今日の空

2014年03月22日 | 愛犬のいる暮らし
パルス3回目終了

病院から帰るとぐったりとしてずっと寝ている。

一度目のときはゲージから出してと、泣いてばかりだったけど
きのうから慣れたのか、体がだるいのか寝てばかり。

もともと昼間も夜も寝てばかりの子だけれど、
病気のときは安静にしてほしいので助かる。寝てね。



冬の間中成長を待ったアマリリスが今日やっと咲いた。
大きな薄い花びらがゆっくり開きはじめた。

今日は、私の誕生日だから調子よく咲いてくれたのかな・・・。



今工事しているお客様のワンちゃんが今朝なくなってしまった。

大きな大きなワンちゃんで、年で体が麻痺して動かないからと
奥さんが毛布で引きずってテラスに出して体をいつも洗っていた。
その為に大きなテラスとお湯の出る外水道を作った。

奥さんからその話を聞き、何て慰めていいかわからず
「お母さん本当にお疲れ様でした、」一緒に泣いてしまった。

外はいい天気で、空が青くきれいで、白い雲がふんわりと
本当にいいお散歩日和で、、、、
こういう日にいっぱい走ったんだろうなあ~小さい奥さんは綱に引っ張られたんだろうなあ~


そんなことを考えながら自宅についた。


当分は、うーとの新しい生活を試行錯誤しながら
仕事をし、勉強をし、遊びもし、悔いのない方向を選んでいこう。



ステロイド

2014年03月20日 | 愛犬のいる暮らし
パルス療法2日目。
朝9時に預けて12時にお迎えに行く。

一日目はほとんど効果が見られず、と言われたけれど
その夜になって投与を始める前よりかは少し腰がしっかりしてきた、気がした。

全く効果が無い子もいると言われていたので
マイナススタートのつもりだから、ほんの少しでも良くなってくれたら、、



今日の2回目は先生の表情が明るくなって
うーちゃん、右足はまだけど左足がはっきりと良くなりましたよね!!って言ってくれた。

肝臓に負担がかかるほどの薬を体に入れて頑張っているんだから
背骨よ、どうかこの子に負担を与えないで!!

130CCの点滴をしたので帰ったらトイレの準備をしなきゃと思ったけれど
うーは「いつもの外でしたいよ!」と教えてくれたのでトイレは失敗なくできた。


椎間板ヘルニアは
痛みが初めに来て
それから後ろ足の麻痺が来て、
次に膀胱の麻痺が来る。
膀胱の麻痺になってしまったら自分の意志では出せないので満杯になったらちょろちょろ漏れるらしい。


人と同じだね。
年取ったらみんながいく道だ。

まだ動ける人が動けない人の世話をする、そんな繰り返しの道だ。


明日が3回目。
体がだるいのか今日はずっと寝てばかり、、、、毒を以て毒を制す、、
ひどい療法だと思うけど、明日で終われるのかそれもわからないし、
結局これはだめだったとなって外科手術を選択せざるを得ないのかもしれないけれど

今はこれしか選択できなかった、、、ごめんね、頑張ろうね!




愛犬

2014年03月19日 | 愛犬のいる暮らし
2002年3月生まれ



小さいころのうーは、呼んでも戻ってこないし、
近寄ってリードをはめようとするとダッシュで逃げるので
車にひかれない様に絶対リードをして目を離さなかった。

それがいつの間にか呼べば振り向き、話を聞くようになり、
リード無しでも見える所にいるようになって会話のできる関係になった。

1歳になる前にキャンプデビューして、初めてのキャンプ場では
セッティングを始めるとなぜかその周りが自分のテリトリーと思うのか、
他のキャンパーがちょっとでもその見えない境界線上に入って来るとワンワン威嚇して、
誰か来たよって、私達に教えてくれた。
広いキャンプ場ではその範囲も広く、狭い所では教えもしないのにそれなりの狭い範囲が彼のテリトリーになった。


うーが来る前は二人で温泉旅行によく行っていたので
彼が来てからも月一くらいで娘と留守番をさせて旅行は続けていた。
けれど、待っている顔を思い浮かべると置いて出かけることもだんだんできなくなって
かといって、ペットOKの宿は他の犬のにおいでうーが落ち着かないのでそれもやめて
どこでも一緒に行けるようにトレーラーをひっぱる事にした。



そのトレーラーで各地の温泉や九州にも行った。




いつでもどこでも自由に走って、遊んで、
2008年に開拓を始めた小諸も彼が自由に遊べる場所になった。



小諸では、初めはどこか行ってしまうのではと心配で、
うーだけの境界フェンス(高さ50センチくらい)を両側につくった。
けれどそんなにどこでも行くようなことはしないで、いつも見える所を散歩して
うーにとっては居心地のいい庭になったんだと思う。



今までにも、急に歩かなくなってこちらを見上げて訴えるようなしぐさをすることが3度ほど有った。
病院に行き、ダックスに多い椎間板ヘルニアの事をそれはもう宿命的に多いのだと聞かされた。
3度とも薬の投与とゲージレストを言い渡されてた。


