○五体俳句0305・髪016・伊藤翠01・2016-11-15(火)
○「冬草に雨をみてより髪染める」(「船団」200107)(伊藤翠01)
○季語(冬草) 「ふゆくさにあめをみてよりかみそめる」(→「季語別俳句歳時記」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:髪を染める軽いきっかけとなったのは、冬草に付着した雨粒を見たからです。感情の機微を詠んだ「配合」句です。
○伊藤翠(いとうみどり)
○好きな一句「マネキンの手足はずされ冬花火」(『桜しべ』2006)02
○季語(冬花火) 「まねきんのてあしはずされふゆはなび」
【Profile】:1934年生まれ。長野県在住。「未来図」同人、「風鈴」同人。現代俳句協会会員。
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