俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■五体俳句636「冥府へは誰も身ひとつ露の秋」(『歳月』1992)(倉橋弘躬)

2023-09-05 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句636・身体30身21・倉橋弘躬01・2023-09-05(火)
○「冥府へは誰も身ひとつ露の秋」(『歳月』1992)(倉橋弘躬01)
○季語(露の秋・三秋)(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:掲句にも下記の一句にもでてくる超次元「冥府」と「冥土」。そして五体の「身体」と「貌」。露の秋に秋風が「身に入む」。おっと、これも三秋の季語か。


倉橋弘躬(くらはしひろみ)
○好きな一句「冥土より振り向く貌や秋の風」(『歳月』1992)02
○季語(秋の風・三秋)(引用同上)

【Profile】:1910年兵庫県神戸市出身。→飯田蛇笏・→飯田龍太に師事。「雲母」同人を経て「白露」同人。


コメント    この記事についてブログを書く
« ■五感俳句636「爽やかやパセ... | トップ | ■色彩俳句636「黒塗りの昭和... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

五体俳句」カテゴリの最新記事