2024年9月13日、0730UTC(1630JST)時点のデータ(宇宙天気予報から引用)
きょうは13日の金曜日、DXはあきらめよう!!
2024年9月14日、0030UTC(0930JST)時点のデータ(宇宙天気予報から引用)
電波の飛びがよくないのは私の釣り竿アンテナのせいかと思っていたがA/Kインデックスの数値が高い。
宇宙天気予報を見てみたら、
なんと、
磁気嵐真っ最中!
地磁気擾乱が最高位のレベル5!!
これじゃ飛ばないわけだ。
ちなみに太陽黒点数も下降の一途。
出典は宇宙天気予報です。
宇宙天気予報ーー>> ここ
CQ誌の今月号(5月号)にNICTが提供しているHF-STARTという短波帯電波伝搬シミュレータが紹介されていた。
面白そうなのでちょっと試してみました。
これはリアルタイムの伝搬データを使って電波がどこに飛んでいくのかだわかるツールです。ネットのWeb上で動作するのでソフトウエアをインストールするなどの面倒なことは一切不要で下記のアドレスにアクセスするだけで使えます。
https://hfstart.nict.go.jp/jp/
日本国内版(GNSS)と世界版(GAIA)の2種類があるのでエリア等の指定はいらないのでわかりやすいです。
国内版の例
GNSS
日時を指定することでその時点のデータでシミュレーションしてくれます。最新データは現在の最新の状態がわかります。
送信場所の緯度や軽度を指定します。ここでは横浜が送信地点とし7MHzとしました。
次に目的地の緯度経度を指定します。
ここでは九州の鹿児島と北海道の稚内を目的地としましたが、目的地はいくつも指定することができます。
天頂角は電波の打上げ角情報なんですが90度から打上げ角を引いたものです。要するに、打上げ角度を30度にしたいときは90-30=60を指定します。ここは要注意!
計算スタートで以下のような結果が表示されます。
鹿児島も稚内にも2回程度の反射で届くようです。
上空からの伝搬経路です。
特に問題なく届きます。
伝搬の詳細データも下記のように表示されるので細かく見ることはできますが読み解くにはいろいろ知識がいりそう。
世界版の例
GAIA
指定の仕方は国内版と同じですが、西経や南緯の場合はマイナス(ー)の値でしますので注意です。
上の例では打上げ角度30度
周波数は14MHz
目的地は上から、南アフリカ、ニューヨーク、サンフランシスコとしました。
南アフリカへは10回くらい反射していきますがどうにか届くようです。
一方、ニューヨーク方面は5回は反射していきますが6回目で力尽きるようです。同様にサンフランシスコも途中までのようです。
この線の途切れるところまでは行くようですが届かない。
電波の打上げ角度変えると届かなかったところに届いたりしますので右飛上げ角度が重要であることも再認識させられます。
このようになんとなく電波が飛んでいく様をイメージできるのでおもしろいです。
来週あたりに大修繕工事が始まるのでアンテナ類を外さないといけないことになった。しばらく自宅からはHFに出られなくなる。
現在の釣竿アンテナは鉄製の窓の手すりについているんだが、今度はアルミ製に交換されるのでグラウンド側の特性が変わるので飛びの様子も変わるかも知れない。
と、いうことで、今日は雪が降ったということもありしばらくFT8で飛び具合を調べておきました。
結構長い時間FT8でいろいろ交信してみていたので世界中に飛んではいるようだ。
黄色が14MHz、緑は10MHz、青が7MHz、赤は3.5MHz
今日は10MHz、7MHzがよかったようだ。
しばらくここからHFに出られそうにないので飛び具合のチェック用のメモです。
太陽黒点数が245にもなってる!
http://www.hamqsl.com/solar.html
SFIが189、SSNが245とちょっと最近では最高か??
