厚生労働省が発表しているPCR検査数と陽性者数を2022-8-13時点で確認
陽性者数>PCR検査数という不自然なデータが数日存在する
2022-1-1から2022-8-12迄の陽性者数合計は1350万人 → 日本の人口の10%以上
2022-1-1から2022-8-12迄のPCR検査数合計は3600万人 → 日本の人口の約30%
厚生労働省が発表しているPCR検査数と陽性者数を2022-7-29時点で確認
【不可解な事象-1】
2022-7-13から7-28迄の二週間に於けるPCR検査数と陽性者数の関係を図-2に示した。みてわかるように、陽性者数がPCR検査数を上回る日が多数みられる。このようなことはあり得ないことから、厚生労働省が発表するデータの杜撰なことがよくわかる。しかもマスメディアはこういった杜撰なデータ公開に疑問をもっているはずであるが、一切報道しない。
【不可解な事象-2】
PCR検査数の日平均値は以下。2022年の検査数は2020年の10倍以上であるということを全く言わずに陽性者数(感染者ではなく、ウイルスが居た人のこと)のみを報道して右往左往している。
2020年のPCR検査数 : 約14000件/日
2021年のPCR検査数 : 約64000件/日
2022年のPCR検査数 : 約151000件/日
【不可解な事象-3】
2022年の検査数が異常に多い。コロナ感染がほぼ終息し旅行にでかける人が急増している。これは各都道府県が県民割引5000円などのサービスを始めたからである(GOTOトラベルに代わるサービス)。ただし参加条件にはワクチン3回接種およびPCR検査陰性の証明がはいっている。ワクチン接種やPCR検査利権を大いに活用している結果と考える。
そして、無料のPCR検査、抗原検査受ければQUOカード、アマゾンギフトカードなどがもらえる。また陽性になれば最低5万円の保険が下りる・・・というようなこと迄しているということが、検査数が異常に多く跳ね上がっている理由である。此処迄来るとなんだか滑稽。
【不可解な事象-4】
2022-8-3の段階で、医療のひっ迫が大きな問題として取り上げられている。しかし図-3 のように人工呼吸器の装着数は2022-8-1で僅かに127件であり、受入可能件数は2159件である。重症化(人工呼吸器の装着)の率は127人/230000人=0.05%である。なのに医療逼迫とさけんでいる理由は、軽症者を入院させているからである。では何故病院は軽症者を入院させているのかというと、補助金がもらえるからである。重傷者ベッド1500万円、その他450万円であるから、どんどんPCR検査をして陽性者を感染者と呼んで増やして、ちょっとの風邪症状で入院。うはうは儲かるこのシステム、手放すはずがないです。これが現在の日本(特に東京都)が行っている愚策中の愚策。尾身茂会長お見事です。
図-3 2022-8-1時点での人工呼吸器装着数