食彩館アルビンのブログ

オーナーの板長が作る食事とトイプードルのコロン、ダイヤの日々の生活。お客様のトイプードル達と趣味ののんびりランのご紹介。

東北関東大震災の報告 4

2011-03-29 20:44:43 | インポート

昨日の続きです。

3月20日

地震の報道番組が半分くらいに減りました。
裏磐梯に残っている知り合いに電話を。
こちらと同じく何もすることがないとの事、相変わらず物資がなくガソリン、灯油もないとの事でした。
そちらに居た方がいいと言われましたが今後の事を考えると焦りが出てくるようになっていました。
もちろん子供の避難が最優先なのは分かっているのですが。
牛乳やホウレンソウから放射能が検出されと報道されました。
オウム返しのように、ただちに健康に・・・・、食べても体に害はないと。
といいながら、ホウレンソウと牛乳は廃棄処分になったとも。
何を持ってこんないい加減な事を言っているのか分からなくなってきています。

夜になって報道では「安心」をアピールしていたが
原発の近くにお住まいの方々の感情を全く理解していないようです。
屋内退避の方々に食料も届けずに、しかも寝た切りの方、病気の方に医療もなく
どうして生活しろというのでしょうか?
最悪の場合避難するガソリンすらないというのに。

3月21日

さすがに10日間何もする事がなく、テレビ観ている生活に不安がのしかかってきます。
もちろん、今後の生活を考える時間が多くなってきているので。

3月22日

裏磐梯より子供たちが元気にバドミントンをやっているとの電話を知り合いより頂きました。
依然、ガソリンや灯油はないとも。
徐々に原発も安定してきているのでそろそろ帰る事を考えなければなりませんが
灯油がない限り戻ってもペンションを再開できないので
もう少し状況が改善してから帰る事にしました。
農産物の放射能汚染の報道がされています。
政府や東電で保障されるようですが
いつもながら観光業に対しては何もないのでしょうか????

3月23日

福島産の露地野菜等の出荷停止及び摂取制限が出されました。
東京の水からも放射物質が発見され1歳以下の赤ちゃんには摂取制限が。
依然、ただちに健康に・・・・です。
朝から余震が多発していて、地震と原発、どうなるのでしょうか??
G.W.のキャンセルも出始め益々不安になるばかりです。


続きはまた明日です。

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復興に向けて???

2011-03-29 08:57:52 | インポート
快晴の青空が広がっています。
昨日よりもかなり暖かいようで、東京では桜の開花とか?
そろそろ雪景色から薄緑色の新緑がいい頃となりました。

こちらに戻ってからは余震の数もほとんどなくなり
船酔い?状態から回復しています。
そろそろ震災地でも復興の動きが活発になってきて
将来に向けて頑張らなければいけない時期となってきましたね。
私共もへこんでいる訳にいかないので
アルビン復興へ??にむけて何かしなくてはなりません。
といっても何をしたらいいのか分からない状態で
ただ唯一救いは家族全員元気な事です!!!
それと皆さま方からの温かい励ましがありますので
これを糧に何かを探していこうと思っております。
取り合えず??本日も掃除に精を出します!!!


家族全員と申しますと今まであまりなかった事です。
地震後家族全員で車の中で生活したり、一緒に寝たり、一緒にいつも食事をしたり
ほとんど離れることなく生活しています。
今までは仕事の関係で子供たちだけ私の親と一緒だったり、中学校組みは部活中心の生活で
週末あちこちに行っていたり、めったに全員そろって食事すらする事がありませんでした。
この機会に家族の絆??のようなものが出来たような気がします。
会っている時間が少ないので、勿論会話の機会もなくなり
何を考えているのかもよく分かりませんでしたが
たっぷり時間を使って話す事も出来ました。
たまには良いのでしょうが、こんな時なので複雑な気持ちです。

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東北関東大震災の報告 3

2011-03-28 19:05:06 | インポート

そろそろストレスがたまり暴言に近い??発言をお許しください!!

3月16日

相変わらず朝から震災のニュースが流れています。
阪神淡路の際に震災の時の救援のシステムが確立されていたのでは?
と思っていましたが、いまだに全く救援の手が回らない事に腹が立つ。
テレビでは学者の方が「ただちに・・・・」「今すぐに・・・・」と必死になって
パニックにならないように宥めているようで尚更懐疑的になってしまいました。
1回のレントゲンの放射線の量と1h比較の計算すらできない解説者も
あくまで机上の話をするばかりです。

政府が動けない分自衛隊の方々や地元のボランティア―の方々の働きには
感心するばかりでした。

3月17日

何もすることがなく前日と同じくテレビを観て過ごしていました。
そして1日が終わる頃になり色々な方々から電話を頂戴しました。
皆さんご心配いただいており、久々にお聞きする声も沢山ありました。
本当にご心配おかけします。

3月18日

新潟の知り合いの方々よりお見舞い!!を頂きました。
大変ご丁寧です。
何故か、新潟に避難している事がばれてしまいした。
何年か前にペンションにいらして頂いた方もおり
状況が分かるだけにご心配いただいたようです。

3月19日

15日に新潟に来て以来、初めての家族全員で買い出しに出ました。
まずはガソリンを補給。全てのスタンドが給油オーケーで福島とは大違いでした。
続いて、こちらに来るといつも立ち寄るスーパーへ。
テレビで報道されているようなことはなく、ほとんどすべての商品はありました、しかも豊富に。
ただ、コメどころにもかかわらずコメがなくなっていたのにはびっくりしました。
(後で聞いた話では親戚や知り合いの方々に送っていて無くなってしまったようです)
それと、インスタントラーメンも1パックづつでしたが、皆さんその他の食品が豊富ですので
見向きもされず素通りされていました。

帰宅後テレビではNHKですら普段の番組になり情報が得られないのは大きな不安となりました。
夜になってようやく国営放送局が情報を流し始めました。
電気の通じていない被災地ではテレビを見ることもできず
どうして情報を得ているのでしょうか??
たぶん置かれている立場なども分からいでしょうに!!!
局に送られてくるファックスを見ると

いわき市がゴーストタウンになっている
村ごと東京に移転した
会津では物資がなくなっている

なんて、恐ろしい事ばかり書かれていました。
屋内退避している間に周りの方々が避難していて
気がつけばだれ一人いなくなっていた!なんてシャレにもならない話が
実際起こっているようです。


続きはまたあす以降に。
暴言、失言多々あるかと思いますがどうぞお許しを!!