SDO衛星のHMIカメラによる 太陽黒点 ©SDO (NASA)
太陽のボツボツも多くなってきてる。
その割にはDXがそれほど強く入ってこない。
SSNが多すぎてもいけないようだが、宇宙天気情報センターでは、
磁気嵐もデりんジャー現象も起きてなくて平穏とのこと。
http://swc.nict.go.jp/radio/
2014.4.18 2000JST追記
SSNは296にまで上昇
スケールが目いっぱい。
この写真のほうが太陽の元気さがわかるなあ。
今のところ、まだ宇宙天気情報は「静寂でデリンジャー現象も発生していない」となっているがKインデクスは上昇気味でちょっと平穏とはいえなくなってるかも。
4/29追記
下がったら下がったで下がりすぎ。
ぜんぜん開けてなくてほとんど聞えない。
ランキング ハム 水彩 <-クリックしてください
「自分の電波の飛び具合とかコンディションをどうやって知るの??」と時々聞かれます。
私のアマチュア無線設備は釣竿アンテナなのでコンディションが良くないとちっとも飛びません。
ですからコンディションの悪いときはDXはあきらめてローカルラグチュー。
いままでブログにもいろいろ書いているのでリンク集みたいなもんですが、まとめておきます。
1.Reverse Beacon Networkで自分の電波伝搬をチェック
SDRなどの設備をもった人たち(Skimmersといいます)が電波を受信するとネットに上げてくれる。
SSBなども出来るように考慮してるようだが実際はCWのみしか上がってこない。
詳しいやり方は下記を見てください
自分の電波がどこまで飛んでるかわかる方法
2.VOACAPでコンディションを知る
太陽の黒点数から自分のアンテナ、電波出力でどの地域に何時頃開けるかがわかります。
また、特定の地域と交信したい場合にどの周波数で何時頃がいいのかがわかります。
詳しくは下記
電波伝搬予測 ~ どこが開けているか? ~
3.WEBSDRで自分の電波を聞く
各国にあるWEBSDRのサイトで自分の電波を聞けます。
これだとSSBでもCWでも自分の電波が世界中でどう聞えているかが実際にきけます。
もちろん届いているか否かもすぐわかります。
WEBSDRでモニタする方法の詳細は下記
websdrの続き ~ 自分の電波のモニタも ~
<<WEBDSRでJT65Aをモニタ>>
ついでにwebsdrでJT65Aの電波をモニタする実験もやってみたところうまき出来ました。
これだとJT65Aの電波も自分でモニターできます。
詳細は下記
websdr経由でJT-65Aを受信してみた & ARRL & 雪
4.JT65AのPSKRとRBで自分の電波がどこまで飛ぶかを知る
JT65AのデファクトスタンダードであるJT65-HFでは自分の電波がどの地域にどのくらいの強さで飛んでいるかがわかります。
<<PSKR>>
JT65-HFではPSKR(PSK Reporter)へのデータアップができ、これをあとで見ると自分の電波がどこまで飛んだかわかります。
http://pskreporter.info/pskmap.html
これは私が昨日数回CQを出したときの様子ですが、私の電波は東南アジア、ロシア、ニュージーランド、北米などで受信されていることが分かります。
横長の吹き出しのところで私の電波が受信されています。
このときはCQを出しただけで交信はしていませんが、このように自分の電波がどこで受信されているかわかるのはおもしろいです。
設備は、つりざおアンテナ+オートアンテナチューナー(AH-4)と30W程度のパワーです。
ちょっとしたことだが、W6よりZLのほうが遠いんですね。
W6 : 5549km
ZL : 9239km
<<RB>>
もうひとつ RB(Reverse Beaconというのもありますが、PSKRと似たような情報がテキスト形式でわかります。
PSKRはパソコンの性能がわるいとレスポンスが悪く使いものになりませんがRBは古いパソコンでも実用になります。
RBでの情報例
http://jt65.w6cqz.org/receptions.php
このようにJT65-HFは実際のQSO用の機能以外にも面白い機能があります。
JT65AモードはSSBやCWとはちょっと異なり好き嫌いもありますが食わず嫌いはもったいないです。
ぜひやってみることをお勧めします。
