2011年05月28日 | 愛犬のいる暮らし
日々、犬の立場を考えると怒りで頭が爆発しそうになります。

殺処分の現実を知っていながら
遠目で泣いている自分が、あれから(考え出してから)もう何年もたつというのに
いまだ 遠巻きにいます。

ほんの少しだけ・・・
ある保護団体のサポート会員になりました。
会費を払って会報をいただき、里親情報や手助けできる術をそこからキャッチできるようにと。


日本では犬は「物」です。
ドイツでは「犬は物ではない」と法律がうたっています。
税金もかかります。
だから簡単に安かったからとか、子供がねだったからとかでは買えないのです。
もちろん、しつけは犬にだけでなく飼い主も学ばなければいけません。
犬も学校があるそうです。

またどうしても買えなくなった事情がある犬は
里親が見つかるまでいられる施設が整っていて寄付やボランティアなど
地域で見守る環境になっているとのことです。
殺処分がないのです。

まさに、人と同じ視点で生活を与えられています。

日本は・・・?
1週間で引き取り手が無かったらギューギュー詰めのガス室行き。


菅さん、ボーーーーとした顔してないで
こういうところに着眼してほしい!!


愛すべき動物が家族としての権利を持てるようになる為に
忘れずに心に刻み込みます。




捨て犬の十戒

1. 僕を迎えてくれた時の事は決して忘れません。

暖かい家族の中で幸せでした。ご主人様との楽しい思いでは決して忘れません。

2. ご主人様が望んでいるようには振る舞えなかったかもしれません。

僕はあまり可愛らしくなかったかもしれません。

でも、ご主人様に喜んでもらいたくて、精一杯頑張ったことだけは本当です。

3. ご主人様がいなくなっても、きっと迎えに来てくれると思って待っています。

側にいられなくなった訳は良くわからないけど…

僕を嫌いになったからじゃないと自分に言い聞かせています。

4. 僕を産んでくれたお母さん、お父さんに、ありがとうって言いたい。

こうして楽しい思い出を宝物にできたのも、命を与えてくれたからです。

生きているから味わえたのです。ありがとう。

5. 今は、たくさんの仲間たちと一緒に暮らしています。でもみんな悲しそうです。

僕もなぜか寂しい、物足りない気持ちでいっぱいです。

6. 多くの仲間達は、連れていかれ二度と顔を見ることもない毎日です。

そのときの悲しそうな目を見たことがありますか。

7. 一部の仲間達は、たまに新しいご主人が連れて帰ります。

ご主人様が迎えに来てくれないなら、僕も新しいご主人様に連れて行かれるかもしれない。

優しいご主人様だったら嬉しいけど………

8. 僕にはご主人様を選ぶことはできません。

でも僕を迎えてくれるご主人様が、どこかにいるかもしれない。

もしそうなったら、今度はもっともっと気に入られるように頑張ります。

9. ご主人様、早く僕を迎えに来てください。

そして今度こそずっとそばに置いてください。それだけが僕の願いです。

10. ご主人様、これだけは覚えておいてください。

僕だって生きているということを。

心だってちゃんとあるということを。

天に召される最後の時まで、ご主人様に尽くしたいと思っていることを。












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2 コメント

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大切な命 (quilt4)
2011-05-29 14:40:22
このような現状を知るにつけ、動物の命をおもちゃにしていると今にきっと罰が当たるに違いないと思ってしまいます。
子供が一人増えたくらいの気持ちでペットを育てる姿勢を子供達に見せることは、きっと将来優しい大人になり、悲しい目をした動物も減ることでしょう。

福島のペットや家畜の現状にも涙が止まりません。
人の都合で殺される動物がいるなんて、何か間違ったことをずっと積み重ねてきているような気がしますね。

命の大切さを一番に考えなくてはいけないと思います。

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国家レベルで (u-mama)
2011-05-29 15:21:50
quiltさん
辛いよね・・・・
犬好きの我々としては。

最後は(というか、始めからでしょうが)法律がモノを言うのですよね。
犬及び小動物=物ではないという法律と、
孤児達の殺されない施設と、ブリーダーを野放しにしないモラルを学ばないと不幸の連鎖は永遠に続きます。
勉強しなくては・・・・。
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