ピックアップ装着

塗装中の写真は毎度変わり映えしないので・・と言う訳でもありませんが・・、
木工をやると埃が厄介なので、マイレレにピックアップを付けました。

現在メインで弾いている８弦レレ、次の倶楽部のコンサートでも使うのでピックアップは必須。



メーカー製品を使いたい所ですが予算も無いので・・自作します。
圧電素子（ピエゾ）と配線コードは秋葉原で購入。
エンドピンジャックは秋葉でも売ってないので市販品を使います。



ジャックの穴を開けます。



ピエゾの貼付。両面テープでの接着ですが、このまま一晩圧着します。



エンドピンジャックに繋ぎます。



アンプにつないで音が出てるのを確認しました。


Tomの６弦もやらないと・・。

塗装２

塗装の続きです。

ウッドフィラーの硬化後サンディングし、次にウッドシーラーを吹きます。
ウッドシーラーと言うのは、この後の中塗り・上塗りの塗料が
必要以上に材に浸みこんで行かないようにするためのものです。

これからの季節、湿度が40％以上になると塗膜が白濁することがあります。
コンプレッサーから出た水分を含んだ空気が塗料に混ざり、
その水分が蒸発する前に塗料が硬化してしまうとこの白濁現象が起きます。
それを抑えるのが写真右のノンブラッシング（ドクロ付）。
ラッカーの硬化を遅らせることで水分を逃がしてあげます。
今日は作業時の湿度が30％くらいだったので使いませんでした・・。



Ｈさんのレレ。前回の写真と変わりませんが・・。



Ｉさんのレレ。見る角度によって激しいカーリーが現れます。


つづく

塗装

全体の仕上げが終わり、塗装作業に入ります。



塗装してはいけない部分をマスキングします。


まず最初にウッドフィラーを刷毛塗り。
目止めです。

Ｈさんのレレ。塗装により色が濃くなり、ラインもくっきり出てきました。



バック側です。



こちらはＩさんのレレ。杢が浮き出てきました。



トップ側はというと・・、こちらは全面にマスキング。
トップに使用しているトチは散孔材の広葉樹ですが導管がほとんど目立たないので
針葉樹のスプルースなどと同様に目止めの必要がありません。


このまま丸一日放置です。

指板６

指板作業も大詰め

フレットの端を丸めています。

一本一本ちまちまと削って形を整えていきます。
余計なところに傷など付けないよう注意して・・。
手慣れた方はマスキングなどしないでドンドン作業出来るようですが、
すどは小心者ゆえ・・このように思いっきりマスキングしての作業です。



右が作業前、左が作業後。


つづく