので、

クイーンだろうがキングだろうが、

要は、ダブルベッドだなと(笑

独立した仕事机のある部屋は、

ロイトン札幌のスイート以来だな。

ベッドとデスクとの間に仕切り(ドア)があれば、

この部屋も、スイートと呼べるだろう。

風呂(玄関)との間には、引き戸があるんだけどね。

中島公園前の一等地で、このお値段で、

この部屋に泊まれるってのは、すごい。

 

テレワークしたり、来客を泊めるんなら、このホテルはいいな。

自分はやっぱ、メルキュール札幌だけどね。

外資ってほんと、差別化が上手いと思います。

こんなに立派なお部屋でも、

細かいところに省略がある。

メルキュールでは、そこにも気遣いがあります。

それよりも上、プレミアムとか、ラグジュアリーとかは、もう、

建物の造り自体からが違うようで。

同種の建物のなかでは、エコノミー(ここ)か、

ミッドスケール(メルキュール)かの、二択なんでしょう。

 

フロントの人は、カタコトの日本語使う人もおり、

ネイティブな外国語でも聞けば、日本にいて、

少しは外国旅行の気分にもなるかと思ったんですが。

来る客は日本人ばかりで(笑

 

(追伸)札幌だ、大通りだ、ススキノだ、中島公園だと、特定の場所ばかりが噂されますけれども。地価、まとまった土地の取得しやすさ、ある程度の規模と多様さのある商業施設、北海道の町らしさ、札幌、手稲、石狩の各方面からほぼ等距離、公共交通機関のターミナル(バス、地下鉄、タクシー)っていう、まだどこの外資も手付かずの、札幌市北区麻布町ってところがあるよ。


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札幌グランドホテルでランチしてみた

2022年08月15日 | 雑談

おりしも、五千円で六千円分使えるホテル・チケットが、

フロントで販売されていたので、

札幌グランドホテルでランチ・ビュッフェすることに。

確かめたかったのさ。総支配人が変わって1年余り。

どこまで変わったのかを。

 

「ノーザンテラスダイナー」の受付に、

ビュッフェの席はあるかしらと、聞いてみたところ、

あるという話。判で押したように、ここも2900円だという。

ほどなくして、団体さんが到着した。

その人数がもうちょっと多かったら、今日はダメだったろう。

おぉ……。なつかしい景色。

サラダから、いくかな。

いきなりスペアリブ(豚)w

下の大皿は、高級レストランを真似たんじゃなくて、

大皿に取ろうと思ったら、混んで混んで。

かろうじて、実演料理のスペアリブだけ取れたんで、

大皿に乗っけて戻ってきただけです。

あー、でも美味いわ。いい焼き具合です。

そうそう。まずは、

パンを食べるために、来たんでした。

あの硬くて歯が立たないほどの、生臭いパンは、

あれから変わったんでしょうか。

んー。まあ、おいしいと思います。

普通より、ちょっとですが。

それでも、当時よりは、ずいぶんマシです。

 

料理全体を見渡しても、あのころとは違う。

まず、揚げ物が無くなった。

エビフライとか、山盛りになってたものさ。

その隣に、チョコレートフォンデュ用の、

チョコレートの滝とかが、何の脈略も無くあって。

ちぐはぐな中で、料理のひとつひとつが、押し付けがましい。

個性出しすぎというか。シェフの身勝手が、

にじみ出ているようなお料理ばかりでした。

それがもう、すっかり無くなった。

 

