●次元俳句0268・細い(空間)02・福神規子01・2016-03-03(木)
○「折鶴のくちばし細し立子の忌」(福神規子01)(→忌日祈念日)
○季語(立子忌・春) 「おりづるのくちばしほそしたつこのき」(「俳句201506」より引用)【→次元俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:次元「細い」の第2弾。折鶴は嘴の羽も尻尾もすべての尖端は尖っています。そのなかでくちばしだけをとりあげて句に詠み込みました。雛祭の今日は星野立子の忌日(1984)。
●福神規子(ふくじんのりこ)
○好きな一句「夕暮の人みな小さし花の雨」02
○季語(花の雨・春) 「ゆうぐれのひとみなちさしはなのあめ」
【Profile】:1951年、東京都出身。1970年作句開始、「ホトトギス」に投句。1973年→清崎敏郎指導の夜長会入会。1985年「ホトトギス」同人。1988年「惜春」「若葉」入会。1997年「若葉」同人。2012年「若葉」結社賞受賞。「惜春」「若葉」編集同人。俳人協会幹事。『人は旅人』で最3回→星野立子賞最終選考。2015年→高田風人子とともに「惜春」を継承した「雛」代表。
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福神規子掲載句
03斑猫の斑のうつくしき青鬼村(斑猫・三夏)〈特集438・美し俳句2-7〉2019/7/5
04蕗の薹摘みたる指を雪で拭き(蕗の薹・初春)〈五体519・指20〉2021/2/23
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