久しぶりの雨。
ジジが普段良く使用する、単焦点マニュアルフォーカスレンズについて。
今ではズームレンズも単焦点レンズもオートフォーカスが主流。
絞り目盛りの無いレンズも多い。被写界深度目盛りは当然無い。
写真を教える場合、絞り、シャッター速度、等々説明するとき被写界深度は手こずる。
デジカメだから実際に撮影して簡単に確かめられるが、ピントが合う距離の話は難しい。
そんな時、単焦点マニュアルフォーカスレンズが便利ですね。
単焦点マニュアルフォーカスレンズには
距離目盛り、絞り目盛り、被写界深度目盛りが刻んである。(撮す前からピントの合う範囲が解る)
この場合絞りは8、距離は3mですね(真ん中のオレンジ菱形に合わせる)
ピントが合う範囲は被写界深度目盛りの絞り値の8が示す範囲
つまり、1.5mから無限までト読み取れる。
もし絞りを11にすればピントの合う距離は1.4m少々~無限
絞り込むほど広い範囲にピントが合う事が解りますね。
広角・標準単焦点マニュアルフォーカスレンズの場合スナップマークが付いています。
2画のレンズの場合、オレンジの絞りとオレンジの距離を合わせれば被写界深度は1.5m~無限の範囲でピントが合うので
その都度ピントを合わさなくてもスナップは撮影出来る事が解りますね。ピントに迷わないのでAFより速いですね。
お天気が良いときなら絞り16まで絞ればピント範囲は1.0m~無限ですよね。
デジイチに単焦点マニュアルフォーカスレンズ付ければスナップ撮影はシャッター押すだけ。
露出はカメラ任せで楽ちんですね。動き回る小さな子供撮影にはピッタリですね。
AFのズームレンズでも広角なら絞り8以上に固定。AFを外し距離3mほどにしておけば同じ事が出来ますが~
雨上がり、実際に28mmレンズで絞り8、距離8mに合わせ撮影したのが次の写真です。
ジジの初めてカメラには距離計も付いていなかったので、目測で距離を合わせていました。
(メーカーは忘れたが、蛇腹繰り出しの645だったかな?)
そんな時助かったのはこの被写界深度目盛りでした。
ジジの独り言でした。