一方一般国民に対する供給は、2021-5-6までに4000箱(=470万回)、2021-6-28の週までに61500箱(=7200万回)、2021-7-26の週までに16000箱(=1870万回)
現在2021-6-30の段階で、65歳以上の高齢者に対するコロナワクチンが不足しているというニュースでもちきりである。「予約券の申請を一端中止する」という市町村の対応の一方で「ワクチンは予定とおり入荷しているので、秋までには接種可能」などと河野太郎担当大臣は言っている。しかしこの弁明には矛盾がある。前述の様に高齢者3600万人分のワクチン(7200万回分)は2021-6-28の週には届いているはずだからだ。モデルナワクチンの接種も始まっているのだから、益々不足問題はおかしい。何故河野太郎担当大臣は、約束通りに行き渡っていない現状を無視して「不足していません、秋には全員が接種できます」などという的を得ない会見をするのか不思議です。
こういう問題は真摯に受け止めて、不足してしまった原因を正直に説明・発言していただきたい。以下の1.2.3.のような事実があるようなので(TV報道でも繰り返し言っている)隠さず、はっきりと言えばいい。
1.多くのワクチンが配送ミス、開封ミスによって廃棄処分になっている??
(接種キャンセルによる廃棄、冷凍庫不具合による廃棄という報道多数あり)
2.そもそも予定通りにファイザーから入荷できていない??
(予定は年内にファイザー1.4億回分 モデルナ0.5億回分 アストラゼネカ1.2億回分)
3.予定通りの入荷ではないにもかかわらず、60歳以下の接種を始めてしまった??
予定通りになっていない市町村は、明石、神戸、加古川、岡山各所など多数