読者の皆さま、本年もよろしくお願いいたします。
さて、「ユートピアの途」につづき、「人間とは何か」(M.ブーバー著、児島洋訳)の抄本と抄を作成しました。
「ユートピアへの途」と「人間とは何か」はほぼ同時代(第二次世界大戦前夜から戦中)に構想、執筆されたもので、両書を読むと、「ユートピアへの途」の哲学的根拠としての「人間とは何か」、「人間とは何か」で示された思想の具現化としての「ユートピアへの途」という連関性があり、とても興味深かいです。
現代における人間性の荒廃を憂い、再生を願っている読者諸氏の参考になれば幸いです。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~ipr_phenomenology/buber-intro.htm
* IPR現象学研究会のホームページ
http://www7b.biglobe.ne.jp/~ipr_phenomenology/index.htm
IPRとは( IPR現象学研究会のホームページから引用)
IPRというのはInter-Perponal Relationship の略で、直訳すれば「人格間関係」を意味します。従来使われてきた Human Relations(人間関係)の語が、ともすれば表面的な対人関係のイメージを生みやすいことをおそれ、より率直な「ほんとうの人間関係」を意味するIPRの語を使用しています。
1970年、心理学者・早坂泰次郎(立教大学名誉教授、故人)を中心に「日本IPR研究会」が創設されました。その研究会では、①対人関係理論の研究と、その実践である②グループ・トレイニングの開催を行ってきましたが、創設50年を迎える2020年に活動を終えることになりました。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~ipr_phenomenology/iprintro.htm