先生からは絶対にソファーなどに飛び乗らせない事
階段は絶対ダメと言われていたのに
痛みが消えればうーは普通にソファーで寝ているし、椅子にも上る。
階段だけは上下に扉を付けて行けないようにしていたけれど
必ず2週間はゲージへと言われていたのにすぐ普通に戻っていたのでゲージには入れなかった。


今回は4回目。
うーの右足が動かない。
左足も麻痺が始まっている。
病院では、ステロイド剤の大量投与を三日続けて試すか
外科手術をするか、二者選択を迫られた。先生の見解を聞いても最後の判断は親。
ステロイド投与は明らかに副作用が起こり肝硬変・糖尿病・等等全部は言わなかったけれど
多くの副作用が必ず起きると言われた。
外科手術は全身麻酔で背骨を削る。
治るというのは今の症状が進まないという事で元どうりにはならない。
また再発の可能性も高く、治らないこともあると。。。。


どっちに転んでも明るくない。

しかも大学病院は学校のように春休みに入ると。
発症から48時間以内の処置が必要と書いてあったのに、今日申し込んでも手術は2週間以上後になる。


迷路に入り込んでしまった。



8時間以上過ぎているとステロイド投与のパルス療法の効果も薄くなるらしいが
既に今日で40時間ほど。
時間の経過とか効果とか解らない事ばかりだけど、ともかく治す方法をやってみるしかない。


パルス療法、一日目終了。



はじめてのエリザベスカラーが嫌らしい。でも綺麗なブルーだよ!
腕の点滴の針が刺さっている包帯も綺麗なムラサキ!かわいいよ。
初日の投与でいきなり効果が出る子もいるらしいがうーは変化なしと言われた。
先週までは普通に走っていたのに。
意地悪く見えない所で進行してたなんて・・・
もっと早く階段を禁止すれば良かった。
ソファーなんか捨てちゃえばよかった。
もう後悔しても遅いのかな、本当に元には戻らないのかな、小諸で遊べないのかな、
痛くない辛くない方法はないのか。


なんて、
ウダウダ考えて沈んでいても意味がない。

いい方向にいけるように頭を切り替える!
いままでの生活とは違う、新しい生活を見つけて
そこをめいっぱい楽しいものにして、、それが我々3人の第二の出発なんだなと思う。

ハーレーダビットソンみたいなカッコイイカートを作ってあげる!








花いっぱい

2014年03月09日 | 心惹かれるもの


舞台は2014年3月8日から開催されるパッチワーク展



今回もアレンジを頼んだのは長い長いお付き合いのご近所さん。
子供達が2歳の時から行き来する仲で、一緒に花を買いに行ったり庭作りしたり、
思い出しても懐かしくて大切な時間をずっと共有してきた友人。

子供が小学校へ行くようになった頃から私達もそれぞれの進む道へ。
私は外塀や庭を作る仕事。
彼女はずっとお花屋さん。
土いじりの部分が一緒だと気が付いたのもお互い最近で、
結局好きな所にいるね、、と。

6年前の姉の展示会も彼女にアレンジを作ってもらった。
その時は私が持って行ったので彼女は飾られた所を見ていないし
臨場感がないので感動も半分。。。だったと、今回で分かった。


展示会初日 假屋崎風にスタート!


花台になる丸太作りが手始め。↓これがそれ。



ログを作った残りの丸太から適当なサイズを選び、花台を想像して、
チェンソーで中身をほじって軽くする。ほじってほじって。



ほじった丸太が花台になれるかどうか彼女に確認してもらって、それから里山をイメージしての材料選びがスタート。


図柄を作り
バイヤーへ望みを託して入荷を待つ。



鳥肌が立つほどの白のラナンキュラスが入荷
諦めていたブルーのアンティーク色のアジサイが入荷
未だこの花を作れる生産者は一人しかいないというトルコキキョウが入荷
京子さん超強運!!

最高の状態で舞台を迎えることが出来た。





さてさて
作業は始まると、その場でスイスイ進めて速やかに完成。
でもそのスイスイまでの彼女の頭の中はきっとグルグルだったんだろうなと思うけど、、、



感動もらいました!








実はここに着いてすぐ
展示してある作品を見て いきなり、わっと泣き伏した彼女。

パッチワークが仕上がる迄の時間やその人の努力や苦労を一瞬に想像して
彼女が泣くまでの時間は・・・ほんと瞬間だった。




そんな感性をぶつけてくれた作品は、みんなが感動してくれた花になったよ。



ありがとう!ゆみこさん!!







