福島と宮城の県境にある萬藏稲荷神社。馬方をしていた萬藏という人が旅の老僧を助けてあげたところ、老僧は稲荷神社の化身で、お礼に馬3頭を授かり、それをもとに稲荷神社を建てたといういわれがある。
△社殿と鳥居、手水舎
△数百mも続く参道は木立の中。百数十基の鳥居が立ち、神秘的な雰囲気が漂う。山肌から清水が湧き出て、山野草がそこかしこに…
△ウワバミソウ(蠎草)
△ツクバネソウ(衝羽根草)
△クルマムグラ(車葎)
△マイヅルソウ(舞鶴草)
△ハナイカダ(花筏)雄花
△チゴユリ(稚児百合)
△タニギキョウ(谷桔梗)
△ホオノキ(朴の木)
△タニウツギ(谷空木)
朱色がはげてしまった鳥居、朽ちて根元しか残っていない鳥居、扁額が落ちてしまった鳥居、まだ新しい金属製の鳥居…奉納した人の思いがたくさんの鳥居に宿っている。
雪が積もっている冬の時期にしか行ったことがなかったので、こんなにたくさんの山野草が咲いていることを初めて知った。今年はもう遅いかと思っていたツクバネソウに出会えて、Happy !