俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■挿絵俳句672a「遠景となる稲滓火の立つところ」(『遠景』2024)(鎌田透次)

2024-10-30 04:56:00 | 挿絵俳句

○挿絵俳句672a・遠景となる・透次686a・2024-10-30(水)
○「遠景となる稲滓火の立つところ」(『遠景』2024)(→鎌田透次686a)【→Haiku and Illustrationへ →第14句集50句へ】
○季語(稲滓火・晩秋)

it's a distant view
a fire that burns
rice straw waste / Touji

【作句メモ】:「稲滓火(いなしび)」とは「拾い集めた稲藁の屑を燃やす火」ということだそうだ。子供の頃は火よりも煙が記憶に強く残る。この煙が晩秋の刈田の記憶である。


コメント    この記事についてブログを書く
« ■五体俳句672「檸檬は鳥類て... | トップ | ■色彩俳句672「母が家の淡き... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

挿絵俳句」カテゴリの最新記事