平日は外構工事屋。
仕事の隙を見ては薪を割ったり、チェンソーの手入れをしている。
あとは日曜をはさんで月に1度、雑木林の開拓地に赴く日々。
それ以外の晴れた日曜はログ作りに励んで かれこれ半年経つ。
ログ作りは昔からの夢で、いつかは作りたいと思っていた。
必ずやることになるだろうと曖昧だが手に入れられない夢とは思っていなかった。
丸太小屋や手作りログハウスなどの関連の本は何十冊も読んだ。
それに必要な道具も少しづつ買っていた。
無論その時はログを作る土地や時間やお金や何もあてもなかったが。
キャンプは生活の一部だったので海よりは山へ行くことが多かったし、
知り合う人たちも自分と趣味の合う「木つながり」が多くなり、
ログを作りたいという思いが遊びでも生活でも根底にあったのが今の自分を作ったのかもしれない。
不自由なサラリーマン。
運命の扉があるとき開いたのは偶然か。
3m×4mの小さな小屋。
下は土間にして、奥半分にパン釜を作る小屋。
今回は初めてのログの為、重ねるごとにいろいろ思うこと有るが
それでもまあまあじゃないかと、納得しつつ進めている。
一緒に始めたOさんが新婚さんになってしまった(しまったって・・・)ので
やはりひとりだと作業は中々進まない。
元々ここの作業はやりたいときに自由に組んでいた程度で
決まった時間や約束もなく、気軽に始めたことなのだが
ここまでくると今年の夏には!などど少々気がせって来る。
だが相手は新婚さん。今から家にいなかったら俺の二の舞?
だから来てよとは言えない。
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地球丸 |
作業から帰って必ず見るのがこの本の付録についているDVD。
栗田宏武さんの親切丁寧な手ほどきを見ながら実に納得してしまう。
好きでただ本を読んでいたときと違い、実際作り出すと細かい疑問が次から次へとでてくるので、独学では出来ない領域だと思った。
開拓をする前によく行った長野県中川村にある四徳温泉キャンプ場の近くで
上伊那森林組合が開催していたログハウスの講習会があったので
毎月1回キャンプ場に泊まりがてら楽しみに通い 5回ほど参加しとても勉強になったのだが
あまり上手に宣伝?をしてなかったのか、参加者が少なすぎて消滅してしまいそうな・・・。
毎年続けて欲しいなあと心待ちしているのだが、今年はまだ連絡がない(待っていますので!)
スカーフを削る細かい作業にはこのシングウ351の軽いチェンソーがいい。
本当はシングウ411が欲しく、1度オークションで狙っていたのだが運悪く落札できず
それ以来オークションでも見かけない。
栗田さんも411を愛用しているという、411を探す日々。
腕は勿論だが、仕事は道具だなあ~と思う日々。
by Y