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〔詩〕旅上

ふらんすへ行きたしと思へども ふらんすはあまりに遠し せめては新しき背広をきて きままなる旅にいでてみん。 汽車が山道をゆくとき みづいろの窓によりかかりて われひとりうれしきことをおもはむ 五月の朝のしののめ うら若草のもえいづる心まかせに。 作 萩原朔太郎  新潮文庫・現代名詩選(中)1980  去年、私が「みづいろの窓」をブログのタイトルにしようかと思い、 検索したら、大勢の人がこれを使 . . . 本文を読む
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