おじんの放課後

仕事帰りの僕の遊び。創成川の近所をウロウロ。変わり行く故郷、札幌を懐かしみつつ。ホテルのメモは、また行くときの参考に。

アレンジしてみた(笑

2024年10月30日 | ごはーん\(^o^)/

前に紹介した

セイコーマートの鍋焼うどん

を、

釜揚げ風にアレンジ。

アレンジといっても、

やってることは同じですけど(笑

ただ、うどんを別の鍋で水煮する。

添付の天ぷらをトースターで

カリカリに焼く。

油がすごいので、僕は

焼いたあとキッチンペーパで

吸い取ってます(笑

今回は卵1個と、

出来合いの茹で麺

1玉追加してます。なお、

卵はうどんの別鍋が煮立ったら

真ん中へ割り入れて

ポーチドエッグにする。

つゆは付属の鍋で煮立てて、

だし醤油を3〜4回し入れる。

煮立たせないと

アルコール分が飛ばない。

アルコールが飛ばないと、

醤油本来の美味しさを

楽しめません。

さあ、召し上がれ♪


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せっかくの札幌だったけど

2024年10月29日 | 珈琲

あゝ…

空が高いわ。

そして頭痛が痛い。

鼻水出るくらい痛い。

バファリン飲んでも治らん。

んー、

ここに40階建だっけ?

ビルが建てばもう、

この空は見えなくなるねぇ…

このデフレの真っ只中、

壊して建てるのにかかる費用を、

回収できるとは思ってないだろ。

一端の企業なんだから。

え?

だったら何でこんなこと…

うん。考えるのよそう。

頭痛い…

近くのホテルへ逃げ込んで、

ラウンジに座る。

はぁ…

そういえば

今日は歩き通しだ。

何か、甘いものを…

なんかあの、何だっけ。駅前の。

センチュリーロイヤルホテル?(笑

上でインフィニティしてる黄色いやつは

紅茶のレモンです(笑

あゝ、落ち着く…

へぇ。

食べたものが異常発酵して、

ストレスで肝臓が弱り果ててると、

解毒が間に合わずに、

頭痛いになることがあるそうな。

これかなぁ…

朝飲んだ

片頭痛治しの神様こと

イブプロフェンも効かなかったし。

もっとも片頭痛とは違う

痛みかただし。

ズキズキしないの。

頭の芯から全体がずーっと痛い。

片頭痛がサイレンなら、

これは霧笛かなぁ。

途切れない霧笛ね。

マカロンうま。

このロビーラウンジのマカロンは

デパ地下のより美味しいので、

オススメです♪

あとプチプールの、なんてったか、

蜂蜜風味のちっちゃい焼菓子も。

んー、ダメだ。

今日は帰ろう (⁠+⁠_⁠+⁠)

 


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何かあったかいものを

2024年10月27日 | ごはーん\(^o^)/

急の電話が来て、

心が凍えたので…

そだ。

あったかい饂飩たべよ。

前回、

所在地を間違って

書いちゃいましたが。

大丸札幌の

讃兵衛というお店です。

登りエスカレーター

降りて左側へ。

来ました。

今回は大盛(追加1玉)にした。

ひより警部じゃないけど、

僕も毎日饂飩でいい口です(笑

んー、んまい。

僕は最後に、

樽の湯をつけ汁入へれて、

そば湯ならぬ饂飩湯にして

いただきます。

でもこれ、

盛大に湯をこぼすので(笑

大きな声ではオススメできない。

ふぅ~。

ごちそうさま。

あゝ…

こんな美味しい饂飩が、

道北でも食べられたらな。

何がまず辛いって、

仕事明けに美味いもの食える

場所がないです。

救いがないです。


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カッコよくね?

2024年10月26日 | ロマン

で、

福鶴亭さんが

もうやってないので、

時間余っちゃって(笑

ローソン寄って晩飯買って、

汽車のなかで食べようと思った

んだけど。ニンニク臭が強くて(笑

ニンニクって書いてなかったけどなぁ。

車のなかで食べて(笑

いいねこのカフェオレ。

地元の牛乳使ってるの?

地元のって、

北海道以外じゃ難しいかも(笑

どうぞ「北海道産」で

今後ともよろしくお願いいたします。

で、

まだ時間余っちゃって(笑

名寄駅のポスターとか、

チラシとか、ぼちぼち眺めてたら。

自衛隊さんの名寄の広報誌

「さくほく」

に、こんなお方が。

このユルふわキャラ全盛の時代に、

こんな硬派なマスコットを…

い、いかん…

妄想癖が…始まってしまふ…

広報っつったら、

暑い夏の夕暮れ時、

オフはこんな感じだろうと。

ピチッと背広着て、

酷暑も何のその。

不健康きわまりないねぇ。

その代わりオフには、

開放!な感じで(笑

けどこのお方は自衛隊さんなので…

このくらいは(肩幅はイメージですw

あと関係ないけど、

武器とか戦闘車両の扱いとか、

格闘系スポーツとか、

一通りこなしてそうな(笑

そのルックスが、何よりの証拠。

あ、女性かも…

雪(ゆき)が脳内で之(ゆき)に

自動変換されてました(笑

着ぐるみが見たい…

CMとかで、ぜひ、

新規入隊の面接とかしてほしい。

はっ!いかん!汽車が!

