ユニオン千葉 ユニオンの 抗議行動 みがく秋

ユニオン千葉では面談による相談者には必ず予約の上で来所いただいています。
相談者が同じ時間に来所したり、ユニオン千葉の相談員が不在の場合もあるからです。
相談者のうちすぐ会社に対して行動を必要とする方はその場で加入します。
その場合会社に対し加入通知書と団体交渉申し入れ書を加入日の次の日迄には書留で送付します。
組合員が加入した1週間後に団体交渉日を会社より連絡してくれるよう書類に明記しています。
1週間以内に連絡の来る会社、遅れて来る会社それぞれですがほとんどが団交日を連絡して来ます。
中には何度催促しても無視をしたり、意味不明の理由をつけて団交日を連絡して来ない会社があります。
この場合、団交を実施するためにはひとつは労働委員会に団交拒否の不当労働行為で提訴する方法。
ひとつは抗議行動で会社の労働問題の内容を明記したビラを会社前や関係施設最寄駅などで配布します。
この二つの方法でまず100％会社は交渉のテーブルにつきますが、これは会社にとって損な方法だと思います。
話し合いをする前にユニオン千葉と対立関係になるのは会社にとって何の益も無いのです。
まず団体交渉を行い、話会いで解決する、これが一般的でほとんどが1～4回程度の団交で解決します。
争議の内容により全てではありませんが一般的に5回以上団交を行うようになると交渉は難航といえます。
団交が決裂したらどうするか、まず抗議行動を実施するのがユニオン千葉の方針です。
抗議行動と併用して労働委員会へのあっせん、裁判所への労働審判、内容によっては訴訟も行います。
ただ団体交渉と抗議行動を2本柱として労働問題の解決を図るのが労働組合たるユニオン千葉の役目です。
団体交渉が決裂した場合抗議行動を行う場合には必ず会社側に予告しますが「おどし」ですかという会社があります。
「おどしなどという言葉は使わないでください、おどしなどではありません、これは予告です」とはっきり言います。
ユニオン対策本に「組合は費用効果を考えるので常に実行するわけではありません」と書かれているのがあります。
他のユニオンはそうなのかもしれません、ただユニオン千葉は抗議行動こそユニオンの真髄と考え実行します。
抗議行動はユニオン千葉として他の個人加盟ユニオンと少し異なる方法をとっています。
多勢で行はず、5～6人で波状攻撃的にハイスピーカーメガホンを使用、ビラまきなどを何回も繰り返します。
抗議行動こそ労働組合に認められた合法的な闘いの武器であり、抗議行動に磨きをかける事が重要課題です。
第一に絶対に法を犯さない抗議行動の研究、正確な情報を入手し、効果的な方法で抗議文、ビラを作成する事。
抗議行動が正義の闘いである限り、ユニオン千葉は間違った情報を宣伝する事、違法行為は100％行いません。
抗議行動は闘いと同時に最大の広報、宣伝活動、誠意のない会社を宣伝の標的とし何回も何十回も行うのです。
広報と宣伝が重要業務であり、ユニオン千葉は他の予算を削っても多くを広報、宣伝費に計上しています。
「闘わないユニオンは牙を抜かれたオオカミだ」と言ったら言い過ぎになるでしょうか・・・・・