パワーもJT65ではmax30Wが定番で、これで十分。
参考まで私のJT65A関連のブログは下記
http://blog.goo.ne.jp/ume599/s/jt65a
6.カシミールで見通しエリアを知る
VUHFでの電波の飛び具合は、山などで見通しできるかどうかによるわけですが、この場合カシミールが便利です。
特定な2点間が見通し可能かどうかがすぐわかります。
詳細は下記
カシミールで電波の飛びやすい所を探す
カシミールで自分の位置からどこが見通しかどうかというのもわかります。
実際の見通しは非常に狭いので、自宅上空に高くアンテナを上げた状態でのシミュレーションです。
詳細は下記
日光白根山、男体山
カシミールで電波の飛びやすい所を探す
7.Radio Mobile OnlineでVUHFでの飛び具合を知る
カシミールの場合は見通しかどうかですが、電波は回折とか反射がありますから見通しでない場合絵も電波はとびます。
回折等を考慮して飛ぶかどうかはradio mobileでわかります。
Radio Mobile Online
http://www.cplus.org/rmw/rmonline.html
ログインが必要なので始めて使うときは登録が必要です。
自分のパソコンにインストールしてオフラインで上記のことが出来るソフト「Radio Mobile」がありますが、地図のインストールとかいろいろ面倒で、わたしも昔トライしましたが家の近所だけやって面倒なのでもうやめました。
Radio Mobile Onlineのほうが簡単でいいですよ。
なお、別件ですが、明日/明後日は水上の湯桧曽温泉で宴会をやってきま~す。
時間があれば土曜の夕方ころ7MHzCWで少し移動運用でもやってみます。
<<--「投票」してくれるとうれしい!
アマチュア無線でDX局を追いかけたり、どこか珍しいところが出ているかワッチしたりしますが、やみくもに聞いていてもなかなかタイミングが合わないこともおおい。
大体何時ごろにどこ方面が開けるかがわかれば無駄ないワッチをしないでもすむ。
いつ開けるのかなどローカル局から聞かれることもあり、HAMcap/VOACAPという電波伝搬の予測プログラムのことを話すがインストールとかちょっと面倒。
太陽黒点が増えた! ~ HAMCAPでHFコンディションを調べる ~ <<-以前のブログ
Webで同じようなのがないかと探していたらVOACAPのWeb版があったので紹介します。
1.自分の電波がどこに届くのかを知る
VOACAP online coverage maps
http://www.voacap.com/coverage.html
まず、時期/時間帯やアンテナ、モード、パワーなどの条件をしていします。
調べる条件例としては、
・今年5月の19時ころの伝播
・PM95TL(横浜)から送信
・送信アンテナは1/4ラムダのホイップで受信は10mHの3エレ八木
・出力は100W
・モードはSSB(CWにするともう少しよくなる)
・周波数は21MHz帯
・ショートパスの伝播
こんな条件でどの地域と交信できそうかというと、、、
サンスポットは71と想定している。
結果はこんな感じで、赤っぽいところ(東南アジア、オセアニア)とは交信できそう。
ヨーロッパの南のほうは可能性はあるがアフリカはどうもむりのようです。
国内はむりのようですねえ。
周波数や時間帯を変えると飛ぶエリアがガラッとかわりますよ。
また、アンテナ、モード(SSB,CW)、パワーを変えるととびの具合も変化しますのでおもしろいです。
こんな感じで大体の様子がわかりますので赤いエリアが多いかどうかで判断すればわかりやすい。
全体が青っぽかったらあきらめて別のことをしましょう。
2.特定の地域と交信できるか調べる
VOACAP Online
http://www.voacap.com/prediction.html
今、私の友人がモルジブに遊びに行っているんだが、そことうちとで電波が飛ぶかどうかを調べてみるとすると。
うちも相手もホイップ程度なのでアンテナは1/4Vertical で、パワーは100W、SSBでできるかどうか??
条件としては、
・PM95TL(横浜)とモルディブ間
・お互いに1/4ラムダのホイップアンテナを使用
・パワーは100W
・今年5月の伝播状態
結果は?
結果はこんな風なんだが可能性はあまりたかくないか?