うん。パンは、いいね。

ほかのお料理も、食べてみようか。

食べてみようか、という気持ちになる料理になったなと(笑

スパゲティーは、パスタとソースとトッピングが分離していて、

自分でアレンジして食べられる。

今回は、トマトソースと、何か肉とマメのソースだったけど、

そういうのを使わずに、サラダコーナーの、

ペペロンチーノ・ドレッシングをかけてもいいし、

野菜を盛って、マスタードと、マヨネーズ系のドレッシングをかけて、

ラーメンサラダ風にしても美味しい。

ここはあの当時、スープには全然、力を入れないホテルだったけど。

今もだわ(笑)。まあこれも伝統かな。

あのとき飲んだタマネギスープの不味さは、今でも覚えてる。

「ギャグ漫画日和」の聖徳太子じゃないけど、

飲み込めないほど不味い。

カップめんの汁も含めて、汁物はたいがい飲み干してきた、

あのころの自分にとって、軽いショックだったわ。

それに比べたら、今のこのスープは飲める。もうちょっと頑張れば。

美味しいと言えるレベルになってました。

 

札幌グランドホテルのランチ・ビュッフェは、

実演の肉ものを食え。

 

今度もし来ることがあったら、

上の写真にある楕円形のスライスしたパン(フランスパンだそうな)で、

野菜と、実演の肉とを挟んで、ドレッシングをたっぷりとかけて、

かぶりついてみたいねぇ。

 

うん。思ったよりも、よかったなと。

ついでだから、もうひとつ、確認して帰ろうと。

ビュッフェ会場の「ノーザンテラスダイナー」を出て、

向かい(と言っても、廊下の端と端だが)の、

ロビーラウンジ「ミザール」へ。

相変わらず、ガラガラだな(笑

お盆休みの昼飯時だっていうのに。

大きな鏡の前の席へ。

この席に座るのは、初めてだったかな。

このアングルは、記憶にないね。

そう。この、モンブランです。

土台に、厚さ5ミリほどのスポンジを据えているんですが。

これがもう、小麦粉の生臭さで、食えたものじゃなかった。

おまけに、日によって、硬さが違う。

デザートナイフが刺さらないことも、しばしば(ほんとだってば

総支配人が交代して、それが変わったのかどうか。

すでに昨日、パテシェが変わってるらしいことは、感じたが。

これで、ハッキリするわ。

ああ、飾りつけは、喫茶の店員さんがやってます(笑

稀に、シェフがいるときは、

素敵な飾りを披露してくれることもある。

うん。もう間違いないと思います。

ここは当時、パンやスポンジなどの、粉系の焼き物が、

下手で下手でどうしようもないという定評のあったホテルでしたが。

その定評も、これで過去のものになったな。

 

札幌グランドホテルのパンとケーキは美味い。

過去はともかく、これからはそう言えそうです(笑

(8月28日抹消)

 

京王プラザホテル札幌や、JRタワーホテル日航札幌といった、

ケーキやパンの美味しさが、すでに評判となっているホテルにとって、

これは、新たな脅威になってきているんじゃないか。

(8月28日抹消)

 

ところで。

このお得なホテル・チケットは、

千円券5枚に、5百円券が、サービスで2枚つく。

ビュッフェと喫茶では、なかなか、使い切らない。

上には、タンタンメンの美味しい、中華料理の「黄鶴」があるが、

腹いっぱいでもう食えねぇだ。

9月末まで使えるんだが。できれば、

余計なカロリー摂取を、今日で終えたいというのもある。

ふーん。

パークホテルでも使えるのか。

 

パークホテル……、かぁ。

 

と、いうわけで。十何年ぶりに、

パークホテルの敷居をまたいだわけだが……

この広々とした敷地といい、

しつらえの大きさといい。

さすが、元、

「三愛ボーリングセンター」だっただけのことはある。

今はもう無いらしいが、会員制クラブのある地下の階には、

当時のボーリングの会場が、物置として残っていた。

正面から入って、右手がラウンジになる。

えぇ……、客少なっ……。

営業中かどうか分からんかった。

最後に利用したときから、さらに、寂れたなぁと。

 

しかしこのホテル、今もれっきとした、

自由民主党の根城ですから。

札幌グランドホテルを使うこともあるけど、

会合は大体、パークホテルでやる。

中華の王様も、ここに泊まった。

泊まった翌日は、隣接の中島公園をジャックして、

日ごろ公園内を横断している、多数の市民から、

大ひんしゅくをかったことも、記憶に新しい。

 

