○五感俳句346・聴覚88・金子千侍1・2017-8-28(月)
○「螇蚸の翔ぶ音激し地蔵越ゆ」(金子千侍1)
○季語(螇蚸・秋) 「はたはたのとぶおとはげしじぞうこゆ」(→「現代俳句データベース」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:螇蚸(はたはた)は飛蝗(ばった)の別名。力強い螇蚸の飛翔の音が、地蔵の頭を越えていきました。
●金子千侍(かねこせんじ)(1928~2016)
○好きな一句「大霜を秩父夜祭つれてきし」2
○季語(秩父夜祭・冬) 「おおしもをちちぶよまつりつれてきし」(「俳句四季201604」より引用)
【Profile】:埼玉県秩父皆野町出身。旧制新潟医専で脳外科を学び開業医。1970年「寒雷」入会、→加藤楸邨に師事。1975年同人。のち同人会長。1993年、→中村和弘主宰「陸」入会、同人。現代俳句協会会員。父・→金子伊昔紅が復活させた秩父音頭の家元。俳人・→金子兜太氏の実弟。
おはようございます。
ご兄弟揃われて素晴らしいです。今朝も
名句のご紹介有難うございました。
ご自愛の程を