(名寄駅は夜のアナウンスがありません

ギリギリせーふ(笑

※僕個人の妄想です。狐名雪さんのちゃんとしたスペックは公式をご覧くださいませ。


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【悲報】福鶴亭お前もか…

2024年10月25日 | 道北のホテル

あんまりビックリでガッカリで、

写真撮るの忘れちゃった…

名寄市のグランドホテル藤花

1階にある福鶴亭は、

僕の名寄へ行く楽しみ

だったんです。それがために、

仕事明け、風呂もほどほどで

車に飛び乗ったわけですが。

門限(オーダーストップ)

厳しいので(笑

だけど夏の終わりごろから

なぜか開いてなくて。

今見たら、

晩飯時はもうやりませんと。

あーぁ。

名寄に行く楽しみが

なくなっちゃいました。


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疲れ飛んだ(笑

2024年10月23日 | 風景

なにこのカワイイの(笑

僕、こういうのって、

フタ開けたくない(笑

こんな事できるから、

セブン同様、

仲間はずれにされるんだなぁ……

僕はこれからも、

選べるなら、クロネコ使うわ。


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朝ごはん(途中で投稿しちゃった

2024年10月22日 | ごはーん\(^o^)/

おはようございます。

ここ1週間ほど

朝から重労働!な毎日で、

とりあえず

朝飯食うようになりました(笑

ご飯食べてる暇ないので…

改めて、

日本食って時間かけるように

できてるんだなと。

作法とか要らんけど(笑

で、

インスタントとか

シリアルとか試した末、

これになったという。

コーヒーも淹れる暇が無い(笑

それであったかい牛乳。

パン焼いてバタぬって、

目玉焼きして、

ジャムをひとすくい。

あ、投稿しちゃった(笑

以下続き。

そのフライパンで

牛乳を人肌に。

お気にのアオハタ、

いや、アヲハタのジャムが、

いつの間にか

身近になくなってて。

まさかと思って、

ネット調べたらホッ。

会社は健在でした(笑

なんでか、好きなんよ

アヲハタのジャム。

でも無いから、しゃあない。

知らんメーカーのマーマレード。

マーマレードは

どれでも大体食えたなと…

醤油ラーメンみたいな(笑

トロリ溢れる黄身もよし、

先にチュッと黄身だけ

いただいちゃうのもまたよし。

歯磨きの時間まで入れると

半時ほど。

じゃあ、まあ、

行きたくもないけど、

行ってきますわ。


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冬はホットで(続

2024年10月21日 | ごはーん\(^o^)/

おとといの記事に載せるの

忘れてたんだけども。

セイコーマートの話。

今年からなのかな?

山形の

玉こんにゃくを置き出してさ。

湯煎して温めてやると美味しいんだ。

こんにゃくはヒトの消化酵素では

分解されないってのが定説だけど、

なんか、

微生物仲介で栄養になってる?

みたいな話を近頃耳にしたり。

僕はダイエットする気ないので(笑

あっ、かかりつけ医の声が……

血圧下げたきゃまずは痩せろとw

いいじゃないすかコンニャク。

おでんのコンニャクもいいけど、

これもいいなと。

すき焼きのシラタキとは

とんとご無沙汰です(笑

刺し身コンニャクみたいな

冷たいのはダメなんですけどね。

たぶんあの臭いがダメなのかなと。

セブンイレブン(テキサス発祥)も

ローソン(オハイオ発祥)も

日本の冬を知らない。

だから冬だけは

セイコーマートに

欲しいものがあるわけ。

1971年、札幌市北区の

マンション群の先、

冬は衝突事故が多発する

狭い抜け道の先に現存する

店舗から始まった

セイコーマート。

札幌にとって1971年って

なんかイベントの年でした。

最初の地下鉄(南北線)が

営業始めたり、

さっぽろ地下街が

オープンしたり。

翌年が

オリンピックだったからねぇ。

当時は確かに、

経済の起爆剤でしたわ。

などと、

コンニャクだけに

話が膨らんだみたいです(笑


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〆は、うどんで。

2024年10月20日 | ごはーん\(^o^)/

あゝ……

暮れていくなぁ。

明日からまた1週間、

渡っていく気分を

養うべき時間なんだろうけどね。

ため息しか出ない(笑

写真の真ん中でぼーっと

青く光ってるのは

サッポロファクトリーです。

さ、

うどんでも食って行きますかぁ。

札幌東急グルメフロアの

大丸札幌でしたっ!

