○色彩俳句639・あかがねいろ(銅色3)・市川薹子01・2023-09-27(水)
○「穴惑あかがねいろに水がやせ」(『たう』2017)(市川薹子01)
○季語(穴惑・仲秋)(「→閑中俳句日記(別館)-関悦史-」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:平仮名の「あかがねいろ」は初出。漢字では「→銅色」で2句既出。鉄の→臭いや→色の水を扱った句は多いが銅色の水は希少。銅色に痩せた湿原を這いながら穴惑はさらに途方に暮れているようだ。
○市川薹子(いちかわとうこ)
○好きな一句「見覚えの日だまりのある野菊かな」(『たう』2017)02
○季語(野菊・三秋)(「→ふらんす堂」より引用)
【Profile】:1945年高知県須崎市出身兵庫県明石市在住。1985年「青」に入会し→波多野爽波の指導を受ける。2009年→石田郷子の「椋」入会、2012年第4回「椋」年間賞受賞。「椋」会員。
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