やっぱり要領を得ないカウンターで、

さんざん待たされて、

案内されたのが、厨房の出入り口すぐの席。

振り向けば厨房(笑

こんなホテル、つぶれてしまえ。

しかしお庭は、よくできている。

札幌パークホテルは、建物はいいんだ。

惜しいよなぁ……

これだけの設備を持っていながら、

30年経っても、何一つ形にならなかった。

ケーキセットすら無いというので、

仕方なく、オススメのスイーツセットとやらを。

これがまた、不味い。

ナイフが欲しくて、店員を呼んだんだが、

呼べばみんな、離れていくのな。

今も相変わらずです。このホテルの伝統だな。

しかしついに、目があってしまって、

ひとしきり、ものすごく嫌な顔をして、

頭を大きく下へ振って見せた店員が、

キレかかった笑いでもって、脂汗かきながら、

ナイフを1本、持ってきてくれた。

 

いやぁ、ありがとう。

よく我慢して持ってきてくれたね君。

 

せっかくナイフを持ってきてくれたから、

頑張って食べようと思ったけれど。

半分残してリタイア(笑

もぅ……。やめときゃよかったなぁと。

それは店員のほうも、同じ思いだろうな。

 

会計しようと思ったら、

レジの店員が、突然、小走りにいなくなった。

ここまでくると、面白い。

 

パークホテルもまた、札幌グランドホテルほどではないにしても、

ボーリング場から始まった、世間とともに歩んできた歴史があり。

だから、外資の参入や、建物の解体には、反対だったんだが。

人はいいけど、もったいないものさ。建物はね。

これだけの設備を、土地を、外資に投げてやるなんて。

でも今回、あらためてこの凄さを体験して、

もういいかなと(笑

政治家のお膝元だから、今日まで続いてこられた。

でなければ、当の昔に、姿を消していただろう。

 

今回、ホテル・チケットのお陰で、

いろいろと見て来れました。確かまだ、

8月いっぱいまでは、フロントで買えるんだったかな?

札幌グランドホテルで、何か食べようと思うかたは、

ホテル・チケットの利用をオススメします。

フロントで、チケットが出てくるまで、

バタバタして、やや時間がかかりますけれどもね(笑


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札幌グランドホテル再び?

2022年08月14日 | 道央のホテル

ありし日の面影は

札幌グランドホテル

 

札幌グランドホテルとの別れのあとも、

ロビー喫茶「ミザール」へだけは、

年に数回程度、立ち寄ってきたんですが。

沖縄から来た総支配人が着任してからの、

暗い、何か木枯らしでも吹くような雰囲気に、

こちらまで滅入ってしまって。

寄るたびに、足が遠のいていった。

 

今回、ホテル法華クラブ札幌へ、早くに着いてしまって。

チェックインの時間までの小一時間、

どこかで待たなきゃならなくなり。

じゃあ久しぶりに、「ミザール」で茶でもしようかと。

この、地下歩行空間からの階段を、

気の進まないままで、何度となく登ったが。

長い廊下を抜け、ロビーへ出てすぐ、

異変に気がついた。

 

これは……、明るい。

 

その違和感は、「ミザール」で菓子を待つ間に、

確信へと変わった。

 

総支配人、別の人に替わったな、と。

 

出てきたケーキを食べて、さらに思った。

これは……、パテシェも替わったな。

(8月28日抹消)

 

生臭くて固いスポンジしか作れなかった奴。

スコーンなんかもう、石みたいに硬くてさ(笑

テーブルにぶつけたら、ガンガンいうんだぜ。

それがどうよ。まあ、外注にしたのかもしらんけど。

キッチンに、しっかりと根を下ろしていたそいつの地位を、

奪うような、何か、大きな出来事があったに違いない。

(8月28日抹消)

 

