●次元俳句0207・大年(時間)03・龍岡晋01・2014-12-31(水)
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○「大年の風呂に鼻までつかりけり」(龍岡晋01)
季語(大年・冬) 「おおとしのふろにはなまでつかりけり」
【鑑賞】:大晦日の夕方、風呂に鼻まで浸かりながら一年を振り返ります。たとえ新年への準備がおろそかだとしても誰もが大晦日の気持ちになります。
○龍岡晋(たつおかしん)(1904~1983)
●好きな一句「露の戸に祭提灯とどきけり」02
季語(露・秋) 「つゆのとにまつりぢょうちんとどきけり」(「俳句例句データベース」より引用http://taka.no.coocan.jp/a5/cgi-bin/HAIKUreikuDB/ZOU/BUNKAsyuukyou/460.htm)
【Profile】:東京日本橋生まれ。中央商業学校卒業。俳優。戦前から文学座に所属。渋く堅実な演技で、樋口一葉、→久保田万太郎、森本薫らが手がけた、下町を舞台にした作品には欠かせぬ存在だった。1920年より作句。1943年、久保田万太郎に師事。1946年「春燈」創刊に参加、同人。万太郎との深い師弟関係は劇壇でも有名だった。
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