1000UTC前後に28MHzあたりと1600UTC前後に18または21あたりでちょっと可能性はあるかも知れない。
などと、こんなようにポイント ツー ポイントで交信の可能性がわかります。
まあ、あくまでも太陽黒点とかの数値予測に基づいた予測なので「あたるも八卦?」ですが、時間があまりないときには目安になりますので参考になるでしょう。
実際の飛び具合との比較ですが、RBN(リバース ビーコン ネットワーク)で調べてみると、VOACAPより実際は飛ばないケースが多そう。
アンテナが釣竿だからしかたがないが。
とりあえず、目安になるので、
アンテナゲインが無くてコンディションゲイン(?)に頼る人は必要!!
<<--「投票」してくれるとうれしい!
自分の電波がどこまで飛んでいるか知る方法はいくつかあるが、Reverse Beacon network で試したら案外使い勝手がいい。
RB局はこっちの電波を受信してネットに上げてくれるが、RB局もおおくなり実用的になったようだ。
Reverse Beacon Network
http://www.reversebeacon.net/
CQを電信(CW)で出すとこんなレポートがリアルタイムでわかります。
ちょっと解説します。
一番したの行からですが、
21MHz、CWでCQをだしたら9V1RM(シンガポール)のところで8dBで受信できていることがわかる。
そのときのCWのスピードもちゃんと23wpmと数値ででてくる。
そのときのWA7LNW(米国ユタ州)でも受信できていることがわかる。
このリストにはないが、ハワイにも飛んでいる。
21でこんな具合なので、28MHzではどうかと思い、同じようにCQを出してみた。
そうすると、KH6LC(ハワイ)、9V1RM(シンガポール)に21MHzよりも強く飛んでいることがわかった。
飛んでいるのは分かったが、誰もCQに応答してきてくれないので、(安心して??)14MHzでCQを出してみた。
おお、JA4ZRK(四国、RBのデータベースになし)に飛んでる!
ただ、海外には飛んでないみたい。
調子に乗ってまたCQをだしてたら実際にJA4の局に呼ばれてしまった。
こちらが移動局でもないので名前とQTHなど送って普通のCQの(ラバースタンプ)QSOをしたが、しばらくパドルを使ってないのでこちらのパドル操作が下手なのがばれてしまった。Hi
まあ、うれしさ半分、恥ずかしさ半分。
受信のdB表示が何が基準なのかはわからないがJA4ZRKのレポートは21dBになっていて、実際にQSOしたJA4の局の電波はS9くらいでかなり強力だった。
Rverse Beaconは以前JT65Aでの場合を書いたことがあるが、それとはまた違ったよさがある。
JT65-HF入門解説書
JT65は「よく飛びすぎる」のでコンディションが悪くてもけっこう飛んでいってしまうのでCW/SSBでの感じがつかめないだが、Reverse Beacon Network はCWでのとびがわかるのでうれしい。
(SSBもできることになっているが実際運用している局がほとんどないのでは?)
RB局も世界的には数10~百数十(?)運用しているみたいです。
ただ、残念なことに日本は上記のJA4ZRKしかやってないみたい。JAのアマチュア人口は世界的にもトップクラスなのにどうもこういった先進的分野には少ないようでちょっと残念。
まあ、ともかく利用させてもらっている側としては面白いので今後も使わせてもらいます。
参考に、あとWEBSDRなんかでも自分の電波がモニターできます。
<<--「投票」してくれるとうれしい!
以前、海外でアマチュア無線の電波を聞けるwebsdrを紹介したが、最近は聞けるサイト(場所)も増えて便利になった。
websdrがある場所です
websdrサイト一覧
http://www.websdr.org/
以前よりヨーロッパが増え、なにより韓国にサイトができたのが便利。
韓国DS5TUKのサイト
http://websdr.elechomebrew.com/
韓国のサイトは日本と近いので日本の電波がよく入りますので、
自分の電波のモニターをするのに便利
米国本土よりディレーも少ないので。
だいたいいつでも聞こえますのでちょうどいい。
ほかの米国本土のサイトが本当はいいんだが、コンディションがいいときでないと使えないし。
(コンディションがいいときは自分の電波が聞こえます)
まあ、聞くのに使うには面白いのでよく聞いてるが。
先ほど中米の珍しい局(C6)がでていたが米国東海岸でよく入っていました。
最近ホットなHK0NA(マルペロ)もうちでは今までまったく聞こえてないがwebsdrなら聞こえてます。
さっきも出ていてパイルになってましたがやはり相手はWがほとんどで時々ヨーロッパを取ってました。
JAは聞こえてないみたい。
ヨーロッパのサイトが増えたのはいいんだが、ローカルラグチューは英語以外がおおいのでまったくわからないので聞いていても面白くない。
ああ、CWは聞いてても面白いんだが、なんだかヨーロッパの局はやたら早いのが多い。
以前、websdr経由でJT65Aをきく実験もしたが、いろいろ用途があっておもしろいですよ。
<<--「投票」してくれるとうれしい!