讃岐うどん屋さんです。

店員はつっけんどんだけど、

味はいい(笑

釜揚げモドキが好きでさ。

天ぷら湯釜とかいったか?

(←相変わらず覚えらんない

この艶ですわ。

量も僕にはちょうどいい。

ツルリという音を聞きながら、

札幌の余韻を噛み締めます。


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冬はホットで

2024年10月19日 | ごはーん\(^o^)/

過去の記事で、

道民があまり行かない地元の場所として、

雪祭りとともに紹介したことのある

セイコーマート(元、成功マート)

ですけれども。

ただ冬になるとね、

チョッと位置づけが変わってくる。

これ食べないとね、

北海道の冬が来ないです(笑

セイコーマートの

鍋焼きうどん ヽ( ´¬`)ノ じゅるり

いつの間にか太ネギ2かけが

消え去ってしまいましたが……

汁そして天ぷらと卵は健在。

肌寒くなってくると、

セコマでコレを探します。

可能なれば、ホットシェフの

でっかいおにぎりを。

ん~ >_< たまらん!

もう1杯いけちゃう(笑


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え?皆さんはしないの?

2024年10月15日 | ごはーん\(^o^)/

今日、会合で、

お昼にシャケのおにぎりが

出たんだけど……

「醤油ないの?」

って聞いたら

不思議そうな顔された(笑

一番はシャケですけど。

魚系は大体オススメ。

市販のおにぎり、

魚系のやつは、

ひとくちかじって具を出して

醤油をポタッと

落としてみてください。

できればチョッと高めな

出汁醤油とかね。

とりあえず1、2滴。

足りなければプラスで。

できるだけ

具だけにかけてくださいね。

ご飯にかけちゃうと

しょっぱいだけになる(笑

お試しあれ。

 


