○次元俳句593・裏(空間)14・池田昭雄01・2022-07-24(日)
○「菩提樹の葉裏に縋り蟬の殻」(池田昭雄01)
○季語(蟬の殻・晩夏)(「俳句界201303・別冊平成名句大鑑」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5・忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:蟬の殻が意外なところに縋りついていることがある。そこがどこであっても登りつめたところであったのだ。掲句では菩提樹の葉裏が。
○池田昭雄(いけだあきお)
○好きな一句「水神の祠の下に魚簗を打つ」(『寸陰』2015)02
○季語(魚簗・三夏)(「俳句界201508」より引用)※魚簗(ヤナ):川瀬で魚を獲るための仕掛け。生活分類。
【Profile】:1927年福岡県出身在住。1967年「ホトトギス」初入選 。1992年「ホトトギス」同人 。2000年「冬野」主宰から名誉主宰。→河野静雲、→小原菁々子、→高浜年尾、→稲畑汀子に師事。
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