<<梅>>備忘録 ~Random Walk~

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ランダムウォーク de JA1OHP/AC2BF

スマホとハンディ機でISSのSSTVを受信

2024年11月16日 | ・HAM(サテライト)
自宅のリグとパソコンでISSからのSSTVを受信してみたがいろいろ考えてみるとハンディ機+ホイップでも変わらないのではと思いどの程度違うのか試してみた。

結論としては我家の自宅でやるより近くの広場のほうがよさそうというのがわかった。

とりあえずやってみた結果をまとめておきます。

今日、11/16の夕方16時、17時にISSが近くなるのがわかったので急遽やる気になった。Hi

ハンディ機はID-51、アンテナは1/4長のホイップ(秋月で買ったもの)、スマホはアンドロイドの一般的なものにRobot32 2.12というsstv受信用アプリをインストール。
ハンディ機とスマホはスピーカ/マイク経由で特に接続用にインターフェースケーブルとかは無し。

<<16時の時の状況>>


スマホは以前使っていた古いものだが意外とちゃんと受信できている。


画面のところの拡大画像
中ほどのおおきな横線は途中に間違えて画面とタッチしてアプリを止めてしまったためなので間違えなければけっこうきれい。


自宅でのIC9700+GPでの受信画像

なんと、ハンディ機のものより良くない。

ISSの軌跡は下記

東よりでロケーションは良い方向


<<17時の時の状況>>

スマホは古いものでなく現用のものに変えた。スマホの変更で受信状態の変化はないと思う。




2枚受信できたが見えている時間とタイミングがずれているが地平線間際以外はよく見えている。

一方、自宅での受信状況は、、、、、


やはりスマホ+ハンディのほうがいい画像です。
自宅のロケーションはここより10数メートルひくいだけだがやはり周りの状況でロケーションは良くないのかも。

軌跡はさきほどと反対側のコースになります。

17時の軌跡は西から北方向ですが、これは西側北側の建物が邪魔してる。

結論としては、スマホ+ハンディ機+ホイップアンテナでもISSのSSTVは十分楽しめます。
スマホとハンディ機のオーディオを直接つなぐようにすれば少し良くなるかも。
こんかいは外部のおとも拾ってしまうが、実験を始める前に救急車はサイレンを鳴らしながらきたり飛行機が飛んで来たりでなかなか気を使います。

しかし、こんな簡単な組み合わせで(なんの特別な装置やしかけなしで)サテライト気分を十分楽しまることができることがわかりました。
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ISSからのsstv画像受信、2024年

2024年11月15日 | ・HAM(サテライト)
ISSからアマチュア無線帯(145.8MHz)でなんどかSSTV画像が送られてくるのでことしも試してみた。

ドップラーシフトも±3.5KHz程度あるのですがFMモードなので帯域が広いので気にしなくても受信できます。

ただ、自宅からISSが見える時間帯が限られているので意外とタイミングが合わない。
アンテナもGPだし。。

2024年11月14日19時


北の水平線際なので厳しい方向なので期待しなかったが、、


PD120モード

ソフトはRX-SSTVというものを使った。SSTVのエンジンはMMTTYを使っているのかも。




軌道の途中から送信されたので半分くらいしか受信できなかった。


11月14日23時ころ


少しきれいな画像になった。



この軌道だとなんとか行けそうな気がする


11月14日 1533UTC受信


11月14日 1538UTC受信
やっとこれだけきれいにデコードできた。

今回は軌道による変化がよくわかった。

リグはIC9700でアンテナは3バンドGPですがデュプレクサーや入っていたりであまりいい状態ではないが角度によっては何とかなります。
ただ、ISS側からも絶え間なく送信してくれるわけではなくいい軌道の時にタイミングよく送信してくれないとうまくはいかない。


前回のときの画像 ーー>> ISSからのSSTV画像受信!


----------------------------------------------------------------------------
スケジュール等は下記
https://ariss-sstv.blogspot.com/
から引用
----------------------------------------------------------------------------
Nov 2024 SSTV

 With the new hardware and software installed and tested, here comes another SSTV event.
ARISS Slow Scan Television (SSTV) transmissions from the International Space Station are planned to start Monday, November 11 about 11:50 UTC and to end Monday, November 18 about 13:40 UTC. There will be some interruptions on Friday and Saturday to allow for the crew to conduct some school contacts. Downlink frequency will be 145.800 MHz FM. Images will be transmitted in SSTV mode PD-120.
The transmissions will consist of 12 imagers featuring activities from the 40th Anniversary celebrating amateur radio in human spaceflight. 
Note that there is a new SSTV gallery site being used for this event at  https://ariss-usa.org/ARISS_SSTV/ . 
----------------------------------------------------------------------------
11月18日(月)、1340UTCまでやるようです。
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ISSからのSSTV画像受信!

