voxジャイアンツのオーダー。外野手は攻撃を重視し、守備力を軽視するときめたので、緒方にかわり吉村とした。1番バッターに選球眼のいい篠塚、2番バッターにもっとも信用できるクロマティ。
【第1戦】
ジャイアンツの先発は斎藤、ライオンズの先発は渡辺久でプレイボール。試合は投手戦となった。
8回、斎藤は92球をなげて0対0のままマウンドを水野にゆずる。渡辺久は続投。
9回表、ライオンズは吉竹にかえて代打デストラーデを出してきた。ジャイアンツ水野は予定どおりこれを敬遠してピンチをのりきる。
12回表、ライオンズは四球→盗塁→進塁打→スクイズというお家芸のスモールベースボールで貴重な1点をもぎとる。vox6336はうかつなことにスクイズをまったく警戒していなかった。打順がピッチャーであったために、つい打ち取った気になってしまい、そういう戦法があることをすっかり忘れていた。
12回裏、「もう負けたか」と思っていたところ、8番川合が出塁しここで9番ピッチャー香田。さすがにここは「送りバント」しかないだろう。1番篠塚が打ち取られるも、2番クロマティがタイムリーヒット。試合を振り出しにもどした。2番クロマティがうまいこと機能した。
13回裏、渡辺久の170球目、岡崎の劇的なサヨナラホームランで試合がきまった。
試合後、岡崎選手のインタビュー:「野球観がかわるほどショックをうけたと言いましたが、あれは嘘です」
vox6336監督のインタビュー:「すべて監督がヘボでしたが、勝ちました」
第1戦を制したのは運がよかっただけだろう。渡辺久に170球投げさせることができたのは上々の出来だ。