そぉ~と いつも 遠慮がちに入ってくる一人の女性がいる
彼女は 心の病になったと答えが。。。小さな鳥を見て 窓に近寄る
そぉーとその姿を わたしは だまって見守っている
また一台 入りたそうな車が一旦停止の位置に一時停止する。。。
入ればいいのに 左へ進んでいった
人と会うのを拒んでいるんだなぁと 心のうちで思った
店の中にいる彼女は カレーと野菜ジュースを食べたら なんだか落ち着かない
そんな時声をかけるんだ「遠慮せんと ゆっくりしていきまっし。。。」
その声に笑顔を見せる「天気がいいから 来ました。。。」
車からなにか持ってきて。。「はい これ さくら貝」
わたしの手が震えた。。。子供の頃胃潰瘍で入院先で院長先生と一緒にとった
貝だ。。朝早くわたしの病室に迎えてくれて 海へ連れて行ってくれた先生のことを このさくら貝を見ると なぜだか手が震えた
彼女は言う「おかあさんがね この貝は 幸せの貝だって 」
「そうだね 幸せの貝だね 繊細で 透明で それでいて。。こわれそうで
わたしは さくら貝が好きだよ 綺麗な綺麗な貝 ありがとう」
ふとおもったことがある こころはすぐにきずついてしまう
でもきずついたこころは きっとなおすことが できるとおもったんだ
なにも彼女には してあげることできないけど
オルゴールのふたを開けてみて
なにもなくても
お帰りよ
いつでも この海であなたを
見守っているよ
海とオルゴール
こころはすぐにきずついてしまう でもそのこころをなおしてくれる
場所が いつでも ここにはあるんだ
海とオルゴールのおばちゃんより