昨日書いたwebsdr経由でJT65Aの受信ができるか実験してみました。
JT65Aは時刻設定の精度が問題になるのでディレイが関係するか、インターネットを通過することでオーディオのひずみ等の影響がどうなるかをしりたかったわけ。
経由するサーバはとりあえず北米東側のRestonというところにあるサイトを利用しました。
W4MQ RemoteBase in Reston, VA http://w4mq.no-ip.com:8901/ |
アンテナはダイポール
北米の東側なので地球の裏側をカバーするのにいいかも。
結果は、
大成功!!!
上のように、約8分間のあいだに、
WA7HYD
PY3IT
K2NCC
からの信号が受信できました。
(並んだ右のコールサインが送信側)
それも-23dBの信号までデコードできています。
十分使い物になります。
ついでに、ヨーロッパのルーマニアにあるサイトで同様に実験してみた。
利用したサイトは下記
3 Softrock Lite II Receivers located in Bucharest, Romania.
http://yo3ggx.1p.ro:8765/
アンテナは6mのロングワイア
なんか同じ局ばかりだが、
UN7GN
UN3P
RV3FV
が受信できている。
なお、自分のところのソフトはJT65-HFで、通常はリグのスピーカ出力をパソコンのマイクに入力するが、この実験ではマイクはなしでパソコン内でステレオミキサー(WAVEミキサーとかPCによって言い方が違う)経由で使います。要するにPC内で折り返しみたいなもの。
JT65Aでこのようにできますので、同様のやりかたでRTTYはSSTVなどもできると思います。
PSKはチューニングが難しそうなので実際やるにはちょっと大変かも。
土曜、日曜は ARRL DX SSB コンテストがありました。
やはりSSBだとCWやRTTYと比べてウチの設備では苦しい。
しかし、今日の朝(UTCでは日曜)の21MHzは北米の東がよく入っていました。
おかげで、今回のARRLコンテストの交信局数は46局でした。
コンテストログはZLOGでなく HLC (ハムログベースのコンテストログ)を使ったのでマルチのデータとかなし。
おまけ
今日は朝、車で外出したんだが急に雪になりあわてて家にもどりました。
ほんの10分くらいで道路の周りの草木が白くなっていくのをみて余りにも早い積雪スピードにびっくり。
この写真は昼少し前で、もう少し解け始めてきたところです。
このあとどんどん解けていき夜にはほとんど雪はなくなりました。
今年の雪は解けるのが早い!!
<<--「投票」してくれるとうれしい!