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秋晴れ

2024年10月13日 | 小金井充の

 青空へと大きく伸び上がる長い長い坂道の向こうから、無精ひげを生やしたソース顔のオッサンがやってくる。彼方を1機の旅客機が、長い長い白い尾を引きながら、まるでコマ撮りの映像のようにゆっくりと空を渡っていく。青い空、白い雲。すがすがしいはずのこの景色のド真ん中に汗だくのオッサンの黒ずんだ顔があるものだから、絵的にはもう暑苦しくてしょうがないのではあるが、しかし季節は秋である。それが真夏にも見えるのは、オッサンのユラユラと揺れるメタボリックな胴体のせいもあるが。むしろ坂道の両脇に生えている街路樹がまったく紅葉していない、初々しいとすら思われる緑色を保っているからでもある。
 村の1車線道路には車1台も通ることがなく、それでオッサンは今もなお道の真ん中をモタモタと歩くことができている。ゼェゼェいうオッサンの吐息がうっすらと聞こえだす。沿道の古民家の軒先では数人の村人が集って、このオッサンを横目で見ては何やら噂している様子。「この男なのか?」「じょうだんじゃない」というような掛け合いをこのオッサンも聞いているのかいないのか。ウの口に唇を尖らせてフウフウ言いながら坂を越して、ここからは下りになるというのでオッサンの顔に少しく安堵の色が見え出す。脇を過ぎる丸いヘッドライトの年季の入った自転車が急にギギギとブレーキをかけズズズと足をひきずって停まり、ハンドルから片手を離してパンチパーマのオバハンの顔がオッサンを振り返る。茶けた花柄の長袖にフリルのついたエプロンをしたオバハンの前で、自転車のかごに入れたマイバックから玉ねぎが1つコロンと転げ落ちた。
 「あらヤダ」と言いながらオバハンは慌てて自転車から降り、熟練した動作で自転車のスタンドを立てると、コロコロと下り坂を転げ落ちる玉ねぎに向かって走り出すが、しかし玉ねぎのほうが幾分早いと見えてオバハンとの距離を次第に広げていく。オバハンはもうパンチパーマがオールバック気味になるのもかまわずに両手を前へ突き出してしまって、何だか分からないことをボヤきながら、パタパタとサンダルの音を鳴らしてオッサンの横を過ぎようとする。と、オッサンがまるで別人のような鮮やかな身のこなしでもって二歩三歩駆け出してサッと玉ねぎを拾い上げた。
 「あ!ドロボウ!」息も絶え絶えにオバハンが言うと、沿道の古民家からは何事かと男女の頭がのぞく。玉ねぎを差し出すオッサンにやっと追いついて、オバハンはその差し出されたオッサンの手を平手で打ち落とす。勢い玉ねぎはオッサンの手を離れて、またコロコロと長い坂道を転がっていく。オバハンはもう両膝に両手をついてしまってゼェゼェ息をするばかりで、玉ねぎを追いかける気力もなく只々転げては飛び跳ね転げては飛び跳ねする玉ねぎを見送るばかりだ。玉ねぎを追って走り出すオッサンの背中に、「ちょっと!それ私のだから!」とオバハンは言おうとするが、しかし後半はもう咳き込んでしまって声にならない。けれども思いのほか機敏な身のこなしで玉ねぎに追いついたオッサンが、プルンとメタボな脇腹を振るわせて玉ねぎを拾い上げた時は、「ちょっと!」と言いながらもオバハンは続く言葉を飲み込んで、ふくれっ面はするものの、黙ってオッサンを見下ろすだけになっていた。オッサンが玉ねぎを握った手の袖で額の汗をぬぐい、微笑んで、フゥフゥいいながらオバハンのほうへと坂道を登ってくるころには、オバハンは地面を見てしまってオッサンの到着を待つよりなかった。
 「ごめんね。わたいはすっかり……」とオバハンは丸い顔をちょっと赤らめて、フリルのついた前掛けを両手でしぼっている。茶けた花柄の上着のすそが前掛けの脇で秋風に揺られる。オッサンはニタッと赤鬼のように笑ってオバハンに玉ねぎを手渡した。そしてクルッと背中を向けて、スタスタと長い坂道を下りにかかる。沿道の古民家からヒョコヒョコと顔を出した男女の姿はとうになくて、「なぁんだ」「いい奴じゃないか」という囁きだけが聞こえてくる。オバハンは息もやっと落ち着いて、オッサンの背中にちょっと頭を下げて自転車へと戻っていった。自転車のスタンドを見事な足さばきで跳ね上げて、さてサドルをまたごうという時になってオバハンはもう一度オッサンのほうを見遣った。オッサンはもう大分坂を下っていて、そのモジャモジャ頭の向こうには、ただただ真っ直ぐに海へと落ちていく坂道が光って見えた。
 やがてオッサンの鼻に潮風の香りが届くころ、いい塩梅に枯れた小さな公園があらわれて、しばし足をとどめてオッサンはその公園を見ていたが。やおらウンとうなずいて、オッサンはその公園へと入っていく。枯れ枝をポキポキと踏みしめながら、湿った柔らかな土の感触を楽しみつつ、と、前の朽ちかけたベンチに、1人の老人が杖に額をよりかけて、枯れ木のように腰掛けているのをオッサンは認めた。近づくオッサンの気配を知ってか知らずか、これはひょっとして死んでいるのではとオッサンが心配するくらいその老人は動かない。昼間寝ているヨタカそっくりなその老人のすぐ横までオッサンが近づいたとき、ふっと老人の目が開いて、ゆっくりとオッサンの顔を見上げた。オッサンの顔をじっと見上げはするが、その口は笑いもせず何も言わぬ。ただ何かものすごく疲れている様子だけはオッサンにも見て取れた。あまりにも疲れてしまったので、もはや立って歩くことができないという具合。オッサンは困った。これでは立ち去ることもできやしない。そんなオッサンの顔色を察してかどうか、老人はもうほとんど肌色になったその薄い唇だけを動かして言った。
 「私が長いこと待っていた人は、あなたですか。」