2022年04月08日 | ・HAM(サテライト)

国際宇宙ステーションISSからSSTVという画像を電波で送信するというので受信してみました。



2022年4月8日1757JST、IC9700、マルチバンドGPで受信
RX-SSTV、PD120モード


受信画像、今回はRS0ISSというコールサイン

去年も似たイベントがあったが、その時とは無線設備が変わっているので比較の意味もあってためしてみた次第。

途中2か所でノイズが入っている(信号の低下かなも)が、信号強度は5から8程度まであって比較的電波は強い。
アマチュア無線の衛星はいろいろ上がっているが私のアンテナ(GP)だと、衛星の位置によるが、だいたいギリギリの強さだが、ISSからはかなり強く入ってきます。

ISSが見えている時間は10分程度なので2回くらいしか受信できない。1回目は比較的良い位置だったのできれいに受信できたが2回目は途中で見えなくなってしまった。


2回目の受信画像ですが途中で見えなくなってしまったいます。左の軌跡が今回のISSのルート。

去年(2021年)の似たイベントの時の受信画像は下記

ISSからのSSTV受信成功!







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ISSからのSSTV受信成功!

2021年06月27日 | ・HAM(サテライト)

しばらくサテライトをやってみましたがうちの3バンドGPではさすがに苦しくてかなり苦労したので最近はちょっとサテライトからご無沙汰です。しかい近所の局からISSからSSTV電波が出ていると聞きとりあえずやってみたらうまく受信できました。





RX-SSTV でPD120モード

GPアンテナなので画質はこの程度ですが、これほどきれいに受信できるとは思っていなかった。通常のサテライトではこのアンテナなのでギリギリの状態です。今回のこのissの軌道も最良とは言えませんでしたが十分満足。

Date (JST)          Time (JST) of        Duration   Azimuth at  Peak  Vis Orbit
                 AOS      MEL      LOS     of Pass  AOS MEL LOS  Elev
Sun  27Jun21 11:35:14 11:40:04 11:45:01  00:09:48  295 232 167  18.0  DDD  2914

6/27の11時40分ころの軌道でしたが家から西南方向で高さがピークで45度にもいか  なかった。もう少し高いきどうのときならもっとよく受信できるかも。


21/06/28追記


上記の画像の次に送られた画像だが、ISSがもう見えなくなる直前なのでノイズが多いです。
RX-SSTVに自動保存された画像です。よくみたら残ってました。

いろいろな方が受信した画像 ー>ARISSギャラリー

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NEXUS(FO-99)のデジトカー受信

2021年03月11日 | ・HAM(サテライト)

NEXUS(FO-99)は日本大学作成のキューブサット(超小型衛星)です。144/430のアマチュア無線帯の送受信機があるのです。

NEXUS公式HPーー>>ここ

現在まだ頻繁に運用とはなっていないは友人から3/10に430MHz帯で、それもFMで音声が流れるという(デジトーカー)情報を聞きました。

ハンディ機でも聞こえるんじゃないかというので私も受信してみることにした。

3/10、1853JSTの時の受信音です。



https://youtu.be/MQMMWN6jdM4

低い角度なのですがQSBをともなってなんとか聞こえた。
FMなので帯域が広いのでドップラーの補正は手動でもやりやすい。

アンテナは144/430/1200のGPで集合住宅の角から出ている状態なのでそれほどいい状態ではありません。
そのせいかサテライトの電波は北方向以外はかなり苦しい。




3/10、2026JSTの時も聞いてみたが前回のときよりかなり悪く電波の存在がわかる程度。
西方向からの電波は苦しいかな。うちのアンテナは東のほうが条件が悪そうなんだが、不思議。


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XW-2Fという衛星は使えそう

2021年02月15日 | ・HAM(サテライト)

サテライト初心者です。

サテライト通信を始めたばかりだが前回は144/430を単に衛星の周波数に合わせてやってみただけだったのですごく大変だということが分かった。

たかが10分程度の間にドップラー効果で数kHzを追いかけながらループテストして交信するので忙しすぎ。大体、ドップラーで動く周波数が上下どちらに動くかもまだよくわからないので前回初めてなのに交信できたのは奇跡に近い。