ホテル法華クラブ札幌にチェックインして、

さっそく、ネットを調べたら、案の定、

2020年に別の総支配人が着任したって記事が出てきた。

2018年10月~2020年11月。たったの2年だが、

取り返しのつかない2年になったなぁと。

しかし、これは……

 

時計を見ると、午後5時を回ったところだ。

これは……、行ってみるしかない。

カレーの味は、変わっただろうか。

「ノーザンテラスダイナー」に、行ってみるしかない。

テラスの、軽々しい椅子とテーブルとは、すでに無く。

代わりに、ちゃんとした椅子とテーブルとが、置かれていた。

やはり違うナ。そういえば、案内の店員は、素人っぽかった。

あの2年の間に、どれだけの熟練者が、このホテルを去ったのか。

よき判断も、人事が伴わなければ、形にはならない。

足りないものは、虚勢で補うことになる。

ナンチャッテだ。誤魔化していると、本人も確信犯だから、

あとはもう、力づくで押し切るほかはない。

その虚勢が、客にとっては、嫌味に感じられるのさ。

カレーは、やはり、味が変わっていた。

カレーごときの味すらも変わってしまうということは、

シェフが相当数、入れ替わっているんだろう。

ウエイトレスも、何かバタバタしている。

慣れていない感じだ。体は向けても、

目は客のほうへ向いてないしな。

しかしまあ、そんなもんだろうと(笑

せめて、デザートだけは楽しんで帰ろう。

完成品で納入されているはずの、

町村農場のアイスをオーダー。

これは、文句無く美味い。

カロリーもありそうだが、今更だ。

用意はしている。

 

デザートを美味しくいただいて、

札幌グランドホテルでは、久々の、

満足な面持ちで。ぼちぼち、

東館のほうへと歩いていく。

よかった。

展示室は、以前のままのようだ。

ただもう、パソコンは使えなくなっているな。

コピー機は健在らしい。

一般営業はまだだが、

団体向けの営業を再開していたBigJug。

ビックジャグって読んでたけど、ビックジョッキだってさ。

いつかまた、以前のように、

日替わりのランチで、ブリ大根なんかを出してくれよ。

 


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【新規】ホテル法華クラブ札幌

2022年08月14日 | 道央のホテル

一期一会

ホテル法華クラブ札幌

札幌駅ビル(ビックカメラ等)&JRタワー、

雪印パーラー(大きなアイスクリームパフェで有名)、

札幌テレビ塔&大通り公園、

札幌グランドホテル、札幌時計台、等、

観光名所それぞれから、ほぼ等距離の位置にある、

立地バツグンな日本の老舗ホテル。

 

自身も檀家であった創始者が、その当時、

お寺へお参りに来る人たちの宿が足りてないことを憂慮して、

有志と始めた、日本の草分け的なビジネスホテルだそうな。

法華クラブとは、なんとまあハイカラなお名前だこと!

 

急な検査入院で、お盆休みの予定が、

玉突き事故のように、みな吹っ飛んでしまった。

すべての予定が、わずか1日ずれただけだが。

もうそんな至近距離からでは、

ホテルのキャンセルはきかないし、

友人知人もカツカツでスケジュール組んでるしで、

逆タイムマシンというか、自分だけ、

皆と噛み合わない、1日遅れの時間を過ごすことになった。

凹んだ。死ぬ前にとか、考えたさ。

そういう話になると、なんで、原点とか思うのかねぇ……

 

そんなことがあって、このホテルに来たわけだが。

ホテル法華クラブは、僕の記憶にある限り、

人生で最初に泊まったホテルです。

その札幌店が、ここ。

ビジネスホテルと言う割には、

見通しのよい、割と立派な、

明るいロビーがあったり。

 