 どう答えたものかオッサンはまたしても困った。そんなことどうして自分が知るだろう。しかしまあ袖触れ合うも何とやら。ここはお年寄りの気持ちを汲んであげるのがよろしかろうと、オッサンは意味深な面持ちでウンとうなずいて見せた。老人はここで初めて表情を見せて、つまりはオッサンにフッと鼻で笑って見せて、あとはもう何も言わず、また先程のように顔を戻し、目を閉じてそのまま動かなくなった。よし!とオッサンは心のなかで喜び、きびすを返して公園を出にかかる。してみると、あの老人はここで毎日のように誰かを待っているということか。生活費とかどうしているのやら分からんが、ともかくは良いご身分には違いないとオッサンは独り合点をした。あと1歩か2歩でこの自分には似合いな感じのいい公園を出ようかという時になって、1人の町の若者が不意に横合いからオッサンに怒鳴った。
 「このまま行ってしまうんですか!」
 ビクッと頬を引きつらせて、オッサンは反射的にその怒鳴り声のほうを見たが。おやおやまだ二十歳かそこらの若造じゃないか。俺に何か用でもあるのかと、オッサンは和戦両様の気分でその若者と対峙する。ところが若者のほうはもう言うべきことを言ったというふうで気色を失い黙ってしまって、オッサンはまたまた困ってしまった。どうもこの町も俺の落ち着く先ではないらしいぞ。この先どこまで歩かにゃならんのかと、オッサンは軽いめまいを感じつつも、しかしあるいはひょっとしてこの若者がまた言葉を発しないだろうかと、今度は半ば期待を込めたような眼差しを若者に向けてみる。けれども若者はプイとオッサンから顔をそむけて、そのまま背中までもオッサンのほうへ向けてしまい、立ち去ってしまった。何だかよく分からん町だなと、オッサンは先程のベンチに座る老人を振り返る。か細く低い木々の向こうから、老人の面のような血色のない顔がまっすぐこちらを見ているのに気がついて、オッサンは肝を冷やした。お化けかよと心のなかで愚痴りながらもオッサンは老人の顔を見て返す。何やら泣きそうな表情でもあるかなと思いながら、泣きたいのはこっちだとオッサンは心のなかで呟いた。ならばこちらから声をかけてみるしかないのかとオッサンは戸惑った。こちらから面倒にまみえるのはご免こうぶりたいが。しかしこのまま立ち去るのも後味が悪すぎる。仕方がない。何か問いかけてみるかとオッサンは腹を決めて声を大にして老人に問うた。
 「あなたは、どうなりたいのか。」ただ見たままに、ずっとそこへ座っていたいのかという意味で、オッサンはそう問いかけてみたわけだが。他方、老人のほうではまた別の意味に取り違えたらしい。老人は恥らうようにオッサンから目線を下げてボソッと「また歩けるようになりたい」と言ったようだ。え、とオッサンは思った。だってあんた毎日そこへ歩いてきてるんじゃないのかよ。その杖はほかの何に使うんだよとオッサンは心の声で突っ込んだが。いやまてよ、ひょっとして本当にそこへ座り通しなのかもしれんと思い返して、自分の顔から笑いが引くのをオッサンは感じた。さっきの若造のことを思えば。あれはもしかして、このお年寄りの食いものや身の回りのものごとを世話する係なのではなかろうか。この得体の知れない町だもの。そういう風習があっても驚かないなとオッサンは思った。オッサンの口から自然、「俺は医者じゃない」という言葉が出る。普段ならば笑って両手でも振ってやるところだが。これはそういう雰囲気ではない。嫌な雰囲気だなぁとオッサンが思っているところへ、雰囲気を察してか否か老人は「医者なら町におる」と返してきた。ははぁ、そういうのでいいんなら、俺にもやりようがあるぞと、オッサンは少し安心した。こんなとこへ毎日座って、誰かを待ち続けるからには、気力は相当にあるなと見当をつけて、ならばこの質問はどうだとオッサンは老人に返した。
 「あなたの自信は、どこへ失せたのか。」とオッサンが言うや、老人は「自信」と独りごちたきり黙ってしまった。老人の額がまた、元のように杖へと置かれる。そのいかにも気持ちの沈んだ様子を見てしまっては、オッサンも言った口を閉じることができない。えぇぇ外した?俺の経験とは違うの?などとオッサンが自問しかけたところへ、老人が今般、遭遇以来初めての長めの話をしだしたので、オッサンは内心ホッとしてその話に耳傾けた。
 「気づけば……、私ひとりしかいなかった。」老人は杖に額を置いたまま、目を閉じて何かとても昔のことを思い出そうとしているようだ。ポツリポツリと老人は話を継ぐ。「話したこともないが、私のいるところに、誰かもいた。今もう、私だけだ。誰かがいた時には心強かったが、独りになって自信をなくした。」老人は何か、今更に気がついたというように、額を置いた杖からガバリと顔をもたげて、「あんたはなんで、独りで歩いているんだ?」と言った。言われたオッサンはといえば、可笑しくてしょうがない。なんでって(笑)。思わず知らず自分の顔がほころぶのをオッサンは愉快に思ったが。しかし笑われているのを見てしまって、また杖に戻っていく老人の頭を目撃したオッサンは、その場で気分を正したうえでこう返した。
 「なんでって、ほかにやりようがないから……。」我ながら何とも曖昧な返事だなと、オッサンは自分で言って自分でガッカリした。でもそうなんだから仕方がない。世間から笑われた苦い思い出は数え切れない。だけど止める理由もまたみつからないままだなとオッサンは自身の過去を眺め渡す。眺め渡すうちに嫌なことがいくつか思い出されてしまい、勝手にけっこうな精神的ダメージを食らったが。しかしこの老人にそれは悟られたくないとオッサンは気力を使った。というかそもそもの話、自分に素直に考えると、見たいものは見たいし、したいことはしたい。それは刹那の快楽などではなくて、人生の経過からもたらされる成果なのだという経験則が今のオッサンのなかにはある。ウンとうなずいてオッサンは老人の閑話に答えた。
 「正しくなければ、諦めるのですね。」オッサンはわざとに断定的な言いかたをしてみる。老人はやはり自信がないようで、オッサンの話に迷いつつも、コクリとうなずいてしまう。あー、これは重症だとオッサンは思った。「諦めちゃうの?」と唐突にフランクな言いかたをされて、老人は「えっ?」という顔で反射的にオッサンの顔を見た。「諦めちゃうんだ(笑)」オッサンはなおもフランクに老人に詰め寄る。まあお互いこの距離で話しているから効果のほどは分からないが。やはり老人から返事は返って来ない。オッサンは公園の敷居をもう一度またいで、何か楽しそうな雰囲気をまといつつ老人の元へと戻る。老人は例のごとく杖に額を乗せたまま目を閉じてオッサンを見ない。オッサンは老人の座るベンチの脇を見遣った。メタボリックな自分が座れるだけのスペースはあるものの、はたしてこのベンチが2人分いや3人分の体重を支えてくれるのかどうかは確信が持てない。こんな状況で2人して仰向けに転がるなんてことは想像もしたくないが、といってこちらが相手を見下ろす形でいるのもまたマズいだろう云々、刹那ではあれオッサンは幾つかのことを大急ぎで思い巡らした。その間にも依然として老人からの通信は届かない。もうこれは座って、同じ空間で話をせざるを得ないだろうとオッサンは観念した。
