私たちは、特に若いときに
自分とは違う誰かにあこがれたり
自分とは違う何者かを目指そうとしたり
することがあります。
そして
その人の真似をしたり、同じ格好をすることによって
心が満たされたりします。
そのような場合
既に自分の中にある
“宝物”
という存在に、気づいていないのかも知れません。
あるいは
自分の中にある
“世界で唯一のもの”
を手放していることに、気づいていないのかも知れません。
人にはそれぞれ、与えられた能力や個性があります。
自分のそれに気づかずに、それを伸ばさずに
誰かのそれを自分のものにしようとすることの意味は?
どんなに頑張っても
“自分とは違う自分になることはできない”
のではないでしょうか。