五輪以来、近隣にも、

それこそ、雨後の竹の子のように、

いくつものビジネスホテルが建ったけれども。

こういう明るさを持ったところは、

他に無いな。どこも、入口の先は見えない。

大体は、エレベーターホールを兼ねた、

狭い造りのフロントがあるばかりだ。

そしてそういう造りこそが、

ビジネスホテルを、ビジネスホテルたらしめている。

おもてなしの、折り紙の鶴が、出迎える。

部屋は簡素だが、必要十分。

近ごろ有り勝ちな、気取ったデスクライトなどは無い。

あるのは、実用に足る程度の照明と、

幅、奥行きがソコソコはあるデスク。

液晶テレビの前にも、書類を置くスペースがあるほどだ。

加湿器だの、コーヒーメーカーだの、食器だの、

余計なものが乗っかってないのがうれしい。

ポットやカップは、机の右下に、

ちゃんとした収納場所が作られている。

ハイクラスと自称するようなホテルでも、有り勝ちなんだが。

あとづけで色々なものを買い足して、

しょうがないから、机をその置き場所にしている。

そういう、残念なホテルは、割と普通にある。

それが無いだけでも、このホテルの評価点はプラスだ。

背景は、落ち着いた色調の壁とカーテンなので、

リモートでのお仕事にも使える。

LANケーブルを使えば、通信速度も問題なかろう。

そしてこの、一貫したデザイン性を感じさせる、

ソファと丸テーブル、カーテンの模様。

カーテンの遮光性もよい。真昼間の写真だが、

ベッドの枕側は、十分に暗くなった。

京王プラザホテルの、普通ランクの部屋だと言われても、

クローゼットと金庫が無いこと除けば、

違和感が無いほどだ。

老舗らしさというか、ノウハウ持っているなと。

ユニットバスなのはまあ、ビジネスホテルだから(笑

だけど、あなどるなかれ。

壁はタイル調。バスタブには手すりがある。

この手すり、絶対に必要なもの。老いも若きもさ。

だから、ハイクラスなホテルには、必ずある。

ここホンマにビジホなんかな(笑

アメニティーがまたよい。

POLAのシャワー・ブレイクとか使ってるし。

手洗いは、花王のフィエスタってシリーズのやつだし。

肌触りがソフトで、香りもいいのよねぇ。

気が利いている。

振り向けば、地下の温泉へ持っていくバッグに、

かわいらしいユルキャラの入浴姿。

!!!

このプロフ……

このホンワカなお姿からは、想像もできまてん。

 

ホテル法華クラブは、

僕の、今に至るホテル三昧の、

原点にあるホテルです。

しかし、悲しいかな。その舞台となったホテルは、

2011年、東日本大震災で、天井が崩落してしまい、

惜しまれつつ、解体せられたと聞き及んでます。

もしも現存していれば、

飛行機に乗ってでも、今そこへ行った。

 

その日、僕は、

天井スレスレの二段ベッドが入った、

狭い部屋に、数日、滞在していた。

ベッドの上の段に寝ると、

すぐ目の前が天井で、触ると、

吹き付けの砂みたいなものが、

パラパラと落ちてきた。

 

そのころ、僕は、世間知らずの「良い子」だった。

何を思ったものか、ホテルのフロントの人に、

何か手伝うことはないか、と言った。

よそのホテルなら、相手にされなかっただろう。

そのフロントの人は、相手にしてくれた。

今にして思えば、仏教的だったなと思うわ。

とても自然な感じで、

各階のエレベーターの前にある、

エアコンの吹き出し口の結露を拭き取る仕事を、

自分に任せてくれた。

そしてその日の終わりに、

いいものを見せてあげようと、僕はその人に誘われ、

付属ホール(結婚式場)の、大シャンデリアを、

点灯して見せてくれた。

あの真っ白な光が降り注ぐ光景を、

今なお、覚えています。

 

泊まったのは、そのとき限り。

ずいぶん前のことで、そのフロントの人が、

ご存命かどうかも分かりませんが。

ほんとうに、一期一会だったなと。

そんな思い出が、ホテル法華クラブにはあります。

その札幌店に泊まって、

この思い出を、文字にしておこうと思いました。


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写真の中に入りたい

2022年08月09日 | 雑談

昨日の記事のオススメ、

 