友人のAFPから「websdrがいいよ」と聞き、さっそく聞いてみた。
トップページは下記
http://www.websdr.org/
ここからヨーロッパや北米のwebsdrサイトへのリンクが張っています。
要するに、その場所においてある無線設備(sdr:software defined radio)で聞えるバンド状況をインターネット経由で聞けるというものです。
JAVA と JAVA Scriptが必要です。
昔、似たような「シカケ」がWebRadioといってあちこちにありました。ただ、こちらは実際の無線機を使っていたようで、周波数をみんなで変えたりするから自分の好みでなかなか聞けない。
ハム用のWebRadio <<--昔のブログ
こんどのWebsdrは各個人が個々に使えるので、見かけ上人数分のリグがあるようになってる。
たとえば、こんな画面でバンド内を自由に聞けるし、むかしのよりも音もいいです。
HF帯が中心でアンテナもいいものを使っているのでよく入ってます。
日本と同じで7MHzが一番にぎやかです。とりあえず7MHzのSSBで聞いてみてください。
音声帯域を自由に変えられる反面、狭いままで聞く習慣がありますが3.5kHz程度に広げてきいてみてください。2.7kHzと比べてみてください。
ARRLのコンテスト中に聞いていたが西海岸はちゃんとコンテストやってる人が多かったが東海岸はラグチューばっかり。
上の例では、同時に31人がこのシステムを使っていて、各々どこを聞いているかが表示されます。
コンディションがよければ自分の出した電波をここで受信できるので、おもしろいですよ。
インターネット経由なので適度に遅れ(ディレィ)があるので自分の声をきちんと聞くことができます。
もちろん、電信も聞けます。
このシステムは音声(電信も含む)の伝送しかありませんが、たとえば自分のパソコン側でRTTYのソフトを動かせばRTTYなどディジタル系も受信できます。(できるはず)
まあ、ともかくwebsdrは優れもの!!
世界中にもっとサイトが増えてほしいなあ~
TNX AFP!
<<--「投票」してくれるとうれしい!
以前、書いたが11,12月のローカル局の海外運用の最後のT88SC(JA1LPH)のパラオからの運用が今日から始まりました(とおもう)。
午前中雑用をやりながら聞いていたがコンディションのせいかまだ聞こえてきません。
いいアンテナを持ってる人は聞いてやってください。
--------------------------- 以下再掲 --------------------------------
T88SC(パラオ)
JA1LPHとJG1IDXは、下記の予定でパラオ(T88)からQRVします。
1.現地のコールサイン オペレーター
T88SC ⇒ JA1LPH
T88SQ ⇒ JG1IDX
2.運用月日
2010年12月8日(水)~12月11日(土)
3.運用周波数及びモード
14.246MHz、SSB
21.246MHz SSB
28.446MHz SSB
4.アンテナのビーム方向は、真南です。
QSLカードはビューローでお願いします。
ZL8X(Kermadec Is.)のペディションは先週末で終わりましたが、日本からやりやすい位置にあったせいかうちからもいくつかのバンド/モードでできました。
QSOカウントが18になっていますが、3回はCQWWコンテストなので正味15回です。
ZL8XのHPは下記
http://www.kermadec.de/
QSLはweb上からOQRSでできますのでこちらからのQSLカードは不要です。
-------------------------------------------------------------------------
ZK2A
ZK2A(Niue)も同じ時期に出てきましたが、これも先週末でおわり。
こちらは現在、引き続きVK9NNで出てきています。
ログサーチの結果は下記
VK9NN(Norfolk Is.)はまだ混雑(?)しているのでもう少しすいてから。Hi
12/9までです。
ZK2A/VK9NNのHPは下記
http://www.pacificdxpedition.com/
こちらもemailでQSLの請求ができます。
<<--「投票」してくれるとうれしい!<<梅>>
<<-- こちらもクリックしてくれるとうれしい!
「投票」してくださ~い->
アマチュア無線の話なので適当に読み飛ばしてください。
7/15に15だった太陽の黒点数が、7/24では41と増えてきています。
こりゃHFのコンディションが上がる気配なのか??
