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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■方法俳句636「落日や火の粉のやうに小鳥くる」(『有頂天』2007)(多々良敬子)

2023-09-07 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句636・直喩143やうに13・多々良敬子01・2023-09-07(木)
○「落日や火の粉のやうに小鳥くる」(『有頂天』2007)(多々良敬子01)
○季語(小鳥くる・仲秋)(「→21世紀をたのしむ昴俳句会」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:秋の夕焼に染まる落日。火の粉が降るかとみれば数羽の小鳥の降下であった。直喩「や(よ)うな」グループの多くの形の中の「やうに」。


多々良敬子(たたらけいこ)
○好きな一句「花ほほづき路傍の石の影短か」02
○季語(花ほほづき・晩夏)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)

【Profile】:1938年東京都出身。1982年より俳句を始め、1983年「さいかち俳句会」入会。「さいかち」(→田中水桜名誉主宰・→高岡すみ子主宰)同人。2003年さいかち賞受賞。


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