なにか手はないかとネットを探していたら、昔から有名なcalsatを見つけた。
ダウンロードして眺めていたらCI-V経由でドップラー偏移を自動で補正できそうなことが分かった。

ということでよくまだわかってはいないがCI-Vをつないでみると何とか使える状態に持っていくことができた。

 ゆうがたにXW2Cという衛星が来るのがわかったので待ち構えているとその前にXW2Fというのもほぼ一緒に来る。まだこの衛星がうちのアンテナで届くかもわからないがとりあえず早い方を受信してみることにした。



通常はリグのダイアルで周波数を変えたりするがこのソフトを使うと上のようなところで操作するようだ。
便利なようだが、リグ本体で操作ができなくなるようなので少し慌てたがまあ、なんとか使える。

ループテストのつもりでCWでCQを出したらなんとまた2局交信することができた。
なんとも、偶然とはいえついてる!!

ただ、原因はわからないがループで帰ってくる音やほかの局のトーンや信号強度がなにかおかしい。こちらのアンテナ/リグの影響かな。

反省点としてパドル操作がほんとダメになった。ミスばかりしてなんども相手から再送信をさせて申し訳ない。ちゃんととれてますから大丈夫。Hi

まだ使い方はさっぱりわからないが、ドップラーシフトを自動で補正してくれるのはすごいもんだ!これならなんとか行けそう。
calsat32のsatinfo.txtは古いので修正がいるがきちんと設定すれば衛星ごとの周波数、モードなどの情報がワンタッチで設定されるのでやっておいた方がいい。リグとの設定もほぼ自動。
ともかくまじめにちゃんと使い方をし調べなければ。

まだ、数種の衛星しか様子見してるだけだがやはりうちのこのアンテナでは届く衛星は限られそう。
しかし、低軌道の衛星なら、なんとかこのアンテナでも楽しめそうな気がしてきた。

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主要なアマチュア衛星

2021年02月10日 | ・HAM(サテライト)

主要なアマチュア無線用の衛星一覧

●FO-29
 UP:145.900-.000(LSB)
 DN:435.800-.900(USB)
 BC:435.795
●FO-99
 UP:145.900-.930(LSB)
 DN:435.880-.910(USB)
 BC:437.075
 FSK:435.900
●AO-73
 UP:435.130-.150(LSB)
 DN:145.950-.970(USB)
 BC:-
 PK:145.935
●AO-07
 UP:145.850-.950(A:USB)
 DN:29.400-.500(A:USB)
 BC:29.502
●XW-2A
 UP:435.030-.050(LSB)
 DN:145.665-.685(USB)
 BC:145.660
●XW-2B
 UP:435.090-.110(LSB)
 DN:145.730-.750(USB)
 BC:145.725
●XW-2C
 UP:435.150-.170(LSB)
 DN:145.795-.815(USB)
 BC:145.790
●XW-2D
 UP:435.210-.230(LSB)
 DN:145.860-.880(USB)
 BC:145.855
●XW-2F
 UP:435.330-.350(LSB)
 DN:145.980-.000(USB)
 BC:145.975
●RS-44
 UP:145.935-.995(LSB)
 DN:435.610-.670(USB)
 BC:435.605
●AO-109
 UP:145.860-.890(LSB)
 DN:435.760-.790(USB)
 BC:-
 BPSK:435.750
●EO-88
 UP:435.015-.045(LSB)
 DN:145.960-.990(USB)
 BC:-
 PK:145.940
●CAS-4A
 UP:435.210-.230(LSB)
 DN:145.860-.880(USB)
 BC:145.855
●CAS-4B
 UP:435.270-.290(LSB)
 DN:145.915-.935(USB)
 BC:145.910
●CAS-6
 UP:435.270-.290(LSB)
 DN:145.915-.935(USB)
 BC:145.910
 GMSK:145.890
●UBAKUSAT
 UP:145.940-.990(LSB)
 DN:435.200-.250(USB)
 BC:437.225
 PK:437.325
●CAS-7B
 UP:145.900(FM)
 DN:435.690(FM)
 BC:435.715
●SO-50
 UP:145.850(FMT-67.0)
 DN:436.795(FM)
 BC:-
●AO-91
 UP:435.250(FM:T67.0)
 DN:145.960(FM)
 BC:-
●AO-92
 UP:435.35,1267.35(FM:T67.0)
 DN:145.880(FM)
 BC:-
●ISS
 UP:144.49,99,80(FM)
 DN:145.80,437.80(FM)
 BC:-
●PO-101
 UP:437.500(FM:T141.3)
 DN:145.900(FM)
 BC:-
●AO-27
 UP:145.850(FM)
 DN:436.795(FM)
 BC:-
●FO-98
 UP:0
 DN:0
 BC:437.50500
 PK:437.505/AFSK1.2/AX.25
     5840.000/FSK(NRZ)

