●色彩俳句407・光彩13・寺門孝之1・2018-11-28(水)
○「日の元の光を垂らす柿花火」(寺門孝之1)
○季語(柿花火・初冬)(「俳句四季201611」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:冬まで枝に残っている柿。冬陽が沁み込んで芯まで熟している。※柿花火:冬空に葉が散った後なお実がたくさん残り、霜で赤らんだその姿がまるで真夏に打ち上げられた花火のように見える様を言う。
●寺門孝之(てらかどたかゆき)
○好きな一句「星祭●車高短車の下る坂」2※●は文字空け
○季語(星祭・初秋)(「俳句四季201608」より引用)※車高短車(シャコウタンカー)
【Profile】:1961年愛知県名古屋市出身。イラストレーター。画家。大阪大学文学部美学科卒。神戸芸術工科大学教授。1985年第6回日本グラフィック展大賞受賞。水彩画からコンピュータグラフィックスまで、幅広いグラフィックワーク。
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