○五体俳句342・髪19・西山ゆりこ1・2017-08-01(火)
○「怒りにも表面張力髪洗ふ」(西山ゆりこ1)
○季語(髪洗ふ・夏) 「いかりにもひょうめんちょうりょくかみあらふ」【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:今日の出来事にただならぬ怒りを覚えています。もはや表面張力の限界で水があふれだす寸前のような怒りです。髪を洗いながらはたして鎮めることができるのでしょうか。
●西山ゆりこ(にしやまゆりこ)
○好きな一句「天国のあいつに近いビアホール」(第19回全国俳句募集「天の一句」NHK出版賞受賞句)2
○季語(ビアホール・夏) 「てんごくのあいつにちかいびあほーる」(→「俳句のくに・三重」より引用)
【Profile】:1977年、神奈川県川崎市出身。2003年「駒草」入会。→西山睦に師事。
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西山ゆりこ掲載句
03前髪を上げるヘアピン体育祭(体育祭・三秋)〈五体670・前髪1〉2024/10/14
怒りは体のすべてに表れます。やはり髪は女性の大切なものですね。良い句のご紹介有難うございました。ご自愛の程を