ユニオン千葉 日の本に 格差社会が 進む夏

ユニオン千葉ホームページより抜粋

日本における格差社会の進行

格差社会が現実のものとなってますます進行していきます。
豊かな人々はますます豊かになり、貧しい人々はますます貧しくなってゆく。
有給休暇もまともに取れない中小企業で働く人々、中でも50人未満の小企業、零細企業で働く
人々や契約社員、派遣社員、パート、アルバイトの方にとっては将来の不安が増す一方です。
安定しない低賃金の為結婚をためらう独身者。少子高齢化を防ぎ、将来の年金に対する不安を
無くす為にも現在の格差社会を無くし、賃金の底上げ、最低賃金の大幅アップが絶対に必要です。
真面目に年金を納め、65歳迄働いた労働者が生活保護より少ない年金と言う事が現実に
おこっているのです。長い年月、年金を納入し続けた労働者が生活保護受給者より
生活困窮している状態、これは働く者の味方である労働組合として決して見過ごしの
出来る問題ではありません。一方国民の為に働くべき公務員が有給休暇は十分に取得し、
年金は厚く保護され、解雇も殆んど無い状態で安穏に暮らしています。
役人だけが優遇される日本の社会がこのまま進むと貧しい人々の不満が全国的に
暴発しないとも限りません。国家が有効な対策を行わず、格差社会を推進するような
現在の政治体制が底辺の労働者の生活をますます苦境に追いやって行くのです。