疲れた日のお昼、静かに、

あっさりと、お魚やお野菜をいただきたいなら、

ここ。メルキュール札幌のボルドーがオススメ。

 

や、

 

凹んだ日に、賑やかに、

こってりと、お肉やサラダをいただきたいなら、

JRタワーホテル日航札幌35階、

SKY Jがオススメ。

 

のほかにも、かつては、

 

京王プラザホテル札幌1階にあった、

ロビーラウンジ「Duet」

 

や、

 

コロナでいきなり全館休業する前の、

ANAクラウンプラザ札幌2階「MEM」

 

そして、

 

沖縄から総支配人が来る前の、

札幌グランドホテル「BigJugg」

だけでなく、

札幌グランドホテルのすべて

があった。

 

札幌のホテルは、

僕の人生のなかで、

とても賑やかで、楽しいカテゴリでした。

今はもう、フィルムの中にしか残っていないですが……

 


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メルキュール札幌で朝食など

2022年08月02日 | 道央のホテル

前の記事の続きです。

いっぺんにアップしたかったんですが、

しまいには眠気しか勝たんw

 

で、朝ごはん。

ゴールドメンバーは、これが無料でつく。

もちろん、おかわりしたさ(笑

ただし、メルキュール札幌独自の特典です(この記事現在)

通常は、もう1個上の、プラチナメンバーからのサービス。

 

ひとやすみして、ジムをのぞくと、

めずらしく誰もいない。

国内の予約サイト(じゃらんとか楽天とか)からの予約でも、

これはだいたい、デフォでついてくるみたいです。

人数制限あり(3人までだったかな?)

写ってないけど、写真の右手には、

ウエイト・リフティングやってる人が使うみたいな、立派な機械もある。

ボート漕ぎ(一番手前)やら、階段登り(3つ目)やら……

いろいろあるけど、

僕はロードバイク(手前から2つ目)しか知らん。

画面に映される、おフランスの道を眺めながら、

軽快にペダルを……

ぜぇぜぇ言いながら漕いでた(笑

健康のためなんだか、体壊してるんだか分かりまてん。

 

で、思うんですけど。

朝ごはんなんかも、ですね。

新築のホテルじゃ、これは続かないなと思うんです。

おカネ的にですね。

新鮮味があって、それだけで客が来てる間はいいさ。

でもそんなの、地層で考えたらさ。

1つの崖が、そのホテルの、この先の経営期間だとして、

薄い層にもなりゃしないと思います。

ましてや、途中から始めるとか。

土地建物や家具調度の償却が済んでないのに、

できるわけがない。

ただでさえ、ホテル離れが進んでる昨今、

おまけにコロナですよ。

そんななかでも、こういうのを始められるってのは、

償却が済んでるからじゃないかなと。

新しいホテルには絶対にない、在来のホテルにしかない強みですな。

だから、建物や家具調度は、修理部門を作ってでも、

こまめに直しなさいよ。暖簾を大事にしなさいよって言うんだけどね。

日本製のホテルは、どこも聞く耳ないねぇ。

どんな変なホテルでも、愛する人は、いくらかはいる。

建物や家具調度を大事にするってのは、そういう人を大事にするってこと。

けど、日本製のホテルが着目したのは、そこじゃなかった。

 

まあだけど、ホテルなんて、元来が外国産なんだから、

外資には勝てないってのも、当然ちゃ当然で。

日本人は、真似っこが苦手なところがあるからな。

だけどこれだけは、そういうところを、真似て、学んでいくべきだったと。

経営者でもないのに書いてみるテスト。


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メルキュール札幌ゴールドメンバー宿泊

2022年08月01日 | 道央のホテル

やっぱ外資はすごいや……

メルキュール札幌

 

