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今日(5/12)は横須賀の観音崎近くにある横須賀美術館で「菅野圭介展」を見てきた。
http://www.yokosuka-moa.jp/
横須賀美術館は2007年に開館した新しい美術館で、開館当時から関心があったが強い願望でもなく、気になりながらもだらだらと3年も経ってしまった。
ちょっとしたきっかけで菅野圭介展を見てきたところ思いのほか面白かったので忘れないように感じたキーワードを残しておこう。
菅野圭介の絵(油絵)は色彩も構図も単純化され、抽象画に近い作品の画家です。
色合いや描き方はたとえばムンクの叫びのような色と構成を思い出すと分かりやすい。
普通、画家のサインは端のほうに目立たないように書くことがおおいが、サイン(k.Sugano)の位置がいろいろ。
バックの色の具合でかえているような感じです。
額に目を向ける人は少ないかもしれないが、菅野圭介の絵の額は奇抜なものではないが凝った額が多いのがおもしろい。
この人の絵画は凝視する絵ではなく生活の中で何げなく毎日見ていていい絵だとおもう。
主役ではないが名わき役。
家の中での主役を引き立てる力を持つ絵画。
横須賀美術館自体も立派なおでびっくり!
これは美術館の屋上から東京湾方面の景色。
広い屋上とそこから見える東京湾、そこに行き交う大型貨物船や小さな漁船。
千葉もよくみえます。
ここからの景色は飽きないとおもう。
ロビーの横かららせん階段で屋上にあがれます。
ちょっとしゃれたレストランも併設されていてのんびり1日過ごせるようです。
細かなところは省略するが、観音崎灯台も歩いて15分程度でいけるようなのでこのあたり一帯を歩きまわるのもいい。
横須賀美術館の常設展(所蔵品展)も見てきたがいいものがたくさんある。
名前だけ上げると、高橋由一(鮭の絵で有名な人)、中川一政(湯河原に美術館がある)、梅原龍三郎、中村彜(『つね』とよみます)、藤島武二、三岸節子(菅野圭介はこの人と別居結婚してた)、靉光(『あいみつ』と読む、目玉の絵で有名なひと)、松本竣介(横浜の橋を描いたので好きな人)、などなど。
そうそう、別棟に谷内六郎の専用棟がある。
週刊新潮で有名だが、原画を見るのははじめて。
すべて水彩ですが透明水彩ではなく不透明水彩を使ってかなり厚塗りをしているのがわかった。いろの発色にかなり気を使っているようにみえる。
横須賀美術館は近代、現代の日本の油絵がほとんどで、現代アートや友禅もあった。
日本の近代油絵が好きな方には面白いと思うがそれ以外のかたにはお勧めしません。
まあ、ともかく思いのほかいい人の作品があったので十分まんぞく。
そのうち朝から行ってこのあたり一帯を歩きまわって来ようかと思っている。
5/23追記
今日のNHK新日曜美術館のアートシーンで菅野圭介のこの展覧会が紹介されていました。
わりと有名なのかも。
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ま、芸術に枠組みは不要だけど・・・展示する人、自然に並べるの苦労するだろうなー・・・
観音崎かーー・・・いいな、晴れた日にのんびりと・・・以前浦賀水道航路の護衛艦から見たなー・・次回は空の上から・・・
うーーん「岬巡り」の曲を聴きながら、三浦半島巡りも良いなー・・・・
友禅は図案としての展示なのでまあ違和感はない。
まあ、ともかく東京湾が一望できるし近くにはショッピングモールもいくつかできていたからこれらを見て歩くのもいいかも。
未だに、大根畑が広がっているって思っているので・・・(浦島太郎状態)
友禅の着物は良いよ・・・以前、加賀友禅を見せられて・・・とても気に入って、Xさんもいたく気に入ったみたいなので即決・・・高かったー・・・ぶちぶちぶち
若いころから20年くらいほとんど横須賀が勤務地だったので横須賀はけっこう懐かしい。
でも当時のイメージとはそうとう変わっているみたい。
ゆっくり横須賀見物でもするかなあ~
Xさんは買い物が趣味のようだからまあ良いんじゃない?
大丈夫、お金がなくなれば買えない。Hi
おじさんのお宝をオークションに!