 「失礼しますよ」と老人に軽く声をかけてオッサンはベンチに恐る恐る尻を置く。置いてしまってから先にごみを払えばよかったと後悔したがもう遅い。体重をかける。ベンチは案外と丈夫な様子だが、しかし背もたれに落ち着くのは危険すぎるとオッサンは背中を丸めたままにして両手を膝に置き、その窮屈な格好でフッとひとまずは安堵のため息をついた。しかしながら、この一連の緊迫した気分がオッサンの心を吹き過ぎてもなお老人は何も言ってこない。オッサンは片手の袖で額の汗をぬぐう。手に汗握る脂汗もあったが、なお進展しないこの状況への焦りもその汗のなかには含まれる。仕方がない。オッサンは自分から話を進めることにした。「自信は、そこからは来ないと思いますよ。」オッサンは上着のポケットに手を突っ込んでクシャクシャになったタバコの箱を出した。1本出そうとしてそのクシャクシャな箱の蓋らしきものをのけて見れば1本もない。何だよという渋い顔をしてオッサンはタバコの箱を握りつぶしポケットへ返した。やれやれとベンチの背へ身をもたれようとしてオッサンは立ち上がる寸前になる。危ない危ない。今たしかに背の板がたわんだ感触があった。せっかく拭ったオッサンの額にまたじっとりと冷や汗が浮かぶ。ふと老人の姿勢を見てオッサンは合点がいった。どうりで、この老人さっきから杖に額を置いていたわけだ。しかしこのちょっとしたハプニングが老人の口を割らせた。
 「後ろ、腐っていますから。」老人は相変わらず目をつむって額を杖に置いたままだが、しかしオッサンは老人の顔に少しく赤みがさして、よく見れば微笑みさえもしていることに気がついた。よかった生きてるとオッサンは心のなかで笑う。これで空気が変わったとオッサンは間を空けずに話を継いだ。「僕は、自信なんて意識したことないですが、行脚家業を続けてるのも実際なので。そんなものがあるのかもしれません。世間から見たらただのプーですからね。正しければ自信を持つのも難しくない。僕みたいに正しくないことを続けちゃうのが、実際は多いみたいですけど(笑)」かすかにゴーという音がして、見上げれば2人のはるか上空を旅客機が飛んでいく。青空を背景に真っ白な飛行機雲が旅客機のあとを追いかける。オッサンは目を老人に戻す。見れば、老人もまた杖から顔を起こして空を見上げているではないか。2人はしばし飛行機雲の行方を眺めていた。不意に老人が「どうしてでしょうなぁ」と呟く。オッサンは老人が話を継ぐのを生暖かい気持ちで見守る。ここで話が終わっては、また自分から話さなければならない。話はいくらもあるが、それらのほとんどはオッサンにとって痛いものだった。だから老人の口元がやおら動くのを見てオッサンは安堵した。
 「誰かがいたころは、楽しかった。」老人は杖を握りなおしその細い足を組んだ。オッサンはどこかこの老人に清楚な感じを抱いたが、今にして気づけばズボンに折り目がついている。くすんだ暗い灰色のラシャ地の裾には泥で汚れた形跡がある。歩いてんじゃんと、オッサンは心のなかで笑った。老人はもう話を継ぐことに躊躇がない。「若いひとたち風に言えば、需要があると言うんですか。正しいかどうかなんて、あまり考えなかったね。自分がかきたいものをかき、言いたいことを言った感じです。時が経つほどに、誰かは少しずついなくなった。就職したり家庭を持ったりして、心境も変わったんでしょう。身を置く暇がなくなって、あえて窓を閉ざしたひとも、少なくはないと思います。確かにそのころから、自信ということも考え始めた。」老人はオッサンのほうこそ見はしなかったが、杖に顎を置いてニッコリと微笑む。それから老人は誰言うともなくこう付け加えた。「誰かがいなくなるにつれて、私の自信もなくなった。」
 「いや、そうではないでしょう。」オッサンは顔だけ老人に向けて、はっきりとそう言った。「つまり……」何と言ったらいいのか。オッサンは無意識に時間稼ぎをして、膝に置いていた老人の側の片手を持ち上げ、表に返して見せる。「その誰かがあなたに自信をくれたんじゃなくて……。何て言うか、本来見るべきものを見ないから、自信持てなくなったんでしょう。」オッサンは老人の側のひじを膝に置いて、浮いた手は自分の顎へ持っていき、上体を老人のほうへと傾けた。「え?何て?」と、老人は杖の先からオッサンの顔を覗き込む。オッサンは微笑んでまた両手を膝に戻し、ベンチの背もたれにもたれそうになって慌てて身を引いた。オッサンはやれやれという風に軽く溜め息をして話を続ける。「あなたに自信をくれたものは、その誰かじゃないです。あなたに自信をくれたものが、あなたに呉れた自信に、その誰かが惹かれた。ん、ちょっとややこしいですね(笑)」オッサンは片手をあげて自分の後頭部をなでまわす。老人はオッサンは見ずに、前を向いたまま杖の上で「あなたはよく笑うひとだ」と言って微笑む。「でもいいです。分かったように思います。」と、老人は、恥ずかし紛れに空を見上げるオッサンの顔を見て言った。それから杖にすがってゆっくりと立ち、老人は小さな歩幅でオッサンに向き直って、「見るべきは、私が続けてきたことの理由のほうだったんですね。」と、少し顔を赤めて言った。どうやら、伝わったらしい。オッサンも老人に微笑み返す。老人は「では。」とオッサンにちょっと頭を下げて、ベンチを後にする。オッサンは生暖かい気分で、去っていく老人の小さな足取りを見守った。と、老人は公園を出て行きしなに、もうオッサンを振り返ることもなくこう言った。
 「私が長く待っていたのは、やはり、あなただったようです。」


