太平洋戦争の海戦といって、スラバヤ沖海戦を思い浮かべるひとはあまりいないと思う。知らないひとのほうが多いのではないだろうか。かくいうvox6336もあまりよく知らない。
ざっくり説明すると「太平洋戦争の初期に」、「ほぼ同数の艦隊が戦い」、「約48時間という長時間にわたり」、「10㎞前後から20km前後、最大で25kmのロングレンジからの砲撃および雷撃によって」、「日本軍が圧倒的な勝利をおさめた」というものであるらしい。
航空戦力をもちいることなくアウトボクシングに徹したのなら、48時間も殴り合ったというのは分かるのだが、この条件で一方がもう一方に対して圧倒的な勝利ということがあるのだろうか。どうしてそうなったのだろう。
ということでPC-8001(NEC)の「スラバヤ沖海戦」(1983年、ポニーキャニオン)をプレイしてみよう。ゲームデザインはレックカンパニー(鈴木銀一郎)。
起動(RUN)して、何かキーを押す。説明はこれだけ。