2016年のこと

2016年12月28日 | 出来事
2016年の振り返り

28日は門松を立てたり、神様に失礼のないように家を綺麗しに新年を迎える準備をする。
29日は苦につながるといってお正月飾りは避ける。
30日はOK.31日は神様に失礼な一夜飾りになるから×。

困ったときの神頼みは半分冗談・半分本気でしたりするけれど、本当に聞いてくれるとは思っていないけど
一生懸命祈れば通じるかもしれないと一縷の望みをかけて祈った。


3ババでまた旅行に行こうねと死んだ姉から年賀状が一枚、二枚と出てきて、もっと何かとって置いてはいないかと探し出して何枚かの手紙を見つけた。
手紙は棄てれないのでとりあえず取っておく。
それは、父からのも有るし、母からのも小さな娘からのも有る。
姪っ子からのも有るし、近所の子供にもらった手紙まで見つかって、それを整理しようかどうしようか迷ったけれど
また全部しまっておいた。


今年はここから全てが悲しくなっちゃったよ。
もっと、ちゃんと旅行の約束をして、寝泊りすればなんか気になることも気がついたかもしれない。
助言できたかもしれない。
一緒に気をつけようねと言えたかも知れない。


それが6月。
クドウサンがログの勉強しに行って最後の日にログのそばに蛍が一匹飛んでいて、
蛍がいたよって、メールをもらったときが姉の逝ってしまった時だった。


何を思い出そうとしても今年はもう何もない。
いいことも悪い事も記憶に残らない。
何もいらない。2016年は消えた一年かな。

姉の娘達が生活を取り戻していい思い出を語れるようになったら、私の2016年も戻るのかもしれない。


今、除夜の鐘をついて来た。
手を合わせて祈る事は家族のみんなの健康。
今年一年、みんなが仕事を持ってよく働けてよく食べれて良く遊べて。

どうかどうか、穏やかに過ごせますように。

神様、お願いします。