観測値(黒点、F10.7)
|
|
NICTのホームページから引用しました。
電波伝搬の予測ソフトであるHAMCAPで調べて見ようとしたら古いバージョンだったので最新の1.71をインストールしました。
http://www.dxatlas.com/HamCap/ <<-ここからダウンロード
なお、上記HPにはいろいろなハム用ソフトがあり、HAMCAPはフリーウエアですが、有料のものもありますからご注意を。
HAMCAPは電波伝搬の予測エンジンのVOACAPを使っていますがバージョンが指定されています。
違うバージョンのVOACAPでは動きませんのでご注意を。
私の場合は古いVOACAPのまま動いたので新たにVOACAPはインストールしませんでした。
更新希望相手として最近ザンビアから出ている9J2KKを指定してみました。
特に世界的な伝搬を見るだけなら指定する必要はありません。
サンスポット数(太陽黒点数)は太陽マークをクリックすると過去の実績や今後の予測数値データがダウンロードされます。
9J2KKは1400UTC(2300JST)頃14MHzによく出てきますのでその時間帯、周波数で調べてみます。
なお、シミュレーション条件として、
私のアンテナは1/4波長のGPで出力100ワットです。
相手はダイポールアンテナを想定しています。
赤っぽい色のところは交信の可能性大なんだが水色のところは苦しい。
ウチだと上の図でダイダイ色以上でないとちょっと難しいいいですよねえ~
国内はスキップして、Uゾーンがよく聞こえるのがよくわかります。
これは時間帯別(横軸)に「どの時間/周波数が飛びやすいか」(MUF)を表したもの。
日本時間0時前は21MHzでその後は18MHz、14MHzに降りて行くのがよさそうだが、私はそのころもうねてますねえ。
参考まで、9J2KKはここ1カ月の間でビッグアンテナを持っている何局かの日本の局とは交信できています。
現在の黒点数だとちょっと厳しいのでどうなったら私が交信できそうか調べてみました。
太陽黒点数が100になったときの1400UTC、14MHzの伝搬だとなんとか行けそうな気がする。
条件は上と同じ。
最近アフリカはなかなか聞こないが6月にZS(南アフリカ)とCWでできてるので、
とりあえず黒点数100以上あればいいかも。
ついでに、ちゃんとしたアンテナ(5エレ八木)だとこのくらいよくなります。
やっぱりタワーがほしい!!
一般的傾向としては目安になるので皆さんも参考にしてください。
<<--「投票」してくれるとうれしい!<<梅>>
「投票」してくださ~い->
友人が日光の男体山と日光白根山から50MHz,144MHzで移動運用するという。
横浜からは140-150kmの距離にあるがその友人から
「横浜とは見通せるのか?」
と聞いてきた。
電波では届くと思ったが、地球の丸さもあるのでちょっと興味がありカシミールで調べて見ました。
日光の男体山と横浜神奈川区とは142kmの距離見通せました。
間にほとんど山はなく楽勝ですね。
日光白根山とも147kmの距離でほとんど同じような感じです。
さて実績は???
友人は22日に男体山(頂上ではなさそう)から出てきましたがウチとの交信実績は、
50MHz : 弱くてほとんど聞こえず
144MHz : 59/59(相手の電波/自分の電波)で交信
7MHz : 59/59で交信
3.5MHz : 57/59で交信
今日(7/23)に日光白根山の頂上に登りそこから2WでQRV
50MHz : 51/58で交信
144MHz : 57/59で交信
50MHzが弱いのは私のアンテナ設備がよくないせいだと思う。
「釣竿+AH4」は50MHzではあまり飛ばない。
144MHzはGPアンテナだが設置場所もよく比較的よく飛びます。
私以外にも浦和、調布、茨城からの局も同じように出てレポート交換を行ったが、みなのレポートを総合すると、
・50MHzより144MHzのほうがみな強く、同じような条件では144MHzのほうがよく飛ぶ
・3.5MHzは16時ころまでは電波が弱かったが18時ころからはとびはS4-5程度強くなった。
・7MHzは満遍なくよく届いた。
というような結論になりました。
おまけで、
山の頂上からどんな景色なのかをカシミールでシミュレーションしてみました。
男体山の頂上から横浜方向は約170度方向にあり、こんな景色になっています。
右の湖は中禅寺湖。
こちらは日光白根山から横浜方向を見たときの景色です。
なお、「ここ(日光白根山)から富士山が見えるんだろうか」という話になりました。
これもカシミールで確かめるとちゃんと余裕で見えました。
この間はほんと完全見通しですね。
友人からちょっと聞かれたのをきっかけにカシミールで確かめながら山岳移動局と交信して見るとなかなか面白い。
しかし、何時間もかけて登るのでこういう場合は登る側はできそうも無い。自宅で聞くほうの専門になります。
HGFさんお疲れ様でした。
<<--「投票」してくれるとうれしい!<<梅>>