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こんな時こそ、バドミントン!

2011-03-28 09:13:25 | バドミントン


快晴の青空が広がっていますが、今朝はかなり冷え込み
ストーブ全開でも暖まってきません。
今週からようやく暖かくなってくるようですが
早く春が来ますように!!

昨日は裏磐梯の子供達、他地域の子供達、小、中、高と30人くらい集まり
バドミントンを楽しんでもらいました。
皆、震災後からだを動かしておらず、ストレスをためっぱなしだったようで
元気よく、そして楽しそうにプレーしていました。
2週間ぶり、もしくはそれ以上プレーしてなかった子供達もいて
はじめ、カキ~ン、カキ~ンというフレームショットの音が響いていましたが
1時間もたつと皆、元に戻り2時間後にはかなり真剣なプレーをしておりました。
他の地域では震災で体育館が避難場所に指定されているようで
なかなかバドミントンや運動自体が出来る環境にはないようです。
その結果、短時間のひきこもり状態が続いていたようで
昨日はそのうっ憤を晴らすかのように思い切りシャトルを打っていました。
その結果、かなりのシャトルの消耗となり用意していたニューシャトルの
ほとんどがなくなり、本日以降の練習が少々心配になってきました

それでも子供達の元気な顔を見ようと保護者の方々も多く集まってきて
フレームショットの際や空振り??の際には大きな笑い声が
体育館の中に響いていました、普段は静かな応援が多いのですが。
子供達には、こんな時こそ、バドミントンで汗を流してもらい
元気を取り戻してもらいたいですね!!

他の地域でプレーできない子供達も参加オーケーですので
是非参加して下さい!
本日からは本格的な練習がはじまりますので(by,Sコーチ)
みんなで早く現状復帰をめざしましょう!!!
本日は午後1時から4時まで裏磐梯自然活用センター体育館にて行います。
参加費はシャトル代の300円/1人です。
参加希望の方は(0241)32-3190までご連絡下さい。

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東北関東大震災の報告 2

2011-03-27 20:11:02 | インポート

昨日の続きです。

3月15日

朝一番携帯が鳴りました。
「原発が危ない状態かも」「避難した方がいいかも」との内容でした。
14日でこれから先の予約がすべてキャンセルとなり、何もすることがなくなり
最悪の事態を考えると子供達を最優先に考えた方がいいと決断。
もちろん放射線被爆を懸念しての事ですが、大人は宣伝文句のように言われている
ただちに健康を損なうことはないにしても、子供達は違います。
放射線に対して感受性の高い子供達を放射線から守るためには
ここを離れるしかありませんでした。

問題発生!
新潟に戻る事にしたのですが、到着するまでのガソリンがすでに無くなっていました。
メーターで半分を着る残量しかありません。
実家に電話をかけガソリンを手配してもらい、行ける所まで行く事に。
今日も子供達は学校に行っていたので、学校に連絡し早退する事にしました。
当面帰ってこれないと家内は荷造りをして積めるだけの荷物を積み込み
私はガス欠になる事を想定してガスコンロなどを積み込みました。
新潟から連絡が入りガソリン40リッター入手できたとのことで
途中連絡を取りながら待ち合わせをして給油する事に。
車に積めるだけの荷物を積み込んで、お隣さんに挨拶に。
もし最悪の場合戻ってくることはないのか?と思うと
なんとも言えない気持ちになりました

車に乗ってさあ出かけようという段になって、お隣さんが
親戚が避難してくるので部屋を貸してほしいとの事。
当然何もできませんが部屋を貸すだけならオーケーなので、すぐに「どうぞ!」
もしもの場合の備えてペンションで使っている野菜類の保管場所、ボイラーの使い方、灯油の保管場所などを
案内して、勝手に使ってもらう事にしました。
誰もいなくなるのでこちらとしても心強く助かりました。
そのまま出発して子供達を載せて、いざ新潟へ。

福島県を越して新潟県の最初の町、津川町に入るとガソリンスタンドに行列ができて渋滞していました。
反対車線側のスタンドにUターンして給油待ちの列に入りました、たぶん10台くらいしか並んでいませんでしたが。
新潟方面に向かう車が長くつながっていましたが、その車の100%近くが
福島ナンバーの車で、この時点で県内を非難する人々が多い事にビックリでした。
13リッターだけ給油して津川インターから磐越道に。
北陸自動車道の黒崎パーキングで給油、満タンに!!たまたまタンクローリーが入っていたためです、ラッキー
その後順調に走り待ち合わせなく無事新潟に到着しました。
福島では全てのガソリンスタンドが閉まっていましたが
たった1時間ちょっとで給油出来、3時間後には行列すらなく普通に給油でき
環境の差にはまたまたビックリする事になりました。
さすがに、安心するとともに疲れました!!!何と長い1日だった事か・・・。



やんちゃなダイヤは狭い車の中で大はしゃぎ!!



この先どうなるのって感じのコロンです。



やはり不安そうなブラウンです。



続きはまた明日に

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