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ぬくもり

2024年10月13日 | 小金井充の

 水面を流れる重油のようにネットリとした暗雲が、ワルププギスの夜を汚していた。魔女たちは消えない火に大鍋をかけて、何かを煮ている。気味の悪い甲高い笑い声が時折は聞こえるが、あとは何の物音もしない。消えない火の光陰が、魔女たちの黒い姿をせわしく動かすように見えはするが、実際は蝋人形のように固まって身じろぎもしない。しかし今、不意に魔女たちの目が見開かれ、そのしおれた腕をみな同じほうへ向けて伸ばし、伸ばしきるとなお体までをもそのほうへと倒しにかかる。実際、何人かの魔女たちはそのまま地面に倒れ伏して起き上がらなかった。
 無数の指という指が刺し示すその先には、ひとりのオッサンの姿があった。スナフキンのような帽子をかむり、上着もズボンもまた同じように垢じみた黒い緑色をしている。魔女たちの慌てぶりに対して、そのオッサンの当たり前のようにやって来る姿は印象的だが、魔女たちが何をしているのか分からぬと同様、そのオッサンも何しに来たのかは知れぬ。そもそも魔女たちが見えているのか、そのブツブツと煮えたぎる大鍋が見えているのかどうかもわからない。しかしようやく、オッサンが距離を縮めるにつれて、その片手には腐りかけの蕪を切り裂いて作ったランタンが、しなびた葉に続いて垂れ下がりブラブラと揺れており、その揺れは確かに、オッサンが意図して揺らしているのだということは知れた。魔女たちの視線はまさにその蕪の揺れに合わせて動揺しているから、オッサンと魔女たちとの間に理屈は通っているのだろう。
 「ジョン!」と、魔女たちのどこからかから、ひねり出すようなしわがれた声が出て、オッサンは立ち止まりウンウンとうなずいた。魔女たちの間にひとしきりざわめきが起きる。「まさか戻るとは」「まだ燃えている」「なんという図々しさよ」云々。魔女に図々しいと言われるほどのこのオッサンは、してみれば人の尺度では相当に図々しいということになろう。しかしそういう評判とはまったく似合わない真っ直ぐな瞳をあげて、オッサンはまた蕪を揺らして見せる。微笑みすらしない、至って真面目な顔である。「くたばれ」と魔女たちのどこからか声があったが、その反対側の魔女たちのなかからは「鍋の下の炭をやろう」という声がヒッヒッという笑いとともに起こった。オッサンはまたウンウンとうなずくと、煮えたぎる大鍋のほうへ歩いてくる。魔女たちが汚いものでも避けるようにして粘菌のようにヌラヌラと凹みを作り、鍋へと一直線に歩いてくるオッサンをその1個の大きな目玉だけで見送る。なおもオッサンは歩を進めて、ついに大鍋の下へとかがみこんだが、どうしたことかその手を炎のなかへ伸ばしても炭は取れぬ。目の前に燃え盛る炭があるというのに、つかんだ感触はあるが、手を引いてみると何もない。そもそも炎に焼かれても熱さを感じない。しかし頭上では何かがブッブッと煮えたぎっているじゃないかと、オッサンは口を半開きにしたまま顔を上げてみるが。しかしそういえば臭いもしない。オッサンの仕草を見て魔女たちが一斉にヒャヒャと笑う。コピペの文章のようにみな同じに笑うので、オッサンの耳にはヒヒャヒャヒヒと猿の威嚇のように幾重にも響く。オッサンは両手で耳をギュッと塞ぐが、しかしそこからは動かない。またかというように口をへの字に曲げて突っ立っているばかりだ。そうするうちにニュッと炎のなかから魔女のしなびた手が出て、消し炭のような消えかけをコロリと3つばかりオッサンの前へと転がした。オッサンはかがんで、これは手に取れるのだろうかと手を伸ばしたが。熱さに驚いてビクリとその手を引いた。途端に魔女たちの笑いは止み、まったく音のない空間が広がる。ただ無数のあの大きな目玉が、オッサンの引っ込めた指の先を穴があくほど凝視していた。オッサンは気づいたとばかりに、かの腐った蕪を引き寄せて、なかの今しがた燃え尽きた炭火のわずかな灰をふるい、魔女の手が転がしてよこした3つの消し炭の上へ蕪の裂け目を押し当てた。持ち上げれば消し炭は、蕪のなかの無限の闇かと思うその裂け目の空白のなかに鎮座している。これでよしという具合にオッサンはうなずき、あとはもう二度と大鍋のほうは見ずに、独りまたトボトボといずこかへ向けて歩き出した。見上げれば油を流した夜の空を、何か煌々と輝く点が、機敏に揺れながらこちらへと寄せてくる。何かガラスをキンキンと叩くような、かすかな音も聞こえるようだ。漆黒の地平の彼方からユニコンの団体さんが押し寄せる。オーグたちが1つ目をギョロリと光らせその逞しい腕に棍棒を振りかざしてユニコンに襲い掛かる。その1体が魔女の大鍋をひっくり返し、煮えたぎった赤黒い何かをかぶって魔女たちが悲鳴をあげるかと思えば、悲鳴は高らかな笑いへと変わり、魔女たちは1つの大きな影となってオーグたちを飲み込んでいく。そんなカオスな光景には興味がないとばかりに、オッサンはもう遠くへ行ってしまったようだ。今はもうオッサンの下げるジャックオーランタンの、かすかな光点が見て取れるばかりだ。
 薄明、高い山の頂に立って、オッサンは麓の村に灯るいくつものカボチャのランタンの、淡い光を見下ろしていた。自分の手の中にある不気味に裂けた蕪のランタンの、ほのかな温もりを感じながら。今なお自分が存在していることを、この腐った蕪だけが証明してくれているようだ。オッサンはまた歩き出した。どこへ行くともなく。