このホテルの名前、

メルキュールホテル札幌だと思ってたんですが。

母体のAccorの公式サイトを見ても、

メルキュール札幌になっているので、

以降、このブログでもそうします。

なんか省略してるみたいで嫌だったんよ。

けどこれが正式名称だったのね。

 

ウェブ上に方法が載ってますが、

その、とある方法でゴールドメンバーになって、

今回、初めての宿泊になります。

 

その、とある方法なんですけれども、

日本のカード会社だと、

取引不成立みたいな表示が出るんです。

でも待っていると、おめでとう!みたいなメールが来て、

週末に計上するんだと思いますが、

火曜には、クレジットカードの明細に載る。

お値段は、計上された時点でのレートらしく、

僕はユーロ高のときにやっちゃったので、

ちょっとだけ、お高くついてしまいました。

 

でその、ゴールドメンバーですけれども。

日本製のホテルのゴールドステータスとは、雲泥の差で。

ゴールドっていうか、上から3つ目のステータスですけれども。

日本製のが、わずか3時間のレイトアウトしかつかないのに、

こちらはもう、大盤振る舞いで。

 

しかも、メルキュール札幌には、

他のグループホテルには無い、

特別の特典が用意されていたりする。

正直、ちょっと驚いた。

テーブルには手書きのウェルカム・メッセージ。

ゴールドごときで、ここまでしてくれる。

日本製ホテルの規格では、ありえないわ。

 

詳細は、申し訳ないが、ここには書かない。

そこが一番知りたいところなんだろうけど。

ほんとうに必要とする人は、これだけ伝えれば、

その先は自分でクエストを楽しむだろう。

 

ただ、元をとりたいという人のために、

ゴールドメンバーになるための出費については、

ハイシーズンだと3回、ローシーズンでも4回泊まれば、

元がとれるということは、書いておこう。

アップグレードと2時間程度のレイトアウト必須としてだが。

それ以外にも、メルキュール札幌の特典があるので、

それで元が取れてしまうのだ。

 

なお、不定期ながら、マスターカードをお持ちのかたは、

もうひと息、お得が加わるようだ。

詳しくは、Accorの公式サイトで確認。

Accorの公式サイトは、古いページが残っていたりするので、

グーグルさんとかで、「Accor マスターカード 2022」とかって、

検索かけたほうが早いかもです。


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カードをめぐる冒険ー終着ー

2022年08月01日 | 雑談

線路の端の車止めは、

この先まだ伸びるけど、今はここで止めとくよっていう、

夢のあるものであったが。

毎年、どこかしらの廃線が決まる北海道では、

線路の端の車止めは、

昔はもっと先まであったけど、今はもう行けないよっていう、

夢の跡になった。

 

クレジットカードの、このごろも、

北海道のそれのようで。

 

プラチナやブラックという本線から、支線へと入れば、

ほどなく、車止めに行き当たる。

ただわずかに、この1枚のカードだけが、

ローカル線みたいに残されている。

 

このカードは、持ち主について、ほとんど何も語らない。

 

それでいて、始まりは、戦中、戦後にまでさかのぼる。

れっきとした老舗なのだ。

他のカード会社が、自社のステータスを、

躍起になって作ろうとしてきた、この50年間。

それとはまた違った50年間を歩んできたカードである。

 

しかもこのカード、使ってみると、地元に強みがあるのだ。

専門店会と名乗るだけのことはある。

たとえば北海道の場合、

あの七面倒くさい、SAPICAのオートチャージ登録が、

ネット上で瞬時にできる。葉書きも手書きも要らない。

 

クーポンは紙に印刷するタイプで、

現状、60を超える、道内の店屋やホテル、スキー場に通用する。

いまどき紙かと言われるかもしれないが、

電子版の、表示するまでの面倒さや、

めまぐるしく変わる期限や適用条件を経験しては、

紙のクーポンの単純さも、そうまでバカにはできまい。

 

この一枚とは、長いつきあいになりそうだ。

 


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