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アマチュア衛星での初交信

2021年02月08日 | ・HAM(サテライト)

HFのコンディションも悪く、ここ数日はうちのアンテナ設備ではFT8で呼んでも空振りばかり。
コロナで出かけるのもはばかられるのでいろいろ整理していてふとアマチュア衛星のことを思い出した。

昔からたくさんのアマチュア衛星が上がっていてビーコンを聞くくらいはやっていたがうちの設備では楽しむのも難しいだろうと考えていました。

また、数年前にハンディでも衛星からの電波が受信できるとかの記事がなんどか出ていたので受信したことは何度かやっていた。
しかし昔に聞いた衛星も最近はなくなっていたので全く興味はなくなっていた。

最近またCQ誌に衛星の話題が出ていたのを思い出して調べたところいろいろうちでも可能性がありそうなことがわかった。

とりあえず今日の衛星の軌道を見ていてRS-44という衛星が夕方来るのがわかったので急遽いろいろ調べてやってみることにした。

いつ衛星が来るかはJAMSATのHPからわかります。
JAMSATの衛星通過予報 ーー>> ここ

私は以前からスマホのアプリでAmsatDroidFreeというのを使っています。
これ以外もいろいろありそうなので時間があったらいろいろ調べてみたいと思っています



最終的に今日2/8の17時7分からの軌道で何とかセッティングが完了。

低い軌道なのでちょっと無理かと思って聞いていたが、、、
なにも聞こえない。。。。

ちゃんと衛星での交信もしたことがないのでCQを自分から出すのもためらっていたが、なにしろ時間が10数分しかないので適当な周波数でCQをだしてみた。

難しいのはドップラー効果で周波数が動くのでどこを聞いていいのかわからない。ループテストを兼ねて適当に聞きながらわっちしてたら呼んできてくれる人がいた。
今回は成功したが、ドップラーシフトの修正を手動でやるのは大変なのがわかった。自動で補正する仕掛けがやはり必要かも。

最初の人は4エリアの方で、続けて1エリアの人がよんできて、なんと、最初の衛星運用で2局交信できました。

あとで調べたら4エリアは広島、1エリアは東京の方でした。
しかし、4000kmも離れた衛星を経由して数10kmとの交信もなんだかおもしろい。


なお、うちからは北方向はまあまあのロケーションだが東南西は若干囲われているが、今回の衛星のパスは北西から南西へののせいか最初の北西コースのときは自分の信号を確認できたが後半はもう届かなかったようだ。自分のロケーションの通りだったのでちょっと驚き。



なお、RS44は上記のような衛星です。
日本の西を飛んでいたようなので東南アジアあたりの人がでてくれたら初DXなんだろうに、残念。

実は、この周回軌道前にもう少し高角度の軌道があったが、じつはSSBで皆さん出るのかと勝手に思っていたがCWしかいなかった。急遽リグにパドルをつないだりエレキーの設定をしていたら時間切れになってしまった。この時のほうがでんぱは強かった。

まだRS44でしか試してはいないがもっと近距離を飛んでいる衛星もあるので期待はできそう。

マルチバンドGPでも衛星通信はできます!

なおアンテナは3バンドの(144/430/1200)GPアンテナなので衛星通信はほぼあきれめていたんだが、このようなアンテナでも衛星通信は楽しめます。

リグはIC910でしたが、144と430のオールモード機があれば楽しめます。ただし、クロスバンドになったりドップラー効果で周波数が変わっていきますからそのあたりの「カン」が必要でしょうね。私もなんとか対応できましたがある程度慣れが必要でしょう。
最近はやりのIC9700を持ってる人はきっと簡単にできるんでしょうね。

大昔にソ連の人工衛星のビーコンがHF帯のころに興味をもって聞いたのが最初だが、その後アマチュア衛星が次々と上げられた。ただし、軌道予測も面倒だし設備も大変だったのでアマチュア無線のサテライトはかなり本気(?)の人でないとできませんでした。
しかし、いまはネットで簡単に衛星のくる時間がわかるし、意外と簡単な設備でできるようになり、私のような特にサテライトに特化した設備を持たなくても楽しめるようになったのはうれしい。

今のようにHFのコンディションが悪い時は衛星がいいかも。

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