国民宿舎を思い出す
はまとんべつ温泉ウイング
道の駅「北オホーツクはまとんべつ」手前のロータリーを西へ。
突き当たりT字路を右。やや行くと、右手に市民プールの骨組み。
その手前のT字路を左。小さな案内板あり。
大きな駐車場と、その先に、ホテル前の小さな駐車場。
日帰り客が去る午後6時ごろから、小さな駐車場に空きがでる。
大手の予約サイトには掲載されていない。
ホームページから予約を入れるか、直接電話する。
2室しかない洋室のうちの1室をGET。
大手の予約サイトに掲載がないので、どうかと思ったが。
あれ?けっこうマトモじゃん。。。
お気づきだろうか。
このホテル、家具に割とこだわりがある。
左手の椅子などは、個人的に好みでテンション↑↑
食堂はカリモクの小洒落たダイニングセットだし。
建物は建物なんだが、そこにそういうアンティークが、
なんか自然体で置かれている。うるさくない。
オーナーの趣味かしら?
ああこういうの、昔、どこかにあったなと、
思い出したのは、北湯沢のかつてのホロホロ荘。
まだ国民宿舎というのがあった時代のことです。
数人で運営しているとは思えないほどの清潔感。
ユニットバスかと思いきや、ちゃんとしたタイル張りの浴槽。
バスタブも足を伸ばして入れる大きさ。水量も十分。
バスタオル、手ぬぐい、ハンドタオルと、一通り用意されている。
シャンプーやボディーソープがまた、国民宿舎を懐かしく思い出させる。
この手作り感がたまらない。
おひつに入ったご飯なんて、久しぶりだな。
国民宿舎の思い出が、さらに深まる。
うまし。左手のホタテの鍋物は、
美酒が注いであるらしい。貝が浅くてこぼしそうだが、
いいところで静かにそっと手前の皿へ乗せかえ、
醤油をたらして浜焼き風にいただいた。
うまし。
そして、レトロ自販機を発見。
大浴場への通路の入口だ。
これでお湯が出るタイプだったら、
夕食直後だったけど、買ってしまうな。
最初の、外観の右上にある、展望室からの眺め。
観光客の去った今時分からが、
このホテルの本当の旬なのだろう。
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湖に近いとあって、虫とか心配もしたが、
虫もそうだし、臭いやホコリなど、
衛生面でかなり気を遣ってるホテル。
わずかな人員でよくやってるなと思う。
部屋数が少なく、少人数向けの宿なのも好感。
国民宿舎の名残りを思うわ。それに、国民宿舎にはつきものの、
ゲームコーナーが無いのはいいね。
この雰囲気を、大事にしてほしいです。
願わくば、マグか湯飲みにしてもらえればと思うものです。
紙だと熱くて持てない(笑)。
たぶん、盗難にあったりしたんでしょうなぁ。
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