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デパ地下ぶらぶら

2024年10月10日 | 雑談

何気に

三越のデパ地下を

ぶらぶら歩いていたんです。

そしたら、

奥のほうに、道外のお菓子が

並んでるとこがあって。

ちょうど、

何か甘いものが欲しいなと

思ってて。

ニッキってのが、

無性に懐かしくてね。

試しに1つ買ってみたんです。

ニッキってのは、例えば、

浅田飴水飴の味と香りです。

今時、珍しくないですか?

ハッカ(ミント)は、

けっこうあるけど、

ニッキ(シナモン)は、

独特の風味からか、

アメとしてはあんまり見ない。

可愛らしい、小さな俵の形をした

このアメを1つ、口へ入れるや。

ニッキ飴の、懐かしい香りと味とが、

いっぱいに広がる。

雑味が無いねぇ。

なんというクリアーなニッキだ。

個人的には、

浅田飴水飴の上をいっている。

こんな出会いも、たまにはあるので、

デパ地下ぶらぶらは、

やめられないです(笑

 


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再会のカツカレー

2024年10月03日 | ごはーん\(^o^)/

その昔、

札幌市中央区の真ん中にある、

中央バス札幌ターミナル

の地下街に、

カツカレーを食べに寄った。

そんな記憶を記事に

したこともありましたが。

あのカレー屋さんが

閉店して、何年になるか……

ルビーの指輪じゃないけど、

街でカレー屋を見るたびに、

あのカツカレーを思い出したり。

注文してみるものの、

コレジャナイ感で……

そういえば、

ペリカンでもカツカレー

出してたなと。

カレー屋じゃないけど、

たのんでみるか……

道北では、

秋の気配がするや、

一気に秋深まるんで。

日の短くなった

窓の外はもう、

いつ雪がちらついても、

おかしくない。

寒空の下で食べるカツカレーは、

まさにあのカツカレーだな。

ん……

この貧弱なカツは……

もしかしてと、

あゝ、このカツ。

このルー……

カレー屋にこだわったのが

いけなかったんだな。

カツカレー食いながら

泣く奴もいないなぁ……

 

 


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