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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
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■五感俳句633「雁瘡や己しばりし記憶力」(『初心百句』2021)(加藤洋一)

2023-08-14 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句633・感情46記憶3・加藤洋一01・2023-08-14(月)
○「雁瘡や己しばりし記憶力」(『初心百句』2021)(加藤洋一01)
○季語(雁瘡・三秋)(「→ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko」より引用)※雁瘡(がんがさ):雁が来るころにできる湿疹性皮膚病のこと。乾燥肌の一種。雁瘡は雁が帰る頃になおるとされる(「→きごさい歳時記」より)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:乾燥肌がかさかさで痒い。私が思う存分に自由に行動できないのはそもそも私の記憶力が邪魔をしているからだ。


○加藤洋一(かとうよういち)
○好きな一句「古町の古道ぬけて木槿かな」(『初心百句』2021)02
○季語(木槿・初秋)(引用同上)

【Profile】:1947年愛知県名古屋市出身。生物化学研究所を創立。2016年俳誌「」(→小川軽舟主宰)に入会。「鷹」会員。


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