2014年3月 雪の後

2014年03月04日 | 人生これから日記
2月15日に降った大雪は、横浜でも大変な有様だった。



多くのカーポートが壊れ、
庭木も倒れ、
交通マヒ、学校・幼稚園は当然休みに。
毎度のことながら、ホームセンターからはスコップが消え、
おまけに仕事で現場に置いてあったスコップを盗まれるというおまけつき。

自宅は車庫に積もった雪の捨て場が無く
道路にも出せないので、1台分をつぶして雪の山が出来た。
何日たってもここだけが融けずに、草花を枯らしては本業が泣けるぜ!とトラックに乗せて捨てに行く。
本当に雪国みたい。



そんな中、
小諸はどうなっているだろうねえ、、、焚火小屋は潰れてるかもねえ、、、


交通マヒだってニュースで見ていたくせに
そそくさと行く支度までして、車まで暖気して。高速道路通行止めじゃない?お互い顔を見合わせて、いったい何やってんだろうねえ~呑気もいい加減にしないとね、と言い合う。
当然、どこへも行けない。この街さえも出れなかったほどの雪なんだから。




待つこと2週間。
3月1日 行ってきました。

東名から環八に出て、練馬から関越に乗るルートにした。
小雨の中、どの辺りから雪かしらとちょっとわくわくしながら。

関越はすっかり雪は無く、上信越で日影側に雪の塊が残っていて、
下仁田では庭の所どころに白くあり、
内山峠の手前ですれ違いの車の屋根に雪が有ったのを見て、
もしかすると峠越えしたら雪?とさらにわくわくしてしまった。
雪の怖さも大変さも知らないから、平気でわくわく出来ちゃったってことで。

内山峠は濃霧で周りの状態が見えない。
道路の雪はたいしたことないけど・・・何カ所かトンネルとシェッドを抜けたら
道路がじゃりじゃり凍りだしていた。
ここは標高900m。




佐久に入るとさっきまで降っていたという感じで駐車場にうっすら雪が積もっていた。

街の中は1週間前の横浜と同じで、雪の捨て場所ばかり目立っている。この辺なら普通タイヤでも大丈夫そう。

赤坂は営業していた。根菜類・きのこ・乾物。葉物なし。
ちゃたまやも営業していた。でも寒いからパス。

坂を上って行くとどんどん残雪が増えてきて、あれ?いつも間にか雪国になってる。畑と溜池が見分けつかない。だんだん畑も段々じゃなくなっていた。

目の前の公民館。ここまではプリウスでも来れたな。
我が家に行く道、、、、、、、、ない!
あの我が家へと続く砂利道と両脇の土の境目が無い。おまけに通りの除雪したのが山になっている。(なんてこと・・この奥に家が有るのに)


向うに回ってみよう。
お!横浜から移住してきた人はいるじゃないか!
お隣の大使館の人もいるじゃないか!
お!!
道、ないぞ!!やっぱりない。誰もとおってない。
通れよ、、誰か行っとけって。宅急便はどうした?郵便屋さんは?
ああ、、深い深い足跡は有るから、郵便屋さんは徒歩だったのか。

ここで、私は諦めました。
都会っ子ですから。目の前のごっそり積もった雪をどうにかしようなんて、、これっぽっちも思いません!
え?曲がる?なにしてんの?この道に入るの?え!うそでしょ!!
と、云う間もなくゴリゴリゴリゴリ!ラッセルラッセル!
1m進み、バックして、
次は3m進み、バックして、
適当な所でどっちにも行けなくなったら~~その恐怖を考えないわけ!?
「ちょっと見てくるから待ってて!」そう言って車から降りたらスノーブーツの意味もなく
雪が深くて白くてまぶしくて、ダイエットだわ!!と家に向かって歩き出すや否やゴリゴリラッセルラッセルが私をつぶすんじゃないかって勢いですぐ後ろにゴリラ顔で追いついてきた。
待っててって行ったのに・・・待つわけないとも思ったけど。





さて、ここからが今回の本題です。
想像していた通りの展開で「四隅の丸太の柱は残って、屋根は逆くの字に落ちているだろうね」の通りだった。



元々華奢な作り方をしてちゃんと作り直したいと思っていたのでちょうど良かった。
これが本人の弁。
全部のランタンが被害が無く、ソーラーも被害が無く、
作りなおしたかった所だけ!(強調)壊れたから、なんとまあ幸運な事だ。

来る途中の会話で、今年の作業の目標は?って聞いたら
五右衛門風呂の奥にトイレを作って風呂を広げる。って、言ってた目標が変更になっちゃったネ。

前回1000円の温室を水道にかぶせた事と、ホースをログの中にしまっておいたことで無事に水は出るし、お風呂にも入れた。



屋根が無くとも火は焚ける。

これだけ雪に囲まれていればさぞかし寒いだろうと思うけれど
なんてったって、死ぬほど雪かきしたからずっと寒さは感じなかった。
道路からログまで。ログから水道まで。水道から風呂まで。その道は夏に書いたいたずら書きの絵のようになった。




ログは丈夫でよかった・・・。
ディフェンダーと彼のセットでよかった・・・。
去年植えた60個のチューリップが無事に芽を出せるかちょっと心配だけど、たぶん大丈夫だと思えるからよかった。